どの大学の卒業生が日本赤十字豊田看護大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として日本赤十字豊田看護大学(日本赤十字社)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。​‌‌​‌‌‌‌​‌‌‌​‌​​​​‌‌‌‌​‌‌​​​‌​‌‌​‌‌​​‌​‌​‌‌‌‌​‌​​‌‌‌​‌​​‌‌​‌​‌​‌

採用する側の仕組み[2]

この大学の事務職員を採用しているのは日本赤十字社愛知県支部です。支部で採用された総合職は、支部事務局、赤十字病院、血液センター、看護大学のいずれかに配属されます。日本赤十字社愛知県支部は大学以外の事業も大きいため、他大学の進路資料に支部の名前があっても、この大学の職員になったという意味にはならず、この記事の表には入れていません。[2]

大学・支部は職員の出身大学を公表していない[1] [2] [3]

日本赤十字豊田看護大学のお知らせと、日本赤十字社愛知県支部の採用ページ・募集要項には、職員の出身大学や出身学部の一覧、職員紹介は載っていません。募集要項で分かるのは、応募できる学歴の範囲です。[1] [2] [3]

  • 応募資格:令和9年3月に4年制大学の学部または大学院を卒業(修了)見込みの人を原則とする
  • 学部・専攻の指定:書かれていない。看護や医療の学部であることも条件にない
  • 職種:総合職(看護職などの専門職の募集とは別)
[2]

大学と支部が書いていること(引用)

日本赤十字豊田看護大学のお知らせは、就職活動中の学生向けに、日本赤十字社愛知県支部の採用案内を載せています。そこには次のように書かれています。[1]

「総合職の職員は支部、赤十字病院、血液センター、看護大学等で赤十字事業の推進のために活躍しています。」[1] [3]

続けて「赤十字の想いに共感してくださった皆さんからのご応募お待ちしております。」とあります。求める人物像を箇条書きにした欄はなく、赤十字の想いへの共感が、支部の採用案内で繰り返し書かれていることです。[1] [3]

支部の採用ページの書き出し[3]

日本赤十字社愛知県支部の採用ページは、赤十字を「191の国と地域に広がるネットワークを持つ世界最大規模の人道支援機関」と紹介し、「苦しんでいる人を救いたい」という思いを結集して形にするのが自分たちの仕事だ、と書いています。[3]

学歴について書かれていること[2]

応募資格は、4年制大学の学部または大学院の卒業(修了)見込みです。「原則とします」と書かれているので、例外がありうる書き方ですが、どんな例外かは書かれていません。出身大学や学部の条件はありません。[2]

採用の仕組み。大学単独ではなく、日本赤十字社愛知県支部の総合職採用

日本赤十字豊田看護大学は日本赤十字社が設置する大学で、大学の沿革によると、1941年に日本赤十字社愛知支部病院救護看護婦養成所として発足し、2004年に日本赤十字豊田看護大学として開学しました。[5]

事務職員の新卒採用は、大学が単独で募集するのではなく、日本赤十字社愛知県支部の「新規職員採用試験」(総合職)で行われます。大学のお知らせの「教職員募集」の一覧にも、教員公募と並んで、この採用試験のお知らせが載っています。[1] [4]

令和9年4月入社 日本赤十字社愛知県支部 新規職員採用試験(総合職)の選考(募集要項より)
選考試験項目・実施期間・会場
第1次選考書類審査(令和8年3月1日(日)〜4月13日(月))
第2次選考WEB試験(令和8年4月20日(月)〜4月27日(月))
第3次選考個人面接・適性検査(令和8年5月17日(日)・名古屋市内)
第4次選考(最終)個人面接(令和8年5月31日(日)・名古屋市内)
[2]

応募の方法[2] [3]

募集要項の受験申込方法は「マイナビ 2027 から日本赤十字社愛知県支部にエントリー後、申込方法をご確認のうえ申込ください。」です。支部の採用ページからも、エントリー先へのリンクが置かれています。[2] [3]

面接は2回、筆記はWEB試験[2]

書類審査のあと、WEB試験、個人面接と適性検査、最終の個人面接と進みます。個人面接は第3次と第4次の2回で、会場はどちらも名古屋市内です。[2]

職員の仕事。4つの施設のどこに配属されるかは決まっていない

募集要項の配属予定施設は次の4つです。[2]

  • 日本赤十字社愛知県支部事務局
  • 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院・名古屋第二病院
  • 愛知県赤十字血液センター
  • 日本赤十字豊田看護大学
[2]

募集要項には「※1 配属施設は、必ずしも希望したところに配属されるとは限りません。」「※2 配属後、他の施設に異動する場合があります。」と書かれています。日本赤十字豊田看護大学で働きたいと思って応募しても、病院や血液センターに配属されることがあり、看護大学に配属されても、その後ほかの施設に異動することがある、ということです。[2]

勤務地は愛知県です。看護大学は豊田市にあり、支部の採用の問い合わせ先(総務課)は名古屋市東区にあります。[2] [1]

看護大学で働く場合[5] [4]

日本赤十字豊田看護大学は看護学部看護学科と大学院看護学研究科(修士課程・博士課程)を置く看護系の大学です。大学のお知らせの教職員募集の一覧には、2026年8月に災害看護学、精神看護学、成人看護学、母性看護学の教員公募が並んでいて、看護教育に特化した大学であることが分かります。事務職員は、こうした教育と研究を事務の面から支えることになります。[5] [4]

