どの大学の卒業生が新潟食料農業大学の職員になっているのか
他大学が公表している進路資料のうち、学部の卒業生の就職先として新潟食料農業大学(学校法人新潟総合学園)の名前がある行は確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
鹿児島大学が公表している就職先の資料(本文に年度の記載はありません)には、大学院の連合農学研究科の修了者の就職先として、教育・学習支援業の欄に新潟食料農業大学の名前があります。大学院修了者の就職先は、教員・研究職と事務職員を見分けられないため、この記事では職員の出身大学として扱いません。[9]
大学が公表していること[3] [5]
新潟食料農業大学の公式サイトには、職員の紹介ページや出身大学の一覧はありません。公表されているのは職員の人数と、職員の研修の記録です。[1] [3] [5]
- 事務局職員:39人(2026年5月1日現在・教育情報の公開のページ)
- 専任教員:29人(同)
- 職員全体会(SD研修):2024年5月31日の第1回は学長・副学長・事務局全職員が出席(年報2024年度版)
- 職員の出身大学・学部:公表なし
大学と法人が職員について書いていること
新潟食料農業大学の採用情報ページは教員の公募だけで、大学が新卒の職員に求める人物像を書いた文章はありません。職員について書いているのは、学校法人新潟総合学園の事業計画書・事業報告書と、大学の年報です。[2] [7] [6] [5]
2026年度に大学職員に求めていること[7]
2026年度事業計画書は、新潟食料農業大学の管理・運営計画に、大学職員としての能力向上を入れています。FD・SD委員会が主導して教職員が参加するSD研修会を開き、外部のオンライン研修への参加を進めて、経営的な視点のある職員を育てるとしています。あわせて、教員と職員が一緒に参加する働き方改革の会議や、生成AIなどを使った業務の合理化・効率化で、働きがいのある職場をつくるとしています。[7]
法人の人事計画[7]
同じ計画書の法人全体の人事計画には、3大学の将来の発展を見据えた人財採用・育成を続けること、事務局職員の配置を効率化して業務を平準化すること、教職員のエンゲージメントを高める施策が並んでいます。教育の質を保ちながら人件費を抑える施策の検討も重点施策に入っています。[7]
教務課のスタッフと学生[6]
2025年度事業報告書は、教務課のスタッフが1年生の成績優秀者の有志と一緒に、学生目線の学修イベントを企画・運営したと書いています。新しく作ったカリキュラムツリーを履修登録や学修面談で使い、卒業や進級の要件で問題のある学生を0人にできたともしています。職員が学生と一緒に学びの場をつくる大学だということです。[6]
採用の仕組み。大学の採用情報は教員だけ、職員の入口はNSGグループ
新潟食料農業大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。職員を雇うのは、大学を設置する学校法人新潟総合学園です。大学トップのフッターには、NSGグループの経営理念・代表メッセージ・グループ概要へのリンクが並んでいます。[1]
大学の採用情報ページ[2]
大学概要のメニューにある採用情報ページは、2026年9月28日時点で「専任教員を募集します」と書かれ、フードコース(食品科学などの分野・1名)とビジネスコース(マーケティング分野・講師または助教1名)の教員を公募しています。応募書類の提出先は、大学の総務課の人事担当です。事務職員の募集はありません。[2]
NSGグループのサイトまでのたどり方[1] [10] [11]
大学のフッターの「NSGグループ経営理念」を開くと、NSGグループのサイトのヘッダーに「新卒採用」と「キャリア採用」のメニューがあります。キャリア採用は経験者向けの中途採用の窓口で、ページの「募集職種一覧」から、採用管理サービス上にあるNSGグループの求人ページへつながっています。[1] [10] [11]
キャリア採用(中途)の窓口にある学校法人の求人[12]
2026年9月28日時点で、NSGグループの求人ページに新潟食料農業大学の名前だけを掲げた職員の求人はありません。新潟食料農業大学が出てくるのは、「【学校教育事業】配属法人を限定せずに応募したい方はこちら」という求人です。募集法人は学校法人新潟総合学園を含む4つの学校法人で、運営する学校の一覧に新潟食料農業大学が入っています。応募者の希望や条件に合う学校とマッチングし、書類選考と面接を行うとしています。雇用形態は契約社員で、勤務地の候補には胎内市も含まれています。中途採用の窓口の求人なので、新卒の応募はNSGグループの新卒採用が別に受け付けています。[12] [11]
