どの大学の卒業生が開志専門職大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として開志専門職大学(学校法人新潟総合学院)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。‌​​‌‌‌​‌​​​​​‌​​​​​‌​‌‌​​​‌‌‌​​​​‌​​‌‌‌‌‌‌‌​​‌​‌‌​‌​​‌​‌​​‌‌‌​‌‌

NSGグループが紹介している開志専門職大学の職員[10] [7]

開志専門職大学の公式サイトには、事務職員の紹介ページはありません。大学職員の採用を案内しているNSGグループのサイトには、開志専門職大学で働く職員が2人紹介されています。出身大学の名前は書かれていません。[10] [7] [2]

  • 事務局長(2021年2月の記事):NSGグループの新潟公務員法律専門学校の卒業生。2005年4月に入社し、母校の教務部に配属。警察・消防学科の教員を9年務めたのち、同校の事務局長に就任。在職中に事業創造大学院大学でMBAを取得し、2017年に専門職大学設置準備室の次長として開学準備に加わった
  • 入試広報部(NSGジョブ図鑑のキャリア形成例):2018年入社。1年目はJAPANサッカーカレッジで学生募集、SNS運用、パンフレットの企画、学生課業務などを担当。3年目に公募制度(チャレンジ公募)でアルビレックス新潟レディースへ移り、運営統括責任者を経て、開志専門職大学の入試広報部で学生募集を担当
[10] [7]

2人とも、最初から開志専門職大学に配属されたわけではありません。グループの専門学校やスポーツクラブで経験を積んでから、大学の事務局に来ています。NSGグループの学校で働く職員は、異動によって大学にも専門学校にも関わる形だと読み取れます。[10] [7]

大学とNSGグループが職員について書いていること(引用)

開志専門職大学の採用情報ページは、「大学教員の採用情報」と「大学職員の採用情報」の2つに分かれています。教員は募集要項が大学のページに直接載っていますが、職員の欄にあるのは「大学職員の採用情報はこちら」というリンクだけで、その先はNSGグループの採用ページです。[2] [3]

NSGグループが出会いたい人[3]

大学職員の案内先であるNSGグループの採用ページは、出会いたい人として次の3つを挙げています。[3]

  • 「自分の専門性を活かしながら、新しい挑戦を楽しめる方」
  • 「地域や社会への貢献を、自分ごととして捉えられる方」
  • 「変化の中で前向きに動ける方」
[3]

同じページは、3つすべてに当てはまらなくても応募できると書き、これまでの経験とこれから実現したいことを聞かせてほしいとしています。[3]

学校ビジネス分野で目指す姿[5]

新卒の募集要項は、学校ビジネス分野の仕事をこう説明しています。「専門学校・大学・専門職大学など、各種教育機関での事業推進(学生募集に向けた営業・企画・広報業務など)やその他学校運営業務に従事することからキャリアをスタートします。」そのうえで「将来的には事務局長や部門長といったリーダーとして、次の時代を見据えたイノベーションを起こす人材となることを目指します。」としています。[5]

学歴と資格についての答え[5] [6]

採用学部・学科は「全学部・全学科」です。よくある質問は、応募に必要な資格について「応募にあたっての必須資格はございません。」と答えています。選考の適性検査についても「適性検査については、学力を問う試験ではありません。」と書かれています。[5] [6]

事務局長が書いている仕事の軸[10]

開志専門職大学の事務局長は、NSGグループのインタビューで仕事をこう説明しています。「大学は様々な委員会や教授会など会議を通じて機関決定がなされるので、集まってくる各方向の情報を集約して、皆が一つの方向に進んでいくように、その意思をまとめ、調整するのが仕事です。」また、教員と職員の信頼関係の架け橋になること、学長・副学長・学部長と連携して大学の今後のビジョンを作ることも役割に挙げています。自分の強みとしては、挑戦する姿勢を挙げています。[10]

採用の仕組み。NSGグループの新卒採用で、学校ビジネス分野を選ぶ

開志専門職大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。大学を設置する学校法人新潟総合学院はNSGグループの法人で、大学の採用情報ページは職員の採用をNSGグループの採用ページへ案内しています。NSGグループのキャリア採用ページは、大学・大学院を経営する法人として学校法人新潟総合学院の名前を挙げています。[1] [2] [3]

2つのコースと6つの分野[5]

