どの大学の卒業生が新潟工科大学の職員になっているのか

新潟工科大学が公表している令和6年度(2024年度)の卒業・修了者の就職先一覧に、学校法人新潟工科大学の名前があります。工学部の欄に1名で、勤務予定地域は新潟県柏崎市です。自分の大学の卒業生が、そのまま母校の法人に就職した例です。[8]‌​‌‌‌​​‌​​​‌‌‌‌​​‌​​​‌‌​​​​​‌​‌‌​​​​​​‌​‌‌​‌​​‌​‌​‌‌​​​​​​​‌‌‌​‌

学校法人新潟工科大学が就職先として載っている大学の進路資料(大学公式資料)
大学・学部掲載されている資料対象年度
新潟工科大学 工学部令和6年度 卒業・修了者 就職先一覧の工学部の欄に学校法人新潟工科大学(1名・新潟県柏崎市)2024年度(2025年3月卒業)
[8]

職種(事務職員かどうか)は資料に書かれていません。学校法人は大学の教員や技術系の職員も雇うため、この1名が事務職員として入ったのかは、一覧からは分かりません。[8]

令和5年度(2023年度)の就職先一覧にも学校法人新潟工科大学の名前がありますが、人数は大学院の欄に入っていて、工学部の欄は空いています。大学院の修了者は、事務職員と教員・研究員などの職種を見分けられないため、表には入れていません。[9]

大学が公表していること[1] [2]

新潟工科大学は、職員紹介や先輩の声のページを公式サイトに置いておらず、採用した職員の出身大学や出身学部も公表していません。募集の案内から分かるのは、応募できる学歴の幅です。[1]

  • 応募資格の学歴:専修学校、短大、大学、大学院
  • 必要な経験等:不問
  • 年齢:35歳以下
  • エントリーシートの学歴欄:高等学校以降を記入
  • 提出書類:成績証明書と、卒業見込証明書または卒業証明書(既卒者は職務経歴書も)
[1] [2]

卒業見込証明書を出せば応募できるので、在学中の学生も対象です。出身大学で応募できるかどうかが変わる書き方にはなっていません。[1]

募集の案内とエントリーシートが求めていること(引用)

2026年度の募集の案内には、求める人物像の文章はありません。そのかわり、応募資格とエントリーシートの質問から、大学がどんな人を探しているかが読み取れます。[1] [2]

応募資格の「必要な経験等」は「不問」で、「必要なPCスキル」には「Word・Excel・PowerPointの活用」と書かれています。大学職員の経験や事務の経験がなくても応募でき、そのかわり、事務ソフトを使いこなせることが前提になっています。[1]

エントリーシートの4つの質問[2]

エントリーシート(2026年度)の3ページ目は、次の4つの質問だけでできています。[2]

  • 「本学職員を志望する理由を書いてください。」
  • 「あなたの持ち味や強みについて具体的に書いてください。」
  • 「あなたが本学に貢献できることを書いてください。」
  • 「本学に入職して取り組みたい仕事を書いてください。」
[2]

「大学職員になりたい理由」ではなく「本学職員を志望する理由」、「取り組みたい仕事」も「本学に入職して」と、どれも新潟工科大学で働くことを前提にした聞き方です。大学一般の話ではなく、この大学の何に関わりたいのかを書く必要があります。[2]

2ページ目には、語学力(英検・TOEIC・TOEFL iBT・その他の言語)と、免許・資格を書く欄があります。1ページ目の写真は3か月以内に撮影したもので、氏名は自筆で書く決まりです。事実と違うことを書いた場合は「採用を取消すことがあります」と注意書きがあります。[2] [1]

大学が事務職員に期待していること[4]

令和7年度(2025年度)の事業報告書では、中期経営計画の項目の一つに「事務職員の学外交流の促進」を挙げ、大学行政管理学会への参加で他大学とのネットワークをつくったと報告しています。今後は交流の場を広げ、人材育成と結びつけることが必要だとしています。職員を外の大学とつなぎ、育てていく方針が書かれています。[4]

採用の仕組み。学校法人の独自選考で、書類のあとにWeb適性試験と面接

新潟工科大学は私立大学で、職員は大学を設置する学校法人新潟工科大学が採用します。公務員試験や国立大学法人等職員採用試験のような共通の試験はなく、法人が自分で募集を出し、自分で選考します。[1] [4]