新卒の入口。NSGグループの新卒採用[13] [14] [15]
新卒の入口として公式に確かめられるのは、NSGグループの新卒採用です。NSGビジネスコースの学校ビジネス分野の事業領域は、専門学校、大学、専門職大学などの学校です。第1希望から第3希望までコース・分野を選んで応募でき、選考は個人面接、適性検査と個人面接、個人面接の3段階です。配属先は内定後に面談を重ね、希望と適性を考えて12月~翌2月に決めるとされています。[13] [14] [15]
職員の仕事。4つの部と2つのキャンパス
大学が公開している2026年度の組織体制によると、大学事務局には総務部、学務部、入試広報部、社会連携推進部の4つの部があります。[4] [3]
| 部 | 課・室 |
|---|---|
| 総務部 | 学長・IR室、総務課、経理・研究支援課 |
| 学務部 | 教務課、学生課 |
| 入試広報部 | 入試広報課 |
| 社会連携推進部 | 社会連携推進課、キャリア支援課 |
同じ資料には、法人事務局の部署として、総務部(総務課)、経理部、人事部(人事課)、企画部(企画室)、国際・事業推進部、東京事務室、スポーツ推進室が載っています。2025年度事業報告書によると、2025年度に学長・IR室を新しく置き、学長のリーダーシップと教学マネジメントを支える体制を強めました。年報2024年度版の組織図では、総務部にIR推進課、入試広報部に入試課と広報課がありました。事務局の形は年度ごとに見直されています。[4] [6] [5]
2026年度の計画に出てくる仕事[7]
2026年度事業計画書には、事務局の仕事につながる計画が並んでいます。2027年度の大学リニューアルで始まる34の専門プログラムと6つの横断プログラムを全面的に広報すること、関東圏をはじめ全国からの入学者の獲得に向けたWebでの発信、胎内キャンパスで開いていた個別オープンキャンパスの新潟キャンパスへの移転、NSGグループの高校との連携、指定強化部の担当職員の配置、外国人留学生の獲得などです。[7]
働く場所[8] [1]
キャンパスは2つあります。胎内キャンパス(胎内市平根台2416)はアグリコースとフードコースのメインキャンパスで、新潟キャンパス(新潟市北区島見町940)はビジネスコースの3年次からのメインキャンパスです。採用情報ページの応募書類の提出先は胎内キャンパスです。職員がどちらのキャンパスで働くか、法人の3大学の間で異動するかどうかは、公式資料には書かれていません。[8] [2]
応募できる条件と待遇。新卒の条件はNSGグループの募集要項
2026年9月28日時点で、新潟食料農業大学が独自に出している新卒の事務職員の応募資格や初任給は、公式サイトに公開されていません。公式に確かめられる条件は、NSGグループの新卒採用の募集要項(グループ全体の条件)と、キャリア採用の窓口にある学校法人の求人(中途向けの条件)の2つです。[2] [14] [12]
| 項目 | NSGグループ新卒採用(グループ全体) | 学校教育事業・配属法人を限定しない求人(中途・契約社員) |
|---|---|---|
| 応募資格 | 2028年4月入社は2025年3月から2028年3月までに4年制大学または大学院を卒業または卒業見込み | 求人ページに記載なし |
| 給与 | 基本給 学部卒223,000円、修士卒229,480円、博士卒235,240円 | 月給(基本給)208,600円~280,000円 |
| 勤務時間 | 9:00~17:30(配属法人によって異なる場合あり) | 入職先により異なる |
| 休日 | 週休2日制、年間休日121日(2026年度実績) | 2026年度 年間休日121日 |
| 勤務地 | 入社時は新潟県・東京都・福島県のいずれかを予定 | 新潟県新潟市、胎内市など新潟県内と福島県郡山市 |
| 採用人数 | 全コース・分野合計30名 | 記載なし |
募集の時期。大学独自の募集はなく、グループの2027年卒・学校ビジネス分野は募集終了
