どの大学の卒業生が新潟薬科大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として新潟薬科大学(学校法人新潟科学技術学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。​‌​​​‌‌‌​​​​​​‌‌‌‌‌​​​‌‌​‌​‌​‌‌‌‌​‌‌​‌​​‌​‌‌​‌‌​‌‌‌​​​​‌​‌‌‌​​‌‌

学園が公表していること[3] [7]

学校法人新潟科学技術学園は、事務職員の出身大学や出身学部を公表していません。職員紹介や先輩職員の声を載せたページもありません。公表されているのは、職員がどの学校に何人いるかです。[3] [7] [1]

  • 新潟薬科大学の職員:43人(うち附属医療技術専門学校の学務課4人。2026年5月1日現在)
  • 学園全体の職員:56人(職員54人、嘱託職員2人。2026年5月1日現在)
  • 研究系職員:0人
  • 職員の出身大学・学部、新卒と既卒の内訳:公表なし
[3]

事務の職員の数は、学生が1,600人を超える大学としては多くありません。出身大学で有利不利が決まるかどうかは、公表されている資料からは分かりません。[3] [5]

学園と大学が職員と人材について書いていること(引用)

学園の職員採用情報ページには、求める人物像は書かれていません。職員について学園が書いているのは、事業計画と事業報告書の中です。[1] [6] [7]

2026年度の事業計画は、人件費の管理の項目で専任事務職員について「退職による欠員補充に際しては、部局間の業務バランスと戦略的な配置を考慮し、適切に対応する。」と書いています。同じ計画の事務組織の再編の項目には「3 校統合に伴う新組織による職員の再配置、派遣職員数の削減等、業務遂行組織の再構築を検討し実施します。」とあります。[6]

働き方については、事業計画・事業報告書の両方に「子育てや介護を行う職員が安心して働くことのできる環境を整備する」という方針が書かれています。[6] [7]

大学が育てようとしている人[8] [7]

職員の人物像ではありませんが、大学が掲げる言葉は志望動機を考える手がかりになります。建学の精神は「実学一体」で、学問を探求することと、それを実際に使うことは一体だという考え方です。大学のタグラインは「信頼されるプロフェッショナルになる。」です。[8] [2]

2026年度の事業計画は、大学が「実学一体」に基づいて、多様な分野で地域中核人材となるプロフェッショナルを育てていくと書いています。事務職員は、この教育を入試、教務、学生支援、就職支援の面から支える立場です。[6] [4]

採用の仕組み。大学ではなく学校法人新潟科学技術学園が採用する

新潟薬科大学を設置しているのは学校法人新潟科学技術学園です。学園は新潟薬科大学、新潟薬科大学附属医療技術専門学校、新潟工業短期大学の3校を設置していて、職員の採用情報は学園のホームページの「職員採用情報」ページに載ります。[2] [1]

2026年9月27日時点のこのページの表示は「現在、採用情報はありません。」だけです。選考の段階(書類、筆記、面接の回数など)や、新卒と既卒を分けて募集するかどうかは、公式サイトには書かれていません。[1]

職員の配置は3校と法人本部にまたがる[3] [4]

2026年5月1日現在の教職員数一覧では、職員は新潟薬科大学、新潟工業短期大学、法人本部事務局に分けて数えられています。新潟薬科大学の43人には、附属医療技術専門学校の学務課の4人が含まれています。学園が採用した職員は、大学だけでなく専門学校の学務課や法人本部で働く可能性があります。[3] [4]

3校統合と組織の再編[7] [6]

学園は3校の統合を進めていて、完成形を「一法人一大学」としています。2025年度の事業報告書によると、新潟工業短期大学は2026年度が最終年度で閉校が決まっており、附属医療技術専門学校の視能訓練士科は2027年度以降の学生募集を停止し、救急救命士科は大学の救急救命学科として4年制になります。法人名は、専門学校が閉校したあと(2029年度)に変える計画です。[7] [6]

学校の数が減り、大学に集まっていく途中の法人です。事業計画に「職員の再配置」や「派遣職員数の削減」が書かれているのは、この再編に合わせて事務の組織を組み替えているためです。新しく人を採るかどうかも、この再編と欠員の状況に左右されると読めます。[6] [7]

