どの大学の卒業生が新潟経営大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として新潟経営大学(学校法人加茂暁星学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。​​‌​​​​‌‌​​‌‌‌‌‌​​‌‌​‌‌​​‌‌‌​‌‌​​​‌‌‌​​‌​‌‌​‌​​‌​​‌‌​‌‌‌‌‌‌‌​‌‌‌

大学・法人が公表している職員のこと[1] [8]

新潟経営大学の公式サイトには、職員紹介や職員インタビュー、職員の出身大学の一覧は載っていません。トップページのメニューにも採用情報の項目はありません。そのかわり、法人の事業報告書には職員の人数と平均年齢が載っています。[1] [8]

  • 新潟経営大学の職員:専任33人、臨時3人、合計36人(2026年5月1日現在)
  • 新潟経営大学の職員の平均年齢:専任43歳、臨時44歳
  • 法人本部の職員:合計3人
  • 同じ法人の新潟中央短期大学の職員:専任7人/加茂暁星高等学校の職員:専任6人・臨時3人
[8]

過去の募集要項が求めていたのは、四年制大学または短期大学を卒業していることと、大学や学校法人での実務経験でした。出身大学の名前で線を引く書き方はしていません。応募資格の細かい中身は次の節で原文のまま引用します。[3] [5]

募集要項が求める人物と学歴について書いていること(引用)

職員の求める人物像を書いた採用ページはありません。いちばん具体的なのは、法人がお知らせに載せた専任職員の募集要項です。2023年11月22日に掲載された要項は、経験・免許等の欄にこう書いています。[2] [3]

  • 普通自動車免許
  • PC基本操作に精通していること(ワード、エクセル、パワーポイント等。)
  • 四年制大学又は短期大学を卒業し一定の大学業務を経験した者
  • 学校法人(大学職員等)の広報業務経験者かつ中堅職員優遇
[3]

2022年11月30日に掲載された要項は、学歴と経験の欄を「四年制大学又は短期大学を卒業し一定の学校法人実務を経験した者」とし、「学校法人(大学職員等)の企画広報業務又は管理監督職経験者としての中堅職員優遇」と書いています。どちらの年も、学歴は四年制大学か短期大学の卒業までで、それより上の条件は付けていません。求めていたのは、大学の仕事を経験した人、特に広報や企画に強い人です。[4] [5]

作文のテーマに表れていること[3] [5] [6]

応募書類には、自己PRと並んで地域の大学像を問う作文がありました。2022年と2023年の要項はテーマを「新潟県において目指すべき大学像」、800字以内としています。2019年の募集のテーマは「新潟における期待される大学像」でした。新潟の地域の中でこの大学が何をすべきかを、職員にも考えてほしいという姿勢が読み取れます。[3] [5] [6]

法人と大学が掲げていること[8]

学校法人加茂暁星学園の建学の精神は「業学一如」で、趣旨は「学は業のためにあり、業また学でなければならないのである」と書かれています。新潟経営大学のミッションは、自ら考え行動することを通して課題を設定し解決する能力を身に付け、地域社会で活躍・貢献できる人材を育成することです。目指す大学像には、学生自身が大いに成長できたと実感できる、学生成長率ナンバーワンの大学を目指すことが書かれています。[8]

採用の仕組み。学校法人加茂暁星学園の独自募集で、書類選考のあと面接

新潟経営大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。職員は大学を設置する学校法人加茂暁星学園が採用します。2019年の募集のお知らせには「学校法人加茂暁星学園では学園が設置する新潟経営大学の事務職員(専任職員)を募集します。」と書かれています。[6]

過去の募集での選考の流れ[3] [5]

2022年と2023年の要項では、選考は書類選考のあと、合格者に面接を行う形でした。書類選考にかかる日数は、2022年の要項が到着後おおむね20日、2023年の要項が到着後おおむね7日と書いています。面接の回数や筆記試験の有無は書かれていません。[3] [5]

過去の要項にあった応募書類(2022年・2023年)
書類内容
履歴書写真添付
写し資格証・運転免許証の写し(2023年は卒業証明書も)
自己PR400字程度
作文「新潟県において目指すべき大学像」800字以内
経歴書詳細な経歴書(様式任意)
[3] [5]