新潟食料農業大学の採用情報ページには、2026年9月28日時点で事務職員の募集告知がありません。教員公募の締切は、フードコースが2026年9月30日、ビジネスコースが2026年11月30日です。NSGグループの2027年卒向け会社説明会のページは、学校ビジネス分野の該当事業に「※募集終了」と表示しています。[2] [16]
2028年卒向けには、新卒採用のトップページに2026年9月15日付で早期選考の応募開始のお知らせがあります。よくある質問は、動画の会社説明会を1本以上見た人に、2026年10月から開催予定の早期選考を優先的に案内するとしています。[13] [15]
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 新潟食料農業大学の事務職員募集 | 採用情報ページに募集なし(教員公募のみ) |
| NSGグループ 中途・学校教育事業(配属法人を限定しない) | 契約社員の求人を掲載中 |
| NSGグループ 2027年卒・学校ビジネス分野 | 会社説明会ページに「※募集終了」 |
| NSGグループ 2028年卒・早期選考 | 2026年10月から開催予定 |
新潟食料農業大学が独自に新卒の職員を募集するかどうか、次の募集がいつになるかは、この記事では推測で書きません。大学の採用情報ページとNSGグループの採用ページを定期的に確かめてください。[2] [13]
公開されている数字。学部生554人、事務局職員39人
数字は、大学の教育情報の公開のページと、法人の2025年度事業報告書から並べます。[3] [6]
| 職名 | 人数 |
|---|---|
| 教授 | 14 |
| 准教授 | 5 |
| 講師 | 7 |
| 助教 | 3 |
| 専任教員数 | 29 |
| 事務局職員 | 39 |
| 合計 | 68 |
| 基準日 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年5月1日 | 138 | 111 | 139 | 168 | 556 |
| 2026年5月1日 | 174 | 133 | 100 | 147 | 554 |
入学定員は180人、収容定員は720人で、2026年5月1日現在の収容定員充足率は76.9%です。2026年度の入学者は174人で、そのうち外国人留学生選抜の入学者が33人でした。大学院の食料産業学研究科は、修士課程10人、博士後期課程3人が在籍しています(2026年5月1日現在)。2026年3月に第5期生155人が卒業し、開学からの卒業生・修了生は639人です。[3] [6]
事務局職員39人に対して専任教員29人と、教員より職員のほうが多い大学です。学部生約550人と2つのキャンパスを、この人数の事務局が支えています。[3]
30日でやること。リニューアルを理解し、入口を2つとも見張る
いまは新潟食料農業大学が独自に出している新卒の職員募集はありません。準備は、この大学が2027年度のリニューアルに向けて何をしようとしているかを理解し、NSGグループの新卒採用と大学の採用情報ページを見張ることが中心です。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば採用されるという意味ではありません。[2] [13]
- 1〜3日目:大学の採用情報ページと、フッターからたどれるNSGグループの新卒採用ページをブックマークする
- 4〜10日目:情報公開のページから2026年度の組織体制と教職員数を開き、事務局の部と課を書き出す
- 11〜17日目:2026年度事業計画書の新潟食料農業大学の節を読み、リニューアルと学生募集の計画を整理する
- 18〜24日目:2028年卒なら、NSGグループの早期会社説明会で学校ビジネス分野の動画を見る
- 25〜30日目:食と農の1学部の大学が全国から学生を集めようとしていることを踏まえ、入試広報や学生支援でどう役に立てるかを1枚にまとめる
志望動機は、公開されている事実から組み立てます。2027年度に34の専門プログラムと6つの横断プログラムでリニューアルすること。収容定員の充足が課題で、全国からの学生募集を重要課題に置いていること。教務課のスタッフが学生と一緒に学修イベントをつくっていること。これらは大学と法人が自分で書いていることなので、根拠のある志望動機になります。[7] [6] [3]
