どの大学の卒業生が共栄大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として共栄大学(学校法人共栄学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。‌​‌‌​‌‌‌‌‌​‌​‌​​​​​​​‌‌‌​​‌‌​‌​‌‌​‌‌‌‌​‌‌‌​‌‌​​​​​‌‌​‌‌‌​‌‌‌‌​‌‌

法人が公表していること[2] [1]

共栄大学の公式サイトには、職員の出身大学や職員インタビューは載っていません。情報公開のページに載っている事業報告書にも、職員の出身大学の内訳は書かれていません。[1] [2]

事業報告書から分かるのは、職員の人数と、どの学校に何人いるかです。共栄大学の職員は、2025年5月1日現在で本務39人・兼務20人です。[2]

大学が教職員に求めていること(人材育成の目標・方針)

共栄大学は「教職員の人材育成の目標・方針」を公表しています。目標は、教職員が建学の精神、教育理念と社会規範に基づいて行動し、大学教育を担う資質・能力と、研究を通じて社会に貢献できる高度な知識・技能を持ち、高い倫理観と豊かな人間性を持った人材を育てることです。[3]

方針として、FD研修とSD研修を組織的かつ体系的に行い、次のような活動をするとしています。[3]

  • 教職員の教育・研究と管理運営に携わる能力を改善・向上させる研修を行い、能力開発の機会を提供する
  • 授業のデザイン、授業評価とそのフィードバック、学習支援など、教授方法の改善に役立つ活動を行う
  • 大学組織の理解、教育研究活動の適切で効果的な運営、教職員間のコミュニケーションに関する研修など、大学コミュニティを理解するための活動を行う
  • FD・SDの啓発に関わる活動を行う
[3]

建学の精神と教育理念[4] [2]

学校法人共栄学園の建学の精神は「至誠一貫」です。共栄大学は、創立者の岡野弘・さく夫妻の創立理念に基づき、「社会学力」「至誠の精神」「気品の模範」の3つの教育理念を掲げています。[2] [4]

学長のメッセージは、大学を単なる学問の場にとどまらず、人間的な成長と社会的な責任を担う場とし、学生、職員、教員が一丸となって、自己を高め、他者を尊重し、社会に貢献するために学び、行動できる環境をつくると書いています。職員も、この「一丸」の一員として位置づけられています。[4]

採用の仕組み。学校法人共栄学園の職員

共栄大学は私立大学で、職員は学校法人共栄学園が採用します。事業報告書の教職員の概要は、職員を法人本部、共栄大学、2つの高校、2つの中学校、幼稚園に分けて数えています。[2]

2026年9月27日時点で、共栄大学の公式サイトに職員の採用情報のページは見当たりません。「採用ご担当者様へ」のページは、求人情報管理システムで求人・インターンシップ情報を公開していると書き、企業・団体に求人の申し込みを案内するもので、大学が職員を募集するページではありません。[5]

職員の仕事。大学と法人の学校

事業報告書によると、法人が設置する学校は、共栄大学(国際経営学部国際経営学科・教育学部教育学科)、共栄学園高等学校、春日部共栄高等学校、共栄学園中学校、春日部共栄中学校、共栄幼稚園です。[2]

職員90人のうち59人が共栄大学に、6人が法人本部にいます。法人の職員の3分の2近くが大学に配置されていることになります。[2]

若手職員の研修(令和6年度の自己評価報告書より)[6]

令和6年度の自己評価報告書によると、共栄大学はそれまでFD研修会と合同で行っていたSD研修会に加えて、2022年度からSD独自の研修制度を作りました。2022年12月に、原則40歳未満の若手職員を対象にした「将来構想プロジェクト」を始め、共栄大学の経営強化のための中期的な計画を作ることを目標に、毎月2回会合を開いています。[6]

報告書は、このプロジェクトに期待する効果として、課題発見能力や経営分析力などの人材育成、良好な人間関係の構築からの協働機会の創出、当事者意識の醸成の3点を挙げています。法人全体の職員研修や、法人に入職して1・2年目の職員を対象にした入職研修にも職員が参加し、2023年度には職員の専門性やスキルを高めるためのWeb研修システムを導入したと書かれています。[6]

同じ報告書は、教授会に学長が指名する事務職員も出席して意見を述べられること、職員の採用と昇任は規定に基づいて行われていることも書いています。[6]

事業報告書に書かれた大学の取り組み[2]

