どの大学の卒業生が開志創造大学の職員になっているのか
他大学が公表している進路資料では、就職先として開志創造大学(学校法人新潟総合学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
大学とグループが公表していること[1] [2] [12]
開志創造大学の公式サイトには、職員の紹介ページや先輩職員の声はありません。大学が公表しているのは、学校法人新潟総合学園の事業報告書にある職員の人数です。[1] [2] [12]
- 法人職員(3大学あわせて):専任187人、派遣48人、計235人(2026年5月1日現在)
- 法人職員(1年前):専任175人、派遣41人、計216人(2025年5月1日現在)
- 専任には嘱託と出向を含み、パートタイマー・アルバイト等の非常勤職員は含まない
- 職員の出身大学・学部:公表なし
大学と法人が職員について書いていること
開志創造大学の公式サイトには職員の採用ページがなく、求める職員像の文章もありません。職員についてまとまって書いているのは、学校法人新潟総合学園の2026年度事業計画書と、文部科学省に出した設置認可申請書(設置等の趣旨)です。[1] [11] [13]
法人の人事計画[11]
2026年度事業計画書は、法人全体の人事関連の重点施策として8つを挙げています。職員に関わるのは次の項目です。[11]
- 本法人および3大学の将来の発展を見据えた人財採用・育成の継続的実施
- 公平・公正な評価を行うため既存の業績評価制度の見直し
- 事務局職員の効率的な配置と業務平準化の実施
- 教職員のエンゲージメントを高めるための諸施策の実施
同じ計画書は、教育の質を保ちながら人件費を抑える施策の検討も重点施策に入れています。採用を続ける方針と、配置を効率化する方針が並んで書かれている点は、応募の前に知っておく価値があります。[11]
SDで職員に求める力[13] [11]
設置等の趣旨は、大学のSD(職員の能力開発)の内容として、教務、学生支援、総務、入試、学生募集、研究支援などの各分野の業務理解を深め、職務の多様化・高度化に対応できる能力開発に取り組むと書いています。2026年度事業計画書は、情報デザイン学部が通信教育課程であることから、遠隔教育に求められる教育力の向上を続けるとしています。[13] [11]
NSGグループの採用ページが出会いたい人[5]
大学サイトのフッターからつながるNSGグループのキャリア採用ページは、出会いたい人として「自分の専門性を活かしながら、新しい挑戦を楽しめる方」「地域や社会への貢献を、自分ごととして捉えられる方」「変化の中で前向きに動ける方」を挙げています。このページは、大学・大学院を経営する法人として学校法人新潟総合学園の名前を挙げています。[5]
採用の仕組み。大学の採用ページはなく、手がかりはNSGグループの新卒採用
開志創造大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。大学を設置する学校法人新潟総合学園が職員を雇います。大学トップのフッターには「NSGグループの学校教育事業」として姉妹校のサイトへのリンクと、NSGグループの経営理念や概要のページへのリンクが並んでいます。[1]
大学サイトから採用ページまでのたどり方[1] [4] [6]
大学サイトのフッターにある「NSGグループ経営理念」を開くと、NSGグループのサイトのヘッダーに「新卒採用」と「キャリア採用」のメニューがあります。新卒採用のページは、NSGグループ全体の新卒採用です。[1] [4] [6]
NSGグループの新卒採用のしくみ[7] [8]
NSGグループの新卒採用には、経営者養成コースとNSGビジネスコースがあります。NSGビジネスコースは6つの分野に分かれ、学校で働く分野は学校ビジネス分野です。募集要項は、学校ビジネス分野の事業領域を「専門学校、大学、専門職大学などの学校」としています。選考は、個人面接、適性検査・個人面接、個人面接の3段階で、配属先は希望と適性を考えて決めるとされています。[7] [8]
| 段階 | 内容と方法 |
|---|---|
| STEP1 | 個人面接(オンライン) |
| STEP2 | 適性検査・個人面接(オンライン) |
| STEP3 | 個人面接(対面またはオンライン) |
| その後 | 内定 |
大学院はグループの人材育成の場でもある[10] [7]
NSGグループの新卒採用には、開志創造大学の前身である事業創造大学院大学が別の形で出てきます。経営者養成コースは、入社2年目からグループの大学院でMBA(経営管理修士)取得を目指すコースです。働く環境のページは、経営幹部候補生や起業希望の社員・職員を対象に、事業創造大学院大学への通学を補助する「経営者能力開発制度」を紹介しています。[10] [7]
職員の仕事。駅近の大学院と、通信制の学部
開志創造大学は、大学院の事業創造研究科と、2026年4月に開設した情報デザイン学部(通信教育課程)の1学部1研究科です。職員の仕事の範囲は、この2つの性格の違う組織にまたがります。[12] [11]
| 組織 | 内容 |
|---|---|
| 情報デザイン学部 情報デザイン学科(通信教育課程) | 入学定員800名、授与学位は学士(情報学) |
| 事業創造研究科 事業創造専攻(専門職学位課程) | 入学定員90名、収容定員180名、授与学位は経営管理修士(専門職)MBA |