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 新潟食料農業大学 公式サイト(トップ)確認日:2026-09-20 / 大学概要メニュー(採用情報、大学組織図、情報公開など)、フッターのNSGグループ経営理念・代表メッセージ・グループ概要へのリンク、姉妹校(新潟医療福祉大学など)へのバナー。職員の採用ページは無い(2026年9月28日確認)
- 新潟食料農業大学 採用情報確認日:2026-09-28 / 「専任教員を募集します」。2026年度教員採用としてフードコース・ビジネスコースの専任教員を公募、締切日、応募書類の提出先(胎内キャンパスの総務課人事担当)。事務職員の募集は無い(2026年9月28日確認)
- 新潟食料農業大学 教育情報の公開確認日:2026-09-28 / 教職員数(専任教員29人、事務局職員39人・2026年5月1日現在)、学部の在籍者数と収容定員充足率(2026年5月1日現在)、大学組織図などの資料一覧
- 学校法人新潟総合学園・新潟食料農業大学 2026年度 組織体制確認日:2026-09-28 / 法人事務局と大学事務局の部・課・室。教育情報の公開のページ「大学組織図」から
- 新潟食料農業大学 年報 2024(令和6)年度確認日:2026-09-28 / 大学の組織図(2024年度)、新任教職員オリエンテーション、第1回職員全体会(SD研修・事務局全職員出席)、秋の職員会。情報公開の年報のページから
- 学校法人新潟総合学園 2025年度事業報告書確認日:2026-09-28 / 新潟食料農業大学の学生数(2025年・2026年5月1日現在)、2026年度入学者選抜の状況、学長・IR室の設置、教務課スタッフと学生の学修イベント、大学リニューアル計画、卒業生・修了生数。情報公開の本学園財務情報のページから
- 学校法人新潟総合学園 2026年度事業計画書確認日:2026-09-28 / 新潟食料農業大学の管理・運営計画(大学リニューアル、学生募集、指定強化部の担当職員、大学職員としての能力向上)、法人全体の人事計画。情報公開の本学園財務情報のページから
- 新潟食料農業大学 交通アクセス確認日:2026-09-28 / 胎内キャンパス(アグリコース・フードコースのメイン)と新潟キャンパス(ビジネスコースは3年次からメイン)の所在地
- 鹿児島大学 就職先(R5_shushokusaki.pdf)確認日:2026-09-11 / 「Chapter 33 就職先」の連合農学研究科の【教育・学習支援業】の欄に新潟食料農業大学(資料の本文に年度の記載なし。欄は文字の座標で確認)。大学院修了者の行のため節1の表には入れない
- NSGグループ 経営理念・行動哲学・行動指針確認日:2026-09-28 / 新潟食料農業大学のフッター「NSGグループ経営理念」のリンク先。NSGグループサイトのヘッダーに「新卒採用」「キャリア採用」
- NSGグループ キャリア採用確認日:2026-09-28 / NSGグループの中途採用(キャリア採用)ページ。募集職種一覧(採用管理サービス上のNSGグループの求人ページ)へのリンク
- NSGグループ 求人「【学校教育事業】配属法人を限定せずに応募したい方はこちら」確認日:2026-09-28 / NSGグループのキャリア採用ページの募集職種一覧からリンク。NSGグループの求人だけが並ぶ採用管理サービス上のページ。運営教育機関の一覧(新潟食料農業大学を含む)、募集法人(学校法人新潟総合学園など4法人)、契約社員、給与、勤務時間、休日、勤務地(2026年9月28日確認)
- NSGグループ新卒採用(トップ)確認日:2026-09-27 / 経営者養成コースとNSGビジネスコース、お知らせ(2026年9月15日 2028年卒の早期選考の応募開始)
- NSGグループ新卒採用 募集要項確認日:2026-09-27 / NSGビジネスコースの6分野(学校ビジネス分野=専門学校、大学、専門職大学などの学校)、第1〜第3希望の選び方、応募資格、採用人数、勤務地、勤務時間、基本給、休日、選考方法
- NSGグループ新卒採用 よくある質問確認日:2026-09-28 / 2028年卒の早期選考(2026年10月から開催予定)、内定から入社までの流れ(12月~翌2月に配属先の決定)、配属の決め方
- NSGグループ新卒採用 会社説明会(2027年卒)確認日:2026-09-28 / 学校ビジネス分野の該当事業「専門学校、大学などの学校」に「※募集終了」の表示(2026年9月28日確認)