どの大学の卒業生が名古屋産業大学の職員になっているのか
他大学が公表している進路資料では、就職先として名古屋産業大学(学校法人菊武学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
大学と学園が公表している職員の情報[1] [2]
名古屋産業大学の「教職員の公募・採用」のページには、職員紹介や先輩職員の声、職員の出身大学は載っていません。職員について公表されているのは、学校法人菊武学園の事業報告書にある学校ごとの職員数と平均年齢です。[1] [2]
- 職員の出身大学・学部:公表なし
- 職員紹介・先輩職員の声:採用のページになし
- 名古屋産業大学の本務職員:22人(平均年齢51歳5か月、2025年5月1日現在)
- 名古屋産業大学の兼務職員:13人(平均年齢55歳9か月、2025年5月1日現在)
採用ページに今出ていることと、求める人
名古屋産業大学の「教職員の公募・採用」のページは、教員公募と事務職員募集の2つの欄に分かれています。教員公募の欄は、研究者人材データベースJREC-INを参照するよう案内しています。事務職員募集の欄は「2026年9月25日更新情報」で、次の募集が載っています。[1]
- 募集職種:事務職員(嘱託)
- 応募資格:短期大学卒以上、普通自動車運転免許(AT限定も可)
- 応募資格:若い世代を育てる意欲があり、親切・丁寧に学生サポートができる方
- 応募資格:年齢は問いません
- 必要な経験・能力:募集分野に生かせる汎用的なスキルや実務経験をお持ちの方
応募資格の中で、人物について書かれているのは「若い世代を育てる意欲があり、親切・丁寧に学生サポートができる方」という1行です。学歴は短期大学卒以上で、年齢は問わないとしています。[1]
大学の建学の精神と理念
名古屋産業大学の概要・特徴のページは、建学の精神を「職業教育をとおして社会で活躍できる人材の育成」とし、大学の理念を「誠実にして創造性に富み、専門的能力を身につけた、産業社会で活躍できる人材を育成する」ことと書いています。[4]
学校法人菊武学園は、1948年に菊武タイピスト養成所として始まりました。沿革・学内組織のページによると、学園長の高木武彦が、母菊子の「女子の職業教育に専念せよ」という遺志に基づいて創設したものです。職業教育を軸にした学園であることは、志望動機を考えるときの出発点になります。[3]
採用の仕組み。雇うのは学校法人菊武学園
名古屋産業大学を設置しているのは学校法人菊武学園です。学園の2025年度事業報告書によると、学園は名古屋産業大学のほか、名古屋経営短期大学、菊華高等学校、菊武ビジネス専門学校、菊武幼稚園、専門学校名古屋ウェディング&フラワー・ビューティ学院、豊橋宮野ビジネス高等専修学校を設置しています。[2]
いま出ている事務職員(嘱託)の募集も、勤務地は名古屋産業大学・名古屋経営短期大学(愛知県尾張旭市新居町山の田3255-5)で、書類の送り先は学校法人菊武学園本部です。大学と短期大学が同じ場所にあり、学園本部が募集の窓口になっています。[1]
嘱託の募集で分かる選考の型[1]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 応募方法 | まず電話またはメールで問い合わせたうえで、学校法人菊武学園本部へ書類を送付 |
| 選考方法 | 書類選考(履歴書)、面接選考(予定2回) |
| 選考日時 | 応募の都度、ご案内します。 |
| 採用予定日 | ご相談により決定 |
嘱託の募集では、履歴書による書類選考のあと、面接が2回予定されています。選考日時は応募のたびに案内する形で、決まった締切日は書かれていません。[1]
職員の仕事。嘱託の募集に並ぶ5つの部署
事務職員(嘱託)の募集には、配属先の候補として5つの部署と仕事の内容が書かれています。[1]
| 部署 | 業務内容(募集の記載) |
|---|---|
| 情報センター | 学内ネットワーク・システム等の保守・運用など |
| 総務課 | 来客受付対応ほか労務管理や施設管理など |
| 学生課 | 学生の厚生補導や課外活動、奨学金、留学生指導など |
| 教務課 | 授業運営やカリキュラム設計、成績管理など |
| 入試広報室 | 高校等を対象とした渉外活動や入試業務など |
募集には、応募者の適正、能力、経験等を考慮して配属を決めると書かれています。[1]
部署のページに書かれている仕事
学生課のページは、学生課を「学生生活全般(授業以外)についての事務を行います。」と紹介しています。学生相談、奨学金、課外活動、学生証や学割証の発行、保健室や学生の保険、外国人学生や生活指導、アルバイトや寮・下宿の紹介など、10の項目が並んでいます。[6]
情報センターのページによると、情報センターは名古屋産業大学・大学院と名古屋経営短期大学の共同利用施設で、PC教室は6教室・約240台です。アカウントは四大・短大・大学院の在学生と教職員に発行されています。大学と短期大学が同じキャンパスで設備を共有していることが分かります。[7]
応募できる条件と待遇
新卒の応募資格・初任給・採用予定数は、2026年9月27日時点の公式サイトでは確かめられません。[1]
参考として、いま出ている事務職員(嘱託)の募集に書かれている条件を並べます。新卒の条件ではありません。[1]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集職種 | 事務職員(嘱託) |
| 応募資格 | 短期大学卒以上、普通自動車運転免許(AT限定も可)、年齢は問わない |
| 給与 | 学園の規程に基づき、経歴・経験等を考慮のうえ決定。月額224,100円〜304,100円 |
