どの大学の卒業生が京都情報大学院大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として京都情報大学院大学(学校法人情報大学)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。‌‌‌​​​​​​‌​​‌‌​​​​​​​​‌‌​​‌​‌‌​‌​​‌​‌‌‌‌‌​​​‌​‌​‌‌​​​​‌​‌​‌​​‌​​

法人が公表している職員の情報[3] [4]

学校法人情報大学は、職員の出身大学や職員紹介を公表していません。公表されているのは、事業報告書と自己点検評価書に載っている人数です。[3] [4]

  • 2025年5月1日現在:職員 専任24人、兼任15人(2025年度事業報告書)
  • 2024年5月1日現在:職員 専任26人、兼任20人、合計46人(令和6年度自己点検評価書)
[3] [4]

令和6年度の自己点検評価書は、留学生が多いことから、事務窓口に中国籍の職員や英語が堪能な職員を配置し、多言語で対応できるようにしていると書いています。出身大学ではなく、どの言語で学生に対応できるかが書かれている点が、この大学の特徴です。[4]

採用情報のページの今の表示と、大学が書いていること

京都情報大学院大学の採用情報のページは、「専任教員募集」と「職員・スタッフ募集」の2つに分かれています。2026年9月27日時点の表示は次のとおりです。[1]

京都情報大学院大学 採用情報のページの表示(2026年9月27日時点)
欄載っている募集
専任教員募集教育学分野(1名)、情報学分野(若干名)、天文学分野(若干名)。いずれも採用予定日は随時(応相談)
職員・スタッフ募集校医・医療顧問(常勤・非常勤、若干名)だけ
[1]

職員・スタッフ募集の欄の校医・医療顧問は、大学の医療関係や安全衛生などを全般的に評価し、対策の提案や実施を行う仕事と書かれています。医師を対象にした募集で、入試・教務・学生支援などを担う事務職員の募集ではありません。[1]

サイトの下の方にある求人票ダウンロードのページは、企業に向けて、修了予定者への求人の申し込み方法を案内するページです。これも大学の職員の募集ではありません。[2]

中期事業計画に書かれた職員の採用[4]

令和6年度の自己点検評価書は、中期事業計画の中身として、英語モードの学生の増加にともない「英語による授業を行うことのできる教員,英語で学生指導の行うことのできる職員の採用を進める」と書いています。大学が職員について、英語で学生を指導できることを採用の方向として書いている部分です。[4]

建学の理念[3] [5]

建学の理念は「社会のニーズに応え,時代を担い,次代をリードする高度な実践能力と創造性を持った応用情報技術専門家を育成する。」です。職員は、この理念にもとづくIT分野の高度専門職業人の育成を、事務の側から支えることになります。[3] [5]

採用の仕組み。学校法人情報大学の職員

京都情報大学院大学の設置主体は学校法人情報大学です。寄附行為によると、法人の事務所は京都市左京区田中門前町7番地にあり、法人が設置する学校は京都情報大学院大学の応用情報技術研究科だけです。[5] [6]

京都情報大学院大学は、京都コンピュータ学院などとともにKCGグループを構成し、京都コンピュータ学院の伝統と実績を受け継いでいると説明しています。ただし、自己点検評価書によると、京都本校の2号館・研究棟と京都駅前サテライトは、学校法人京都コンピュータ学園との間で貸借契約を交わして使っているもので、大学を設置する法人は京都コンピュータ学院とは別です。[4]

採用情報のページの専任教員や校医・医療顧問の募集は、書類による一次選考と面接試験の二次選考で、応募書類の送り先は京都情報大学院大学の事務部総務課になっています。事務職員の選考の方法は書かれていません。[1]

研修の仕組み[4]

自己点検評価書によると、SDの取り組みとして、全教員・職員が出席する全体会議を学内で開いています。全体会議では、建学の理念や使命・目的、教育目標を確認し、教員と職員の情報共有や意見交換、学生生活満足度調査の結果をもとにした研修会などを行っています。[4]

全体会議は録画して資料とともにイントラネットに載せ、出席できなかった職員も内容を確かめられるようにしています。文部科学省や日本私立大学協会、日本学生支援機構などの外部の研修にも参加していると書かれています。[4]