2023年のお知らせには「応募の際は必ずハローワーク紹介状を応募書類に同封してください。」とあります。この募集はハローワーク(公共職業安定所)を通した応募の形をとっていたということです。[2]

職員の仕事。事務局5つの課・室と、委員会に入る教職協働

新潟経営大学の組織図(2026年5月)では、事務長の下の事務局に、総務企画課、学務課、健康管理増進室、入試広報課、キャリア支援課が並んでいます。このほか、地域活性化研究所に地域連携課、図書館に図書係が置かれています。[11]

新潟経営大学の事務組織(組織図 2026年5月より)
置かれている場所課・室
事務局(事務長)総務企画課、学務課、健康管理増進室、入試広報課、キャリア支援課
地域活性化研究所地域連携課
図書館図書係
[11]

令和8年度の自己点検評価書によると、地域連携課には専任職員が2名配置され、地域の企業や自治体と日常的に情報を交換しています。事業報告書にも、包括連携協定を結んだ県央地域の5市町村との連絡協議会や、地元の自治体・企業で5日間の研修を行うインターンシップなどの取り組みが並んでいます。[10] [8]

過去の募集要項に書かれた仕事[3] [5] [6]

  • 2023年の募集:大学入試・広報に係る業務、広報戦略策定、その他一般事務
  • 2022年の募集:大学入試・広報に係る業務、広報戦略策定、大学予算編成・決算書作成、大学中期計画実行・評価
  • 2019年の募集(専任):学内情報システム・ネットワークの管理、保守業務、大学運営の事務全般(総務関係の業務)
[3] [5] [6]

2022年と2023年の勤務場所は新潟経営大学の事務局で、どちらの要項も「(転勤あり)」と書いています。同じ法人には短期大学と高校があるので、法人内での異動がありうるということです。勤務日は月曜日から金曜日で、「入試等の学内行事で休日勤務も多くある。」とも書かれています。[3] [5]

委員会に職員が入る運営[10]

自己点検評価書は、校務を教授会の下の12の常設委員会で分担していると説明しています。事務局の課長と係長は担当業務に関わる委員会の委員になり、一般職の職員も多くが委員になっています。事務長・事務長補佐・各課長と学長・学部長などで作る役職者会議も月1回開かれ、令和3年度からは、この会議の進行と議事要旨の作成を事務局の各課長が順番に担当しています。[10]

学生からの相談や要望は、事務局が窓口になって最初の対応をし、必要に応じて担当の委員会の委員長と協議すると書かれています。小さな大学なので、職員が学生と教員の両方に近いところで働く形です。[10]

応募できる条件と待遇(過去の要項より)

新卒向けの応募資格・初任給・採用予定数は、2026年9月27日時点の公式サイトには公開されていません。参考として、2022年と2023年の専任職員の募集要項(どちらも経験者向け)の条件を並べます。[3] [5]

学校法人加茂暁星学園 専任職員の募集要項(2023年11月・2022年11月掲載)
項目2023年11月掲載2022年11月掲載
職種・人数新潟経営大学事務局勤務(専任職員) 1人新潟経営大学事務局勤務(専任職員) 1人
採用日令和6年1月中(要相談)。試用期間6か月、雇用期間の定めなし令和5年4月1日付。雇用期間の定めなし
勤務時間8時30分〜17時(休憩60分)8時30分〜17時(休憩60分)
休日土日祝日のほか就業規則による土日祝日のほか就業規則による
給与本俸月額200,000円〜260,000円程度(就業経験により決定)本俸月額200,000円〜260,000円程度(就業経験により決定)
賞与就業規則による就業規則による。基本給の0.5月
手当・保険住居・通勤手当等、社会保険(共済・雇用・労災)、退職金あり住居・通勤手当等、社会保険(共済・雇用・労災)、退職金あり
定年60歳60歳
[3] [5]

本俸の幅は、就業経験によって決まると書かれています。経験者を前提にした金額なので、新卒で採用される場合の初任給がこの幅に入るかどうかは分かりません。[3] [5]