2026年度 事務職員の選考方法(募集の案内より・予定)
段階内容
第1次選考書類審査(エントリーシート・成績証明書・卒業見込証明書など)
第2次選考適性試験(WEB)・面接試験
費用受験にかかる交通費などは自己負担
[1]

選考方法には「(予定)」と付いていて、面接の回数や適性試験の種類は書かれていません。第2次選考で適性試験と面接の両方が行われる、というところまでが公表されている範囲です。[1]

随時選考という形[1]

受付期間は「2026年8月7日(金)~ 随時選考」で、「※採用者決定次第、受付終了」と書かれています。締め切り日が決まっている試験ではなく、応募があった順に選考を進め、採用する人が決まった時点で受付を閉じる形です。採用予定は若干名なので、早く出したほうが選考に乗る機会は多いと考えられます。[1]

書類の出し方[1] [2]

書類は郵送か、大学へ直接持って行って出します。郵送するときは、封筒の表に「事務職員応募書類 在中」と朱書きし、簡易書留など追跡できる方法で送る決まりです。提出先は新潟工科大学の総務課の採用担当者です。[1]

エントリーシートは指定の様式で、PDF版のほか、2・3ページ目だけExcel版が用意されています。1ページ目は自筆で書いて写真を貼り、2ページ目以降はパソコンで作ってもよいとされています。メールアドレスの記入は必須です。出した書類は返してもらえません。[1] [2]

職員の仕事。法人の管理運営と、大学の教育支援の両方

募集の案内の職務内容は「学校法人全般の管理運営事務および設置する大学の教育支援業務(総務、経理、IR、教務、学生支援、入試広報、就職支援、産学連携等)」です。職種は総合職で、特定の部署に限った募集ではありません。[1]

職務内容に挙がっている仕事(募集の案内より)
分野内容の例
法人の管理運営総務、経理、IR(大学の情報を集めて分析する仕事)
教育支援教務、学生支援
学生を集める入試広報
卒業後につなぐ就職支援
地域・企業と組む産学連携
[1]

配属先や異動の周期は、公式サイトには書かれていません。総合職として採用し、これらの分野のどこかに配属されると読めます。[1]

事業報告書から分かる、いま大学が力を入れていること[4]

令和7年度の事業報告書は、少子化と大学間の競争の中で、学生の確保と財務基盤の安定が課題だと書いています。新しい入試区分の設置や広報の強化、2026年度に開設した地域イノベーションコースなど、入試広報や教務に関わる動きが続いています。[4]

事務の仕事そのものの変化も書かれています。事務業務の効率化と負担軽減のために、生成AIツール(Copilot)を導入して学内研修会を開き、教職員用のファイルサーバも作り直しました。勤怠管理システムの試験運用も進めています。PCスキルが応募資格に入っているのは、こうした仕事の進め方と関係していると考えられます。[4] [1]

新潟工科大学には、産学交流会という地元企業との組織があり、就職先一覧にも会員企業の印が付いています。職務内容の「産学連携」「就職支援」は、こうした企業とのつながりを扱う仕事です。[8] [1]

応募できる条件と待遇

2026年度の募集の案内に書かれている条件を並べます。募集ごとに変わるので、応募の前には必ず大学のお知らせで最新の案内を確かめてください。[1]

学校法人新潟工科大学 事務職員(総合職)の募集条件(2026年度の募集の案内より)
項目内容
募集職種大学事務職員(総合職)若干名
雇用形態正規職員(雇用期間の定めなし)
年齢35歳以下
学歴専修学校、短大、大学、大学院
必要な経験不問
PCスキルWord・Excel・PowerPointの活用
基本給188,000円(20歳主事・専修学校卒)~246,400円(30歳主事・大卒実務経験者)。実務経験に基づき給与規定で決める
賞与年2回(前年度実績:平均3.75か月)
諸手当超過勤務手当、通勤手当、住居手当、扶養手当等
退職金正規職員として6か月以上勤務した人に支給
勤務日・時間月曜~金曜日 8:30~17:30(休憩1時間)
休日・休暇土曜、日曜、祝日、創立記念日、夏季特別休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、特別休暇など(業務の都合で休日の振替あり)
試用期間採用後1年間(勤続年数に含まれる)
[1]