NSGグループの新卒採用には、経営者養成コースとNSGビジネスコースがあります。NSGビジネスコースは6つの分野に分かれ、大学の職員につながるのは学校ビジネス分野です。第1希望から第3希望までコース・分野を選んで応募でき、選考の途中で変えることもできます。[5]

NSGビジネスコースの6つの分野(募集要項より)
分野該当する事業
学校ビジネス分野専門学校、大学、専門職大学などの学校
学習塾ビジネス分野学習塾
教育ソリューション分野教材出版、資格検定
医療・福祉ビジネス分野医療事業、福祉・介護事業
ビジネスソリューション分野商社、広告代理店、新電力
フードビジネス分野給食受託、給食食材卸
[5]

選考の流れ[5] [6]

会社説明会に参加したあと、マイページでSTEP1選考の予約、STEPシート(エントリーシート)の入力、顔写真のアップロードをすると応募が完了します。NSGビジネスコースの選考は次の3段階です。[5] [6]

NSGビジネスコースの選考(募集要項より)
段階内容と方法
STEP1個人面接(オンライン)
STEP2適性検査・個人面接(オンライン)
STEP3個人面接(対面またはオンライン)
その後内定
[5]

STEPシートは選考のたびに書き足し・書き直しができます。一度不採用になった人の再応募も、一定の期間をおけば可能です。[5] [6]

配属は内定のあとに決まる[5] [6]

配属先は、希望と適性を考えて決めるとされています。よくある質問によると、内定から入社までの流れは、7月頃に内定者研修が始まり、10月初旬に内定書授与式、12月から翌年2月に配属先の決定、翌4月に入社式です。学校ビジネス分野で内定しても、配属先が開志専門職大学になるか、グループの専門学校になるかは、この時期に決まります。[5] [6]

職員の仕事。学生募集の広報から、大学全体の調整まで

NSGジョブ図鑑は、学校ビジネス分野の事業を「専門学校や大学、専門職大学などを運営しています。」と紹介し、仕事の特徴を「学校での総合職は教える仕事以外の多くの仕事を担当します。」と書いています。学生課のように在学生に向けた仕事もありますが、学生募集や広報、マーケティングなど営業的な要素の強い仕事が多いとしています。[7]

学校ビジネス分野のある日のスケジュール[7]

学校の総合職のある日(NSGジョブ図鑑より)
時刻していること
9:00出社・朝礼(事務局と教務部が合同で、学生募集の状況や在学生の進捗を共有)
9:30資料請求への資料発送
10:00オープンキャンパスの動員や入試の受験者の進捗を確認するミーティング
11:00広報施策の検討・立案
13:00進路相談会への出展や高校訪問
16:30オープンキャンパスの準備
17:30退社
[7]

ジョブ図鑑のスケジュールは、学校ビジネス分野全体の例として載っているもので、開志専門職大学の事務局だけの一日ではありません。[7]

開志専門職大学の事務局長の仕事[10]

事務局長のインタビューによると、開学前の準備室では教員のスカウトのために日本各地へ出張し、文部科学省との申請書のやり取りもあって、年間100回くらいは出張していたそうです。開学後は事務局長として大学全体の運営にあたり、委員会や教授会で集まる情報をまとめて調整する役割を担っています。[10]

大学の組織と職員の育成[11] [12]

大学の中長期計画「Kaishi Vision 2032」は、事務組織力の向上と職員の能力向上を掲げ、事務局全体と部署別・職位別に求める資質・能力を明確にして人材育成方針を作ること、職務別研修・管理職研修・新任職員研修などのSD計画を作って続けることを挙げています。2025年度事業報告書によると、2025年度はFD・SD研修会を5回開き、大学認証評価や学生支援などを取り上げました。[12] [11]

大学は事業創造学部、情報学部、アニメ・マンガ学部の3学部3学科で、2025年度事業報告書は事業創造学部を紫竹山キャンパス、情報学部を米山キャンパス、アニメ・マンガ学部を古町ルフルキャンパスとしています。大学の「データで見る」ページは、紫竹山キャンパスと古町ルフルキャンパスがどちらも新潟駅からバスで約6〜7分だと紹介しています。[11] [13]

応募できる条件と待遇。NSGグループ新卒採用の募集要項

条件は、NSGグループの新卒採用の募集要項に書かれているものです。学校ビジネス分野だけの条件ではなく、グループ全体の新卒採用の条件です。[5]