職員の仕事。事務組織の役割

令和6年度の自己点検評価書によると、職員の配置は、事務部(総務課、学生課、教務課)、キャリアセンター、アドミッションセンターからなる総勢46人(兼任職員を含む)の体制です。事務分掌規程から抜粋された各組織の役割は次のとおりです。[4]

京都情報大学院大学の事務組織の役割(令和6年度自己点検評価書より)
組織主な業務
事務部 総務課奨学生に関する業務、学校行事に関する業務、同窓会に関する業務、情報システム管理
事務部 教務課授業運営、成績評価試験の実施、成績管理・学位授与、各種証明書の発行、図書室の利用と管理、教育の自己点検・評価
事務部 学生課修学指導支援、生活指導支援、課外活動支援
アドミッションセンター入学制度と入試選考、学生募集
キャリアセンター進路指導、就職・進路開発
[4]

大学は開学以来、教員と職員の円滑なコミュニケーションや業務の効率化を目的に、アドミニストレーション教員を置いています。2024年5月1日現在で15人の教員が、事務部、キャリアセンター、アドミッションセンターなどで事務職員とともに業務にあたっています。[4]

留学生の支援と、サテライトの事務窓口[4]

事務窓口では事務手続きのほか、学生生活上の相談も受け付けています。2020年度からは、学校生活全般の不安や質問に応じるオンラインサポート窓口を開いています。札幌サテライトと東京サテライトにも事務窓口があり、同じように学生の対応にあたっています。[4]

事務部では、毎月学生の出席状況を確かめ、欠席の多い学生には個別に連絡をとっていると書かれています。経済的に困っている学生の学費納入の相談も事務部で受け付けています。各種のお知らせは日英併記にし、事務資料や学生便覧は英語版も用意しています。[4]

キャリアセンターの仕事[4]

就職進路ガイダンスやセミナー、学内企業説明会、就職対策講座は、キャリアセンターの担当職員が企画・運営しています。就職進路ガイダンスは1年次の5月から翌年1月まで週1回程度のペースで行い、留学生には英語でも個別面談やガイダンスを行っています。個別面談は英語のほか、中国語、ネパール語、インドネシア語でも対応していると書かれています。[4]

サテライトの学生からの相談には、日ごろはサテライトにいる職員が応じ、京都本校のキャリアセンターの職員もメールやオンラインで面談しています。[4]

応募できる条件と待遇

新卒の事務職員の応募資格・待遇は、2026年9月27日時点の公式サイトでは確かめられません。採用情報のページに事務職員の募集がなく、募集要項も掲載されていません。[1]

参考までに、採用情報のページに載っている専任教員と校医・医療顧問の募集では、待遇は本学規程により面談のうえ決定、通勤費実費支給(上限あり)、社会保険加入と書かれています。これは教員と校医・医療顧問の募集条件で、新卒の事務職員の条件ではありません。[1]

勤務地について、大学は京都本校の百万遍キャンパスと2号館、京都駅前サテライトで授業を行い、札幌サテライトと東京サテライトにも事務窓口を置いています。事務職員がどこに配属されるかは公式に書かれていません。[4]

募集の時期。いまの段階

2026年9月27日時点で、京都情報大学院大学の採用情報のページに事務職員の募集は出ていません。載っているのは、応募締切を設けず採用者が決まり次第終了する専任教員と校医・医療顧問の募集です。[1]

公式サイトで確かめられる過去の事務職員の募集はありません。新卒向けの募集の時期は公式に書かれていないので、この記事では推測しません。[1]

公開されている数字

  • 入学定員:1,000人、収容定員:1,880人、学生数:2,369人(2025年5月1日現在)
  • 職員:専任24人、兼任15人(2025年5月1日現在)
  • 教員:専任189人、兼任30人(2025年5月1日現在)
[3]
  • 2021年度入試:志願者960人、合格者722人、入学者671人
  • 2023年度入試:志願者1,246人、合格者1,012人、入学者921人
  • 2025年度入試:志願者1,556人、合格者1,256人、入学者1,184人
  • 修了者:2025年9月に505人、2026年3月に623人
[3]
  • 2025年度の修了者:計1,128人
[7]