2019年の専任職員の募集では、本俸月額が186,500円〜231,500円(経験により決定)で、賞与は前年度実績で年2回・1.00月分と書かれていました。同じ日のお知らせには、令和元年11月1日から令和3年3月31日までの契約更新の可能性がある職員の募集も並んでいました。[6]

募集の時期。いまは職員の募集が出ていない

2026年9月27日時点で、新潟経営大学の公式サイトには職員の募集は出ていません。公式のお知らせで確かめられた専任職員の公募は、次の3回です。[1] [2] [4] [6]

新潟経営大学のお知らせに残る専任職員の公募
掲載日募集の内容締切
2023年11月22日専任職員1人(入試・広報、広報戦略策定など。大学業務の経験者)2023年12月22日必着
2022年11月30日専任職員1人(入試・広報、予算・決算、中期計画など。学校法人実務の経験者)2022年12月23日必着
2019年11月1日事務職員(専任職員)の公募。情報システム担当の専任1人など2019年12月20日必着(専任)
[2] [3] [4] [5] [6]

2022年と2023年は、どちらも11月下旬に掲載され、12月下旬が締切でした。ただしこれは欠員を埋める経験者向けの募集で、新卒の定期採用の日程ではありません。次にいつ募集が出るかは公式に書かれていないので、この記事では推測で書きません。[2] [4]

法人の令和8年度事業計画書は、法人全体の重点として「新給与・人事制度の推進」と法人事務局体制の強化を挙げています。制度が変われば募集の形も変わる可能性があるので、公式サイトのお知らせを定期的に確かめてください。[9]

公開されている数字。学生717人に専任職員33人

数字は、学校法人加茂暁星学園が公開している事業報告書・事業計画書と、女性活躍推進法にもとづく届出から取っています。[7] [8] [9] [12]

新潟経営大学の学生数(2026年5月1日現在・事業報告書)
学科入学定員収容定員在籍者
経営情報学科120510446
スポーツマネジメント学科50210271
[8]

2つの学科の在籍者は合わせて717人です。専任職員33人に対して、単純に割ると専任職員1人あたりおよそ22人の学生になります。令和7年度の入試では志願者が260人、入学手続者が196人で、事業報告書は入学者定員充足率を115.2%としています。収容定員充足率は令和3年度の69.0%から令和7年度の89.7%まで上がっています。[8]

令和8年度の事業計画書は、新潟経営大学の職員組織を専任職員35人(前年度34人)、臨時職員等4人と書いています。事業報告書の2026年5月1日現在の数(専任33人・臨時3人)とは数え方の時点が違うので、数字は一致しません。[9] [8]

法人全体では、2025年3月の女性活躍推進法の届出に、常時雇用する労働者が132人(男性84人・女性48人)と書かれています。同じ届出によると、課長級以上の管理職は11人で、うち女性は2人です。法人は、令和7年4月から令和10年3月までの計画期間のうちに女性の管理職を3人にする目標を立てています。[12]

公開されていないものもはっきりさせておきます。新卒の採用予定数、応募者数、選考の倍率、職員の出身大学の名前は、公式サイトには見当たりませんでした。[1] [7]

30日でやること。募集が出たときにすぐ出せる準備

いま新潟経営大学に職員の募集は出ていません。ここでは、次に募集が出たときに慌てないための準備を、公式の資料から組み立てます。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。[1]

  1. 1〜3日目:新潟経営大学のお知らせ一覧と、同じ法人の新潟中央短期大学・加茂暁星高等学校の公式サイトをブックマークする。職員の募集はお知らせとして掲載されてきた
  2. 4〜10日目:過去の作文テーマ「新潟県において目指すべき大学像」で800字を一度書いてみる。事業報告書の地域連携の取り組み(県央5市町村との協定、地域共育型インターンシップなど)を読んで材料にする
  3. 11〜17日目:自己PR(400字程度)を書く。過去の要項が求めていた広報・企画、予算・決算、情報システムのどれに近い経験があるかを整理する
  4. 18〜24日目:自己点検評価書の教職協働の部分を読み、職員が委員会に入って教員と一緒に大学を運営する仕組みを自分の言葉で説明できるようにする
  5. 25〜30日目:新潟経営大学が地域の大学であることを踏まえ、加茂市周辺で働き続ける理由を面接で話せるようにする。勤務地には「(転勤あり)」と書かれていたので、同じ法人の短大・高校で働く可能性も考えておく
[2] [3] [8] [10]