基本給は2つの例だけが示されています。20歳で専修学校を出た人が188,000円、30歳で大学を出て実務経験がある人が246,400円です。大学を新卒で出た22歳の基本給は書かれていないので、この2つの間のどこになるかは、応募のときに確かめる必要があります。[1]

採用日(いつから働き始めるか)も、募集の案内には書かれていません。随時選考のため、採用の時期は選考の中で決まると読めます。在学中に応募する場合は、卒業前後のいつから勤務になるのかを確認しておくと安心です。[1]

働きやすさについて公表されていること[7] [4]

学校法人新潟工科大学は、次世代育成支援対策推進法と女性活躍推進法にもとづく行動計画(2025年2月1日から2027年1月31日まで)を公表しています。目標は、職員1人あたりの月ごとの時間外労働時間を20%減らすことと、育児・介護休業の体制を整えることです。同じ計画で、直近1年間に採用した人に占める女性の割合は75.0%と公表しています。[7]

事業報告書では、教職員向けのストレスチェックと、その結果を踏まえた職場環境のアンケートを行い、業務負担やコミュニケーションの課題を把握したと報告しています。[4]

募集の時期。2026年度の募集は8月7日から随時選考

直近に公表された募集は、2026年8月6日にお知らせとして掲載された「2026年度 新潟工科大学 事務職員の募集について」です。[1]

2026年度 事務職員募集の流れ(募集の案内より)
時期内容
2026年8月6日募集の案内をお知らせに掲載
2026年8月7日~書類の受付開始(随時選考)
受付後第1次選考(書類審査)
第1次選考のあと第2次選考(Web適性試験・面接)
採用者決定時受付終了
[1]

この記事を書いている2026年9月の時点で、募集の案内はお知らせに掲載されたままですが、「採用者決定次第、受付終了」とあるため、受付がまだ続いているかどうかは案内だけでは分かりません。応募するなら、大学の総務課に受付中かどうかを確かめてから書類を送ってください。[1]

過去の募集[3]

大学の「教員・職員募集」のページには、専任職員の欄に「令和2年度新潟工科大学職員(一般職)募集」が残っていて、締め切りは2020年1月6日(月)必着でした。このページは現在の募集を載せる場所としては更新されておらず、2026年度の募集はお知らせの欄に出ています。[3] [1]

次の募集がいつ出るかは、この記事では推測で書きません。毎年決まった時期に募集が出るとは書かれておらず、2026年度は8月の公表でした。大学のお知らせ欄を定期的に見るのが確実です。[1] [3]

公開されている数字。専任職員34人、学生534人の大学

新潟工科大学の情報公開のページに載っている数字を並べます。職員の人数は令和7年度の事業報告書、学生数は令和8年5月1日現在の資料です。[4] [5]

学校法人新潟工科大学の教職員(2025年5月1日現在・令和7年度事業報告書)
区分人数平均年齢
専任教員(教授19・准教授18・講師2)と学長・副学長41人54.5歳
専任職員(事務系23・教務系5・厚生補導系6)34人47.4歳
非常勤教員25人―
兼務職員(TA等の学生アルバイトを含む)150人―
[4]

事務職員として採用されると入るのは、専任職員34人の組織です。そのうち事務系は23人で、平均年齢は専任職員全体で47.4歳です。少人数なので、1人が受け持つ範囲は広くなると考えられます。[4]

学生数(2026年5月1日現在)
区分入学定員収容定員在籍学生数
工学部 工学科200人(うち3年次編入5人)810人503人
工学研究科(修士課程・博士課程)16人36人31人
合計216人846人534人
[5]

工学部の定員充足率は62.1%で、事業報告書が学生確保を最大の課題に挙げているのはこのためです。専任教員は2026年4月1日現在で39人(学長を除く)です。[5] [6] [4]

大学は1995年4月に開学し、学校法人新潟工科大学はその前年、1994年12月に設立されました。キャリアセンターは2013年、情報センターは2019年に開設されています。[4]

30日でやること。随時選考なので、書類は早めに

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[1]