| 賞与 | 年2回(6月、12月)学園の規程による |
| 勤務地 | 名古屋産業大学・名古屋経営短期大学(愛知県尾張旭市新居町山の田3255-5) |
| 勤務時間 | 平日9時~17時(休憩60分、1時間程度の遅・早出勤務あり)、土曜9時~12時30分 |
| 休日 | 土曜(シフトにより勤務日あり)・日曜・祝日・年末年始(12月29日~1月4日) |
| 通勤手当 | 月額45,000円を上限として支給 |
| 加入保険 | 雇用保険、労災保険、私学共済による厚生年金および健康保険 |
募集には、学内のイベントや入試などで、土曜・日曜・祝日に勤務する場合があることも書かれています。職員駐車場は有料で用意されています。[1]
募集の時期。いまの段階
2026年9月27日時点で、名古屋産業大学の公式サイトに出ている職員の募集は、2026年9月25日に更新された事務職員(嘱託)の募集だけです。採用予定日は「ご相談により決定」、選考日時は「応募の都度、ご案内します。」とあり、締切日は書かれていません。[1]
新卒向けの専任職員の募集は出ておらず、過去に新卒向けの募集がいつ出たかも公式サイトには残っていません。この記事では、次の募集の時期を推測しません。[1]
公開されている数字
名古屋産業大学と学校法人菊武学園が公表している数字を並べます。[5] [2]
- 学部:現代ビジネス学部(現代ビジネス学科、経営専門職学科、現代ビジネス学科 通信教育課程)の1学部
- 大学院:環境マネジメント研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 在学生:学部701人、通信教育課程11人、大学院23人(2025年5月1日現在)
- 専任教員:33人、非常勤講師:52人(2025年5月1日現在)
- 本務職員:22人、兼務職員:13人(2025年5月1日現在)
- 2025年4月の入学者:現代ビジネス学科198人(入学定員150人)、経営専門職学科19人(入学定員40人)
- 学部の学位授与者:142人(2025年3月末時点)、学部の就職者:130人(2025年5月1日現在)
学部生701人に対して本務職員は22人です。単純に割ると、本務職員1人あたり約32人の学部生を支えている計算になります。[5] [2]
大学の沿革によると、名古屋産業大学は2000年に環境情報ビジネス学部として開学し、2017年に学部名を現代ビジネス学部に改めました。2021年には、大学が設置する全国初の専門職学科として経営専門職学科を開設しています。[3]
学園の研修と表彰
学校法人菊武学園の2025年度事業報告書には、学園本部が教職員向けの学園研修を4月・6月・9月・1月などに行ったことが書かれています。9月の講演会は「教育現場における生成AI活用リテラシー」がテーマでした。3月には優秀教職員表彰式も開かれています。[2]
30日でやること。募集が出たときに慌てないために
ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。
- 1〜3日目:名古屋産業大学の「教職員の公募・採用」のページをブックマークし、事務職員募集の欄の更新日と募集職種を確かめる
- 4〜7日目:建学の精神と大学の理念を読み、職業教育を軸にした大学で自分が何をしたいかを書き出す
- 8〜14日目:情報センター・総務課・学生課・教務課・入試広報室の仕事を読み、自分が関わりたい部署を2つ選び、理由を言葉にする
- 15〜21日目:教育活動の状況報告書で、学生数・教員数・入学者の数を確かめ、小さな大学の職員の働き方を考える
- 22〜30日目:履歴書と志望動機の下書きを作っておく。普通自動車運転免許を持っていなければ、取得の計画も立てておく
志望動機は、大学と学園が自分で書いていることから組み立てます。たとえば、「職業教育をとおして社会で活躍できる人材の育成」を建学の精神にしていること、タイピスト養成所から始まった職業教育の学園であること、全国初の専門職学科を大学に開設したこと。そこに、自分がどんな場面で学生を支えたいかを重ねれば、根拠のある志望動機になります。[4] [3]
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 名古屋産業大学 教職員の公募・採用確認日:2026-09-27 / 2026年9月27日時点の表示(教員公募の案内と、「2026年9月25日更新情報」の事務職員(嘱託)の募集:業務内容、応募資格、必要な経験・能力、勤務条件、選考、応募方法)
- 学校法人菊武学園 2025年度事業報告書確認日:2026-09-27 / 設置する学校、令和7年5月1日現在の学校ごとの教職員数と平均年齢、2025年度の学園研修と優秀教職員表彰(学校法人菊武学園の情報公開のページからリンク)
- 名古屋産業大学 沿革・学内組織確認日:2026-09-27 / 学校法人菊武学園と名古屋産業大学の沿革(1948年の菊武タイピスト養成所の創設、2000年の開学、2021年の経営専門職学科の開設)
- 名古屋産業大学 概要・特徴確認日:2026-09-27 / 建学の精神、大学の理念、学部・学科の教育研究上の目的
- 名古屋産業大学 教育活動の状況報告書(令和7年5月)確認日:2026-09-27 / 令和7年5月1日現在の在学生数、専任教員数と非常勤講師数、入学者数、学位授与者数、就職者数
- 名古屋産業大学 学生課確認日:2026-09-27 / 学生課が担当する学生生活全般の事務(10項目)
- 名古屋産業大学 情報センター確認日:2026-09-27 / 名古屋産業大学・大学院と名古屋経営短期大学の共同利用施設であること、PC教室の数と台数、アカウントの発行対象