NSGグループ新卒採用の主な条件(募集要項より・2026年9月28日確認)
項目内容
応募資格(2027年4月入社)2024年3月から2027年3月までに4年制大学または大学院を卒業または卒業見込み
応募資格(2028年4月入社)2025年3月から2028年3月までに4年制大学または大学院を卒業または卒業見込み
採用学部・学科全学部・全学科
採用人数全コース・分野合計30名
勤務地入社時は新潟県・東京都・福島県のいずれかを予定(配属法人の事業所所在地による)
勤務時間9:00~17:30(配属法人によって異なる場合あり)
基本給学部卒223,000円、修士卒229,480円、博士卒235,240円
昇給・賞与昇給は年1回、賞与は年2回
休日週休2日制、年間休日121日(2026年度実績。配属法人によって異なる場合あり)
福利厚生財形貯蓄、ライフプラン支援制度、共済会制度、互助会制度、奨学金返還支援制度など
教育制度経営者能力開発支援制度(MBA取得)、階層別研修、事業部別実務研修(教務研修、事務局研修など)、自己啓発助成制度、資格取得奨励制度
[5]

開志専門職大学のキャンパスはいずれも新潟市にあります。勤務地は配属法人の事業所の所在地によって決まるため、学校ビジネス分野で入社しても、新潟県以外の学校に配属される可能性があります。[5] [11]

募集の時期。2027年卒の学校ビジネス分野は募集終了、2028年卒は早期選考へ

2026年9月28日時点で、NSGグループの2027年卒向け会社説明会のページは、学校ビジネス分野の該当事業「専門学校、大学などの学校」に「※募集終了」と表示しています。2027年4月入社で学校ビジネス分野に応募する枠は、この時点で閉じています。[8]

2028年卒向けには、コースや事業ごとの動画で会社説明会が公開されています。新卒採用のトップページには、2026年9月15日付で2028年卒の早期選考の応募が始まったとのお知らせが載っています。よくある質問は、動画を1本以上見た人に、2026年10月から開催予定の早期選考を優先的に案内するとしています。[9] [4] [6]

募集の時期について公式に確かめられること(2026年9月28日時点)
項目状況
2027年卒・学校ビジネス分野会社説明会ページに「※募集終了」
2028年卒・会社説明会動画で公開(エントリー後に視聴)
2028年卒・早期選考2026年10月から開催予定(動画視聴者に優先案内)
インターンシップ・1day仕事体験例年、夏期(6月~9月)と冬期(11月~翌年2月)に開催予定
内定から入社まで7月頃に内定者研修、10月初旬に内定書授与式、12月~翌2月に配属先決定、翌4月入社
[8] [9] [6]

2028年卒の本選考の日程や、学校ビジネス分野の枠がいつまで開いているかは、この記事では推測で書きません。NSGグループの新卒採用ページで確かめてください。[4]

公開されている数字。職員43人、学生756人

数字は、学校法人新潟総合学院の2025年度事業報告書と、大学・NSGグループの公式ページに載っているものだけを並べます。[11]

開志専門職大学の職員数(法人職員を含む・2025年度事業報告書)
基準日専任常勤嘱託等合計
2025年5月1日41546
2026年5月1日40343
[11]
学部ごとの学生数(2026年5月1日現在・2025年度事業報告書)
学部学科入学定員収容定員在籍
事業創造学部事業創造学科80320250
情報学部情報学科80320230
アニメ・マンガ学部アニメ・マンガ学科80320276
合計240960756
[11]

専任教員は2026年5月1日現在で63人(学長を含めると64人)です。職員43人に対して学生は756人なので、職員1人あたりの学生はおよそ18人です。2026年度の1年生は249人で、入学定員240人を上回りました。2025年度事業報告書は、2025年度に開学後初めて入学定員を満たしたと書いています。[11]

大学を支えるNSGグループは、キャリア採用ページで自らを101法人・1万人以上のスタッフを擁するグループと紹介しています。新卒の採用人数はグループ全体で全コース・分野合計30名で、そのうち学校ビジネス分野や開志専門職大学に何人配属されるかは公表されていません。[3] [5]

30日でやること。グループの採用として準備する

ここまでの内容を行動に落とします。開志専門職大学の職員を目指すことは、NSGグループの新卒採用に学校ビジネス分野で応募することです。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば採用されるという意味ではありません。[2] [5]