事業報告書は、共栄大学が「学校法人共栄学園中期経営計画 2022年度〜2026年度」を前提に、教育理念と建学の精神を土台にして大学のミッションを定めていると書いています。教育学部では、2025年度の教員採用試験の合格者数(正規採用)が62名となり、目標の53名を上回ったことも報告されています。[2]

職員の仕事は、こうした教員養成の実績や学生募集を支える事務を含みます。事業報告書は、教職員一同が協力して募集状況の改善に向けて取り組むとも書いています。[2]

応募の条件と待遇について分かること

2026年9月27日時点で、共栄大学の公式サイトに事務職員の募集は出ていないため、応募資格・給与・勤務時間などの条件は、公式から確かめられません。[1]

公式から確かめられること・確かめられないこと(2026年9月27日時点)
項目状況
職員の採用情報のページ公式サイトに見当たらない
「採用ご担当者様へ」のページ企業・団体向けの学生への求人の受付案内
共栄大学の職員数本務39人・兼務20人(2025年5月1日現在)
職員の育成教職員の人材育成の目標・方針に基づくFD・SD研修
応募資格・給与・勤務時間募集が出ていないため確かめられない
[1] [5] [2] [3]

条件は募集ごとに決まります。募集が出たら、その募集要項の応募資格に「卒業見込み」が含まれるかを最初に確かめてください。[1]

募集の時期。公式からは確かめられない

2026年9月27日時点で、共栄大学の公式サイトに職員の募集は出ていません。過去の事務職員募集の時期も、公式サイトからは確かめられません。[1]

次の募集時期は推測で書きません。公式サイトの情報公開やお知らせを定期的に確かめてください。[1]

公開されている数字。大学の職員59人

数字は、学校法人共栄学園の令和7年度事業報告書に載っているものだけを並べます。[2]

学校法人共栄学園の職員数(2025年5月1日現在)
区分法人本部共栄大学共栄学園高校春日部共栄高校共栄学園中学春日部共栄中学共栄幼稚園合計
本務職員5397610159
兼務職員1202402231
[2]
共栄大学の学生数(2025年5月1日現在)
学部入学定員入学者数収容定員在籍数
国際経営学部200247800904
教育学部130148520507
[2]

共栄大学の本務教員は42人(国際経営学部21人・教育学部21人)です。在籍学生は2学部で1,411人です。[2]

30日でやること。募集が出たときに動けるように

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例です。[1]

  1. 1〜3日目:公式サイトの情報公開とお知らせのページをブックマークし、職員の募集が出ていないか定期的に確かめる
  2. 4〜10日目:教職員の人材育成の目標・方針を読み、FD・SD研修で自分が伸ばしたい力を書き出す
  3. 11〜17日目:建学の精神「至誠一貫」と3つの教育理念を自分の言葉で説明できるようにする
  4. 18〜24日目:事業報告書で、国際経営学部と教育学部の学生数や教員採用試験の実績を押さえる
  5. 25〜30日目:「学生、職員、教員が一丸となる」大学で自分が何をしたいかを1分で話せるようにする
[1] [3] [2] [4]

志望動機も、公式に書かれている事実から組み立てます。至誠一貫を建学の精神とすること、教職員の人材育成の方針を公表していること、教育学部の教員採用試験の実績を伸ばしていること。これらに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[2] [3]

採用の条件・日程・待遇は年度や募集ごとに変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 共栄大学 情報公開確認日:2026-09-27 / 事業報告書・財務情報・人材育成の目標・方針などの掲載(2026年9月27日確認、職員の採用情報のページは見当たらない)
  2. 学校法人共栄学園 令和7年度 事業報告書確認日:2026-09-27 / 建学の精神、沿革、設置する学校、学生数・教員数・職員数(2025年5月1日現在)、共栄大学の事業の概要
  3. 共栄大学 教職員の人材育成の目標・方針確認日:2026-09-27 / 目標、FD・SD研修の方針
  4. 共栄大学 教育理念確認日:2026-09-27 / 学長メッセージ、3つの教育理念
  5. 共栄大学 採用ご担当者様へ確認日:2026-09-27 / 企業・団体向けの求人申し込みの案内
  6. 共栄大学 自己評価報告書(令和6年度)確認日:2026-09-27 / SD独自の研修制度(将来構想プロジェクト)、入職1・2年目研修、Web研修システム、教授会への事務職員の出席、職員の採用・昇任