職員の仕事。学務部の12課と3つのキャンパス

学園が公表している組織図では、新潟薬科大学の事務は学務部にまとまっていて、その下に12の課があります。[4]

  • IR推進課、学事課、基盤整備課
  • 教務課、学生支援課、入試課
  • 社会連携課、キャリア支援課、図書館課
  • 西新潟中央病院キャンパス学務課、新津駅東キャンパス学務課
  • 医療技術専門学校学務課
[4]

法人本部事務局には企画総務課と、財務部の経理課があります。ほかに理事長室と監事室が置かれています。[4]

キャンパス[2]

新潟薬科大学のキャンパス(学園概要より)
キャンパス所在地
新津キャンパス新潟市秋葉区東島265番地1(大学本部・法人本部)
新津駅東キャンパス(新津まちなかキャンパス)新潟市秋葉区新津本町1丁目2番37号
西新潟中央病院キャンパス新潟市西区真砂1丁目14番65号
[2]

キャンパスごとに学務課が置かれているので、配属によって勤務するキャンパスが変わります。附属医療技術専門学校は新潟市西区上新栄町にあり、その学務課も新潟薬科大学の職員として数えられています。[2] [4] [3]

2027年4月からの変化[7] [8]

大学は開学50周年の2027年4月に、名称を新潟科学大学に変えます。応用生命科学部は食農情報学部に名前を変え、グリーン・デジタル学科を新しく置き、医療技術学部には救急救命学科を置きます。学長メッセージは、文系・理系合わせて4学部7学科、大学院2研究科になると書いています。入試、教務、キャリア支援の仕事は、新しい学科の立ち上げと重なります。[7] [8]

応募できる条件と待遇。いまは公開されていない

2026年9月27日時点で、学園の職員採用情報ページには募集がなく、応募資格・初任給・勤務時間・休日・採用予定数は公開されていません。過去の募集要項も、このページには残っていません。[1]

公式資料から分かるのは、職員の雇用の区分です。2026年5月1日現在の教職員数一覧は、職員を「職員」「研究系職員」「嘱託職員」の3つに分けて数え、2025年度の事業報告書は同じ区分を「専任職員」「研究系職員」「嘱託職員」と書いています。2026年3月31日現在、新潟薬科大学の45人はすべて専任職員で、嘱託職員は0人です。[3] [7]

専任職員などの人数(2025年度事業報告書・2026年3月31日現在)
区分新潟薬科大学うち専門学校事務室新潟工業短期大学法人本部事務局合計
専任職員4544857
研究系職員00000
嘱託職員00112
計4545959
[7]

募集の時期。学園の採用情報ページに出たときだけ分かる

新潟薬科大学の事務職員の募集は、大学のサイトではなく、学園のホームページの「職員採用情報」ページに載ります。[1] [2]

2026年9月27日時点では「現在、採用情報はありません。」と表示され、過去にいつ募集があったかを年度つきで確かめることはできませんでした。学園の事業計画は、専任事務職員について退職による欠員を補充するときに対応すると書いていて、毎年の定期採用の時期は示していません。次の募集がいつ出るかは、この記事では推測で書きません。[1] [6]

2026年9月27日時点で公式サイトから分かること
項目状況
職員の募集なし(「現在、採用情報はありません。」)
過去の募集の日程公式サイトに残っていない
募集の出る場所学校法人新潟科学技術学園のホームページ「職員採用情報」
採用の方針専任事務職員は退職による欠員補充の際に、業務バランスと戦略的な配置を考えて対応(2026年度事業計画)
[1] [6]

公開されている数字。職員43人、学生1,641人

学園の情報公開ページには、教職員数と学生数の一覧が載っています。[3] [5]

新潟薬科大学の教員数(2026年5月1日現在)
学部教授准教授講師助教助手計
薬学部17906234
応用生命科学部18815133
医療技術学部10334222
看護学部9528428
[3]

学長1人を含めた新潟薬科大学の教員は118人、職員は43人です。[3]

新潟薬科大学の在籍者数(2026年5月1日現在)
学部・課程入学定員入学者数在籍者数
薬学部 薬学科13096605
応用生命科学部 応用生命科学科12073308
応用生命科学部 生命産業ビジネス学科4561223
医療技術学部 臨床検査学科6038208
看護学部 看護学科8078266
研究科(薬学研究科・応用生命科学研究科)141331
合計4493591,641
[5]