修了者の状況の資料によると、留学生の進路希望は年度によって異なるものの、3分の1から半分程度が帰国を予定し、日本での就職を希望する人は半分強です。日本では在学中に就職活動をするのが通例のため、大学は入学後早い時期から留学生向けの就職プレガイダンスを行っていると書いています。[7]

  • IT専門職大学院として国内第一号の認可を受け、応用情報技術研究科ウェブビジネス技術専攻を設置:2004年
  • 札幌サテライト、東京サテライトを開設:2012年
  • 京都本校百万遍キャンパスの新校舎完成:2022年
[4]

学生約2,400人に対して、専任の職員は24人です。自己点検評価書が書く多言語の窓口対応や留学生の就職支援は、この人数の職員が兼任職員やアドミニストレーション教員とともに担っています。[3] [4]

30日でやること。募集が出たときに慌てないために

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。

  1. 1〜3日目:京都情報大学院大学の採用情報のページをブックマークし、職員・スタッフ募集の欄の表示を確かめる
  2. 4〜7日目:建学の理念と、自己点検評価書の事務組織の表を読み、事務部・アドミッションセンター・キャリアセンターのうち関心のある組織を選ぶ
  3. 8〜14日目:英語で学生を指導する場面を想定し、自分の英語力を確かめて、足りない部分の学習計画を立てる
  4. 15〜21日目:留学生の日本での就職活動の流れ(在学中に就職活動をすること、特定活動ビザなど)を、修了者の状況の資料で確かめる
  5. 22〜30日目:留学生が多いIT専門職大学院を職員として支えたい理由を、自分の経験と結びつけて話せるようにする
[1] [4] [7]

志望動機は、大学が自分で書いていることから組み立てます。たとえば、英語で学生指導のできる職員の採用を進めると中期事業計画に書いていること、事務窓口に多言語で対応できる職員を置いていること、キャリアセンターの職員が留学生の就職活動を支えていること。そこに、自分がどんな場面で学生を支えたいかを重ねれば、根拠のある志望動機になります。[4] [7]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 京都情報大学院大学 採用情報確認日:2026-09-27 / 2026年9月27日時点の表示:専任教員募集(教育学・情報学・天文学分野)と、職員・スタッフ募集の欄の校医・医療顧問の募集だけ。事務職員の募集はない。選考方法・待遇(教員・校医の募集条件)
  2. 京都情報大学院大学 求人のお願い・求人票のダウンロード確認日:2026-09-27 / 企業から修了予定者への求人の申し込み方法。大学職員の募集ではない
  3. 学校法人情報大学 2025年度 事業報告書確認日:2026-09-27 / 設置する学校、建学の理念、入学定員・学生数(2025年5月1日現在)、入学試験の状況(2021〜2025年度)、修了者数、教職員の概要(2025年5月1日現在)
  4. 京都情報大学院大学 令和6(2024)年度 大学機関別認証評価 自己点検評価書確認日:2026-09-27 / 沿革、職員数(2024年5月1日現在)、中期事業計画の職員の採用、事務組織の役割、アドミニストレーション教員、事務窓口と留学生支援、キャリアセンターの支援、SDの取り組み、校舎の貸借
  5. 京都情報大学院大学概要確認日:2026-09-27 / 設置主体(学校法人情報大学)、所在地、研究科・専攻、入学定員、建学の理念
  6. 学校法人情報大学 寄附行為確認日:2026-09-27 / 法人の名称、事務所の所在地、設置する学校(京都情報大学院大学だけ)
  7. 京都情報大学院大学 修了者の状況(2025年度修了者)確認日:2026-09-27 / 2025年度修了者の進路(産業別の就職、進学、帰国など)と留学生の進路
  8. 静岡産業大学 就職・進路(大学院進学実績)確認日:2026-09-11 / 大学院進学実績(2022〜2026年3月卒業生実績)に京都情報大学院大学の研究科・専攻の名前がある。進学で職員としての就職ではないため、節1の表には入れていない
  9. 京都コンピュータ学院 採用情報(KCGグループの系列校)確認日:2026-09-27 / 2026年9月28日確認。系列校の採用ページで、常勤教職員・非常勤講師・校医の募集のみ。事務職員の募集は無かった(確認用の出典)

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