| 事業創造研究科 経営科学専攻(博士後期課程) | 入学定員4名、授与学位は博士(経営科学) |
事務局が担当すること[13]
設置等の趣旨によると、大学院の管理運営を支える事務局は6階の研究科事務室の職員が担当し、研究科の庶務、教務事務・授業管理、教員の教育研究活動の支援、学生の奨学金などを受け持ちます。入学後の学生には、教務課の職員が履修の相談や学生生活の相談・支援を行うとしています。[13]
2026年度の計画に出てくる仕事[11]
2026年度事業計画書には、職員の仕事につながる計画がいくつも書かれています。情報デザイン学部は、2026年4月の第1期生が入学定員を大きく下回ったとして、専門学校と提携した大学併修制度の認知拡大、提携専門学校の拡大、SNSを使った社会人向けの働きかけなどで学生確保を進めるとしています。大学院では留学生の確保と海外の交流協定校の拡大を続けます。2026年度からは外部資金獲得のための専門スタッフ(URA)を置くとしています。2026年度は機関別認証評価を受ける年でもあります。[11]
働く場所[13] [1]
大学の所在地は新潟市中央区米山3-1-46です。設置等の趣旨は、JR新潟駅から徒歩5分の10階建ての校舎で、学長室、事務室、図書館などがあると書いています。法人事務局として使っていた5階フロアは、情報デザイン学部のために改修するとしています。学校法人新潟総合学園のほかの2大学は、新潟医療福祉大学が新潟市北区島見町、新潟食料農業大学が新潟市北区島見町と胎内市にあります。法人職員が3大学の間で異動するかどうかは、公式資料には書かれていません。[13] [1] [12]
応募できる条件と待遇。大学独自の条件は公開されていない
2026年9月28日時点で、開志創造大学または学校法人新潟総合学園が独自に出している事務職員の応募資格、初任給、勤務時間、休日、採用予定数は、公式サイトに公開されていません。参考として、大学サイトのフッターからつながるNSGグループの新卒採用の募集要項の条件を並べます。これはグループ全体の新卒採用の条件で、開志創造大学に配属された場合の条件ではありません。[1] [7]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 応募資格(2028年4月入社) | 2025年3月から2028年3月までに4年制大学または大学院を卒業または卒業見込み |
| 採用学部・学科 | 全学部・全学科 |
| 採用人数 | 全コース・分野合計30名 |
| 勤務地 | 入社時は新潟県・東京都・福島県のいずれかを予定(配属法人の事業所所在地による) |
| 勤務時間 | 9:00~17:30(配属法人によって異なる場合あり) |
| 基本給 | 学部卒223,000円、修士卒229,480円、博士卒235,240円 |
| 休日 | 週休2日制、年間休日121日(2026年度実績。配属法人によって異なる場合あり) |
| 教育制度 | 経営者能力開発支援制度(MBA取得)、階層別研修、事業部別実務研修、自己啓発助成制度、資格取得奨励制度 |
募集の時期。大学の募集はなく、グループの2027年卒・学校ビジネス分野は募集終了
開志創造大学の公式サイトには、2026年9月28日時点で職員の募集告知がありません。NSGグループの2027年卒向け会社説明会のページは、学校ビジネス分野の該当事業「専門学校、大学などの学校」に「※募集終了」と表示しています。[1] [9]
2028年卒向けには、新卒採用のトップページに2026年9月15日付で早期選考の応募開始のお知らせが載っています。よくある質問は、動画の会社説明会を1本以上見た人に、2026年10月から開催予定の早期選考を優先的に案内するとしています。[6] [8]
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 開志創造大学の職員募集 | 公式サイトに採用ページ・募集告知なし |
| NSGグループ2027年卒・学校ビジネス分野 | 会社説明会ページに「※募集終了」 |
| NSGグループ2028年卒・早期選考 | 2026年10月から開催予定(動画の会社説明会の視聴者に優先案内) |
| 内定から入社まで | 7月頃に内定者研修、10月初旬に内定書授与式、12月~翌2月に配属先決定、翌4月入社 |
開志創造大学が独自に職員を募集するかどうか、次の募集がいつになるかは、この記事では推測で書きません。大学の公式サイトとNSGグループの採用ページを定期的に確かめてください。[1] [6]
公開されている数字。法人職員235人、情報デザイン学部1年生249人
数字は、学校法人新潟総合学園の2025年度事業報告書に載っているものだけを並べます。[12]
| 課程 | 入学定員 | 収容定員 | 在籍 |
|---|---|---|---|
| 情報デザイン学部 情報デザイン学科(通信教育課程) | 800 | 3,200(完成年度) | 249 |
| 事業創造研究科 事業創造専攻(修士課程) | 90 | 180 | 232 |
| 事業創造研究科 経営科学専攻(博士後期課程) | 4 | 12 | 1 |
専任教員は2026年5月1日現在で36人(学長を別に1人)です。2025年度事業報告書によると、事業創造大学院大学の開学から現在までの修了生は1,162人で、そのうち留学生が523人です。[12]