学部と大学院を合わせた2026年度の入学者は359人で、入学定員449人を下回りました。学科によって差が大きく、生命産業ビジネス学科は定員45人に対して61人が入学した一方、薬学科は定員130人に対して96人でした。事業報告書は、地方私立大学が少子化で厳しい経営環境にあると書き、2027年度に既設学科の定員を適正化すると書いています。[5] [7]

30日でやること。改組の途中にある大学を理解しておく

いまは応募できる募集がないので、準備は次の募集を見逃さないことと、この大学がいま何を変えようとしているのかを自分の言葉で説明できるようにすることが中心です。以下は組み立て方の例です。[1]

  1. 1〜3日目:学校法人新潟科学技術学園のホームページの「職員採用情報」をブックマークする。大学のサイトではなく学園のサイトに載る
  2. 4〜10日目:事業報告書を読み、3校統合、短期大学の閉校、専門学校の募集停止、2027年の名称変更と新学科の流れをつかむ
  3. 11〜15日目:組織図で学務部の12課を確かめ、入試・教務・キャリア支援など、自分が関わりたい仕事を選ぶ
  4. 16〜22日目:在籍者数の表を読み、学科ごとの定員充足の差を自分なりに説明できるようにする
  5. 23〜30日目:志望動機の下書きをする。「実学一体」と、新潟の地域中核人材を育てる大学を事務で支えたい理由を、自分の経験と結ぶ
[1] [7] [4] [5] [8]

志望動機は、公開されている事実から組み立てます。新潟県で初めての4年制私立大学であること、医療・健康系から文系素養の学科へ広げようとしていること、3つのキャンパスに学務課を置く小さな事務組織であること。これらは学園と大学が自分で書いていることなので、根拠のある志望動機になります。[8] [7] [4]

大学名が変わる2027年4月以降は、募集の名前や案内に新潟科学大学が使われる可能性があります。検索するときは、新潟薬科大学、新潟科学大学、学校法人新潟科学技術学園の3つの名前で探してください。[7] [8]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学校法人新潟科学技術学園 職員採用情報確認日:2026-09-27 / 職員採用情報ページの今の表示(「現在、採用情報はありません。」。2026年9月確認)
  2. 学校法人新潟科学技術学園 学園概要確認日:2026-09-27 / 設置する3校(新潟薬科大学・附属医療技術専門学校・新潟工業短期大学)、3校統合の計画、建学の精神、キャンパスの所在地
  3. 学校法人新潟科学技術学園 教職員数一覧(2026年5月1日現在)確認日:2026-09-27 / 学校別・学部別の教員数、学校別の職員数(職員・研究系職員・嘱託職員)
  4. 学校法人新潟科学技術学園 組織図確認日:2026-09-27 / 法人本部事務局(企画総務課・財務部経理課)、新潟薬科大学の学部・大学院・附属施設、学務部の各課、専門学校・短期大学の組織
  5. 学校法人新潟科学技術学園 入学定員、入学者数、収容定員及び在籍者数(2026年5月1日現在)確認日:2026-09-27 / 新潟薬科大学の学科・研究科別の入学定員・入学者数・収容定員・在籍者数
  6. 学校法人新潟科学技術学園 2026年度事業計画書確認日:2026-09-27 / 人件費の適正管理(専任事務職員の欠員補充の方針)、3校統合による学園強化、事務組織の再編(職員の再配置・派遣職員数の削減)、働き方改革、大学名称の変更と新学科
  7. 学校法人新潟科学技術学園 令和7(2025)年度 事業報告書確認日:2026-09-27 / 専任職員等の人数(2026年3月31日現在)、3校統合の経過(専門学校の学生募集停止、短期大学の閉校、法人名の変更計画)、事務組織の再編、2027年度の大学名称変更・学部名称変更・新学科設置、少子化と経営環境
  8. 新潟薬科大学 大学概要確認日:2026-09-27 / 学長メッセージ(1977年開学、2027年春に新潟科学大学へ、4学部7学科・大学院2研究科)、理念及び目的、建学の精神、タグライン