新卒で大学職員を目指すなら、新潟経営大学に絞らず、新卒の募集を出している大学と並べて準備するのが現実的です。そのうえで、新潟経営大学の作文テーマのように「地域の中の大学」を自分の言葉で語る準備は、どの大学の面接でもそのまま使えます。[3]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 新潟経営大学 トップページ確認日:2026-09-27 / メニュー(大学案内・学部・進路・情報公開など)とお知らせ。採用情報の項目はない(2026年9月27日確認)
  2. 新潟経営大学 お知らせ【専任職員公募】専任職員公募について掲載しました(2023年11月22日)確認日:2026-09-27 / 専任職員1人の募集、ハローワーク紹介状の同封、専任職員募集要項へのリンク
  3. 学校法人加茂暁星学園 職員募集要項(2023年11月掲載)確認日:2026-09-27 / 新潟経営大学のお知らせ(2023年11月22日)からリンク。新潟経営大学事務局勤務(専任職員)1人、経験・免許等、採用日、勤務場所(転勤あり)、仕事の内容、勤務時間、休日、給与、応募期間、応募書類、選考、定年
  4. 新潟経営大学 お知らせ 専任職員の公募について(2022年11月30日)確認日:2026-09-27 / 専任職員1人の募集と専任職員募集要項へのリンク
  5. 学校法人加茂暁星学園 職員募集要項(2022年11月掲載)確認日:2026-09-27 / 新潟経営大学のお知らせ(2022年11月30日)からリンク。新潟経営大学事務局勤務(専任職員)1人、経験・免許等、採用日、仕事の内容(入試・広報、予算編成・決算書作成、中期計画実行・評価)、給与・賞与、応募期間、応募書類、選考、定年
  6. 新潟経営大学 お知らせ 事務職員(専任職員)の公募について(2名)(2019年11月1日)確認日:2026-09-27 / 学校法人加茂暁星学園による新潟経営大学の事務職員の募集。情報システム担当の専任職員と期間付きの職員の2件、給与・賞与、応募書類(作文「新潟における期待される大学像」)、選考
  7. 新潟経営大学 学校法人加茂暁星学園(情報公開)確認日:2026-09-27 / 大学の情報公開ページからリンク。寄附行為、役員等名簿、財務書類、事業報告書、事業計画書、中期経営計画、行動計画などの公開資料の一覧
  8. 学校法人加茂暁星学園 令和7年度事業報告書確認日:2026-09-27 / 法人の概要・建学の精神・沿革、設置する学校、学生数(令和8年5月1日現在)、収容定員充足率、教職員の概要(新潟経営大学の職員 専任33・臨時3)、新潟経営大学の教育目標・学生確保・地域貢献の事業
  9. 学校法人加茂暁星学園 令和8年度事業計画書確認日:2026-09-27 / 法人の事業計画(新中期計画「加茂暁星ルネサンス計画」、新給与・人事制度の推進、法人事務局体制の強化)、新潟経営大学の部門別事業計画(職員組織 専任35・臨時4、中期計画の指標)
  10. 新潟経営大学 令和8年度自己点検評価書確認日:2026-09-27 / 常設委員会と事務職員の参加、役職者会議、事務局の窓口対応、職員の研修(SD)、地域連携課の専任職員2名
  11. 新潟経営大学 組織図(2026年5月)確認日:2026-09-27 / 学部・委員会・事務局(総務企画課・学務課・健康管理増進室・入試広報課・キャリア支援課)・地域連携課・図書係
  12. 学校法人加茂暁星学園 女性活躍推進法 一般事業主行動計画策定・変更届(2025年3月)確認日:2026-09-27 / 法人の情報公開ページからリンク。常時雇用する労働者の数(132人、男性84人・女性48人)、管理職(課長級以上)11人のうち女性2人、計画期間と目標