| 基準日 | 専任 | 派遣 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 2025年5月1日 | 175 | 41 | 216 |
| 2026年5月1日 | 187 | 48 | 235 |
法人職員は1年で19人増えています。法人全体の専任教員は3大学で389人です(2026年5月1日現在)。法人職員235人は新潟医療福祉大学・新潟食料農業大学を含む法人全体の数字で、開志創造大学の職員が何人かは公表されていません。[12]
30日でやること。大学と法人を知り、入口を2つとも見張る
いまは開志創造大学が独自に出している職員の募集はありません。準備は、この大学と法人がどんな状況にあるかを理解し、NSGグループの新卒採用と大学の公式サイトの両方を見張ることが中心です。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば採用されるという意味ではありません。[1] [6]
- 1〜3日目:開志創造大学の公式サイトと、フッターからたどれるNSGグループの新卒採用ページをブックマークする
- 4〜10日目:大学院サイトの情報の公表ページから、2026年度事業計画書と2025年度事業報告書を開き、3大学の規模と法人の人事計画を確かめる
- 11〜17日目:設置等の趣旨の管理運営とSDの節を読み、事務局が担う仕事を書き出す
- 18〜24日目:2028年卒なら、NSGグループの早期会社説明会で学校ビジネス分野の動画を見る
- 25〜30日目:通信制の学部と社会人の大学院という2つの性格を踏まえ、自分が事務局でどう役に立てるかを1枚にまとめる
志望動機は、公開されている事実から組み立てます。2026年に名前を変えて学部を新設したばかりで、学生確保が最重要の課題として計画書に書かれていること。事務局が留学生や社会人の学生を支えていること。法人が人財採用・育成を続けると書いていること。これらは大学と法人が自分で書いていることなので、根拠のある志望動機になります。[11] [13] [12]
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 開志創造大学 公式サイト(トップ)確認日:2026-09-27 / 設置者が学校法人新潟総合学園であること、所在地、フッターの姉妹校(NSGグループの学校教育事業)とNSGグループのページへのリンク。職員の採用ページ・リンクは無い(2026年9月28日確認)
- 開志創造大学 情報デザイン学部確認日:2026-09-28 / 通信制の情報デザイン学部のサイト。設置者、所在地。確かめた範囲では職員の採用ページ・リンクは無い(2026年9月28日確認)
- 開志創造大学大学院 情報の公表確認日:2026-09-28 / 事業計画書・事業報告書・設置認可申請書などの公開資料の一覧。大学院サイトのメニューにも職員の採用ページへのリンクは無い(メニューの「外国人採用」は留学生の採用を考える企業向けの案内。2026年9月28日確認)
- NSGグループ 経営理念・行動哲学・行動指針確認日:2026-09-28 / 開志創造大学のフッター「NSGグループ経営理念」のリンク先。NSGグループサイトのヘッダーに「新卒採用」「キャリア採用」
- NSGグループ キャリア採用確認日:2026-09-28 / 学校教育事業の法人(大学・大学院を経営する学校法人新潟総合学園など)、出会いたい人の3項目
- NSGグループ新卒採用(トップ)確認日:2026-09-27 / 経営者養成コースとNSGビジネスコース、お知らせ(2026年9月15日 2028年卒の早期選考の応募開始)
- NSGグループ新卒採用 募集要項確認日:2026-09-27 / NSGビジネスコースの6分野(学校ビジネス分野=専門学校、大学、専門職大学などの学校)、経営者養成コース(2年目からグループの大学院でMBA)、応募資格、採用人数、勤務地、勤務時間、基本給、休日、教育制度、選考方法
- NSGグループ新卒採用 よくある質問確認日:2026-09-28 / 2028年卒の早期選考(2026年10月から開催予定)、選考の流れ、内定から入社までの流れ、配属の決め方
- NSGグループ新卒採用 会社説明会(2027年卒)確認日:2026-09-28 / 学校ビジネス分野の該当事業「専門学校、大学などの学校」に「※募集終了」の表示(2026年9月28日確認)
- NSGグループ新卒採用 働く環境確認日:2026-09-28 / 経営者能力開発制度(事業創造大学院大学への通学補助)、ブラザー・シスター制度など
- 学校法人新潟総合学園 2026年度事業計画書確認日:2026-09-28 / 開志創造大学の教学体制、情報デザイン学部の学生確保の取り組み、URAの配置、認証評価、教職員の能力向上、法人全体の人事計画の重点施策
- 学校法人新潟総合学園 2025年度事業報告書確認日:2026-09-28 / 3大学の沿革と所在地、事業創造大学院大学から開志創造大学への名称変更、開志創造大学の学生数(2026年5月1日現在)、教員数、法人職員数(2025年・2026年5月1日)、修了生数
- 開志創造大学大学院 事業創造研究科経営科学専攻 設置等の趣旨(本文)確認日:2026-09-28 / 令和7年8月29日設置認可。校舎(JR新潟駅から徒歩5分、10階建て)、研究科事務室の職員の担当業務、教務課職員による学生支援、SDの実施体制と内容