  1. 1〜3日目:大学のお知らせで募集の案内を開き、受付が続いているかを総務課に確かめる。随時選考で、採用者が決まりしだい終わる
  2. 4〜7日目:成績証明書と卒業見込証明書を学内で申し込む。書類がそろわないと出せない
  3. 8〜14日目:エントリーシートの4つの質問の下書きをする。「本学職員を志望する理由」「本学に貢献できること」は、学生数や学生確保の課題、産学連携など、事業報告書に書かれている事実から組み立てる
  4. 15〜20日目:Word・Excel・PowerPointの操作を見直す。PCスキルは応募資格に入っている
  5. 21〜25日目:書類を仕上げ、封筒に「事務職員応募書類 在中」と朱書きして簡易書留で送る
  6. 26〜30日目:Webの適性試験と面接に備える。面接では、エントリーシートに書いた「入職して取り組みたい仕事」を具体的に話せるようにする
[1] [2] [4]

志望動機は、公開されている事実から組み立てます。工学部だけの大学であること、学生の確保が課題で、新しいコースや入試区分をつくっていること、地元企業との産学交流会があること、事務の仕事に生成AIを取り入れていること。これらは大学が自分で書いていることなので、そこに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[4] [8]

学歴は専修学校から大学院まで応募でき、経験も問われません。出身大学を気にするより、エントリーシートで「この大学で何をしたいか」を具体的に書けるように準備するほうが確実です。[1] [2]

募集の条件・日程・待遇は募集ごとに変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集の案内を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 新潟工科大学 お知らせ「2026年度 新潟工科大学 事務職員の募集について」(2026年8月6日)確認日:2026-09-27 / 受付期間(2026年8月7日から随時選考・採用者決定次第受付終了)、募集職種・採用予定者数、雇用形態(正規職員)、職務内容、受験資格(年齢・学歴・経験・PCスキル)、待遇(基本給・賞与・諸手当・退職金)、勤務日・時間・休日・休暇、試用期間、選考方法、提出書類、提出先
  2. 新潟工科大学職員採用エントリーシート(2026年度)確認日:2026-09-27 / 記入項目(学歴は高等学校以降・職歴、語学力、免許・資格、賞罰)、志望理由・持ち味や強み・本学への貢献・入職して取り組みたい仕事の4つの質問、採用取消の注意書き
  3. 新潟工科大学 教員・職員募集確認日:2026-09-27 / 専任教員・専任職員・特任研究員・臨時職員の募集欄。専任職員の欄に令和2年度新潟工科大学職員(一般職)募集(令和2年1月6日必着)の記載
  4. 学校法人新潟工科大学 令和7年度 事業報告書及び附属明細書確認日:2026-09-27 / 沿革(法人設立・開学・センター開設)、教職員の概要(2025年5月1日現在の専任教員・専任職員の人数と平均年齢)、事業の総括、第5期中期経営計画の進捗(事務職員の学外交流、教職員人事計画、DX)、教職員のメンタルヘルス対策、事務業務のDX推進
  5. 新潟工科大学 学部・研究科の在籍学生数(令和8年5月1日現在)確認日:2026-09-27 / 工学部工学科・大学院工学研究科の入学定員、収容定員、在籍学生数、定員充足率、外国人留学生数
  6. 新潟工科大学 専任教員数(令和8年4月1日現在)確認日:2026-09-27 / 工学部工学科の専任教員数(教授・准教授・講師・助教、学長を除く)
  7. 学校法人新潟工科大学 次世代育成支援対策推進法及び女性活躍推進法に基づく行動計画(令和7年2月1日)確認日:2026-09-27 / 計画期間、時間外労働の削減目標、育児・介護休業の体制整備、採用した労働者に占める女性労働者の割合
  8. 新潟工科大学 令和6年度 卒業・修了者 就職先一覧確認日:2026-09-12 / 令和6年度(2025年4月1日現在)の就職先一覧の工学部の欄に学校法人新潟工科大学(1名・新潟県柏崎市)。産学交流会会員企業の印
  9. 新潟工科大学 令和5年度 卒業・修了者 就職先一覧確認日:2026-09-12 / 令和5年度(2024年4月1日現在)の就職先一覧に学校法人新潟工科大学(大学院の欄に1名・新潟県柏崎市)。大学院修了者のため表には入れない

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