  1. 1〜3日目:開志専門職大学の採用情報ページから、NSGグループの採用ページと新卒採用ページを開いてブックマークする
  2. 4〜7日目:2028年卒なら、早期会社説明会のページからエントリーし、学校ビジネス分野の動画を見る
  3. 8〜14日目:NSGジョブ図鑑の学校ビジネス分野を読み、学生募集・広報・学生対応のどこで力を出せるかを書き出す
  4. 15〜21日目:事務局長のインタビューを読み、開志専門職大学が新潟から県外への進学の流れに歯止めをかけたいと考えていることを、自分の言葉で説明できるようにする
  5. 22〜30日目:STEPシートの自己PRと志望動機を書く。配属は希望と適性で決まるので、開志専門職大学以外の学校に配属された場合に何をしたいかも書いておく
[2] [4] [9] [7] [10] [5]

志望動機は、公開されている事実から組み立てます。学校ビジネス分野は学生募集の広報や営業の仕事が多いこと。事務局長は大学全体の情報をまとめて調整する役割であること。職員が専門学校やスポーツクラブを経て大学に来ていること。これらはNSGグループが自分で書いていることなので、そこに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[7] [10]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 開志専門職大学 公式サイト(トップ)確認日:2026-09-28 / 大学を設置する法人が学校法人新潟総合学院であること、フッターのNSGグループのサイトと採用情報へのリンク
  2. 開志専門職大学 採用情報確認日:2026-09-27 / 大学教員の採用情報(募集要項)と、大学職員の採用情報(「大学職員の採用情報はこちら」からNSGグループの採用ページへのリンク)。確かめた範囲:大学トップのフッター、採用情報ページ、NSGグループのサイト(2026年9月28日確認)
  3. NSGグループ キャリア採用確認日:2026-09-28 / 開志専門職大学の採用情報ページからリンクされた大学職員の採用案内先。学校教育事業の法人(学校法人新潟総合学院など)、101法人・1万人以上のスタッフ、出会いたい人の3項目
  4. NSGグループ新卒採用(トップ)確認日:2026-09-27 / 経営者養成コースとNSGビジネスコース、お知らせ(2026年9月15日 2028年卒の早期選考の応募開始)。NSGグループサイトのヘッダー「新卒採用」からリンク
  5. NSGグループ新卒採用 募集要項確認日:2026-09-27 / NSGビジネスコースの6分野(学校ビジネス分野=専門学校、大学、専門職大学などの学校)、応募資格、採用学部・学科、採用人数、配属、勤務地、勤務時間、基本給、休日、福利厚生、教育制度、応募方法、選考方法
  6. NSGグループ新卒採用 よくある質問確認日:2026-09-28 / エントリーの条件、インターンシップの時期、2028年卒の早期選考(2026年10月から開催予定)、選考の流れ、必須資格、内定から入社までの流れ、配属の決め方
  7. NSGグループ新卒採用 NSGジョブ図鑑確認日:2026-09-27 / 学校ビジネス分野(専門学校・大学など)の仕事、ある日のスケジュール、キャリア形成例(2018年入社の職員が開志専門職大学の入試広報部で学生募集を担当)
  8. NSGグループ新卒採用 会社説明会(2027年卒)確認日:2026-09-28 / 学校ビジネス分野の該当事業「専門学校、大学などの学校」に「※募集終了」の表示(2026年9月28日確認)
  9. NSGグループ新卒採用 早期会社説明会(2028年卒)確認日:2026-09-28 / 2028年卒向けの動画会社説明会、対象、視聴特典(早期選考の優先案内)、学校ビジネス分野の関連事業
  10. NSGグループ「新潟に新しい大学を」開志専門職大学 事務局長インタビュー(2021年2月26日)確認日:2026-09-28 / 開志専門職大学の事務局長の経歴(2005年入社、専門学校の教員・事務局長、専門職大学設置準備室)、開学準備、事務局長の仕事、大学の目標
  11. 学校法人新潟総合学院 2025年度事業報告書確認日:2026-09-28 / 法人の概要、開志専門職大学の学生数(2025年・2026年5月1日)、教員数、職員数(法人職員を含む)、3学部のキャンパス、入学定員充足、FD・SD研修会
  12. 開志専門職大学 将来計画「Kaishi Vision 2032」確認日:2026-09-28 / 事務組織力の向上と職員の能力向上(人材育成方針の策定、職務別研修・管理職研修・新任職員研修等のSD計画)
  13. 開志専門職大学 データで見る開志専門職大学確認日:2026-09-28 / 学生数756名(2026年5月1日時点)、紫竹山キャンパス・古町ルフルキャンパスと新潟駅からのアクセス、開学2020年