応募できる条件と待遇

令和9年4月入社の募集要項に書かれている条件を並べます。年度によって変わるので、応募の前には必ずその年度の募集要項を見てください。[2]

日本赤十字社愛知県支部 新規職員(総合職)の条件(令和9年4月入社の募集要項より)
項目内容
採用人数10名程度
採用日令和9年4月1日
勤務地愛知県
応募資格令和9年3月に4年制大学の学部または大学院を卒業(修了)見込の方を原則とする
初任給264,480円(俸給+地域手当。令和8年度見込)
諸手当通勤手当、住居手当、扶養手当、時間外手当等
昇給・賞与昇給は年1回、賞与は年2回
休日土曜日、日曜日、国民の祝日、創立記念日(5月1日)、年末年始(6日間)
休暇年次有給休暇(1年につき24日)、特別有給休暇(結婚、出産、子の看護、ボランティア休暇等)
福利厚生社会保険、企業年金基金、グループ保険、育児・介護休業制度、育児・介護短時間勤務制度など
勤務時間9:00〜17:30(休憩 正午から45分間)
[2]

募集要項には、地域手当の支給割合、休日、勤務時間は「愛知県支部事務局配属の場合であり、勤務する施設によって異なる場合があります」と注記されています。看護大学に配属された場合の勤務時間や休日は、支部事務局と違うことがあります。[2]

年次有給休暇が1年につき24日と書かれているのは、この募集要項の特徴の一つです。[2]

募集の時期。令和9年4月入社の選考は終わっている

令和9年4月入社の募集の日程(お知らせ・募集要項より)
日程内容
2026年3月16日日本赤十字豊田看護大学のお知らせに採用試験の案内を掲載
2026年3月1日〜4月13日第1次選考(書類審査)
2026年4月20日〜4月27日第2次選考(WEB試験)
2026年5月17日第3次選考(個人面接・適性検査)
2026年5月31日第4次選考(最終・個人面接)
2027年4月1日採用日
[1] [2]

令和9年4月入社の選考は、2026年5月31日の最終選考までの日程でした。次の年度の募集がいつ出るかは、この記事では書きません。日本赤十字社愛知県支部の採用ページと、日本赤十字豊田看護大学のお知らせ(教職員募集)で確かめてください。[2] [3] [4]

公開されている数字

  • 令和9年4月入社の総合職の採用人数:10名程度(配属予定施設は4つ)
  • 初任給:264,480円(令和8年度見込)
  • 年次有給休暇:1年につき24日
  • 大学の沿革:1941年に日本赤十字社愛知支部病院救護看護婦養成所として発足、1989年に日本赤十字愛知女子短期大学開学、2004年に日本赤十字豊田看護大学開学、2010年に大学院修士課程、2016年に博士課程を設置
[2] [5]

採用人数の10名程度は、支部事務局、2つの病院、血液センター、看護大学を合わせた総合職全体の数です。そのうち何人が看護大学に配属されるかは書かれていません。[2]

公開されていないものもはっきりさせておきます。看護大学の事務職員の人数、応募者数、選考の倍率、採用した職員の出身大学ごとの人数は、大学と支部の公式サイトには見当たりませんでした。[1] [2] [3]

30日でやること。赤十字の職員として志望動機を作る

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。

  1. 1〜3日目:日本赤十字社愛知県支部の採用ページと、日本赤十字豊田看護大学のお知らせ(教職員募集)を確かめる。令和9年4月入社の選考は終わっているので、次の年度の案内を待つ
  2. 4〜7日目:配属予定施設の4つ(支部事務局、病院、血液センター、看護大学)それぞれで事務職員が何をするかを想像し、どこに配属されても働ける理由を書き出す
  3. 8〜14日目:WEB試験と適性検査の準備をする。第2次選考はWEB試験、第3次選考では適性検査がある
  4. 15〜21日目:赤十字の活動(災害救護、医療、献血、看護教育)について支部の公式サイトで調べ、自分が共感する点を具体的にする
  5. 22〜30日目:個人面接の練習をする。面接は2回ある。看護大学で働きたい理由と、ほかの施設に配属・異動した場合にどう働くかの両方を話せるようにする
[3] [2] [1]

志望動機は、支部と大学が自分で書いていることから組み立てます。たとえば、総合職が支部、赤十字病院、血液センター、看護大学で赤十字事業の推進のために活躍していると書いていること、赤十字の想いへの共感を求めていること、大学が1941年の救護看護婦養成所から続く看護教育の歴史を持つこと。そこに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[1] [3] [5]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 日本赤十字豊田看護大学 お知らせ 令和8年度日本赤十字社愛知県支部新規職員採用試験(令和9年4月入社)のお知らせ確認日:2026-09-27 / 2026年3月16日付。日本赤十字社愛知県支部の採用案内、総合職の職員の活躍の場、支部の採用ページと募集要項へのリンク
  2. 日本赤十字社愛知県支部 新規職員採用試験 募集要項【総合職】(令和9年4月入社)確認日:2026-09-27 / 日本赤十字豊田看護大学のお知らせに掲載された募集要項。採用人数、採用日、勤務地と配属予定施設、応募資格、受験申込方法、選考方法・スケジュール、待遇(初任給・諸手当・昇給・賞与・休日・休暇・福利厚生・勤務時間)
  3. 日本赤十字社愛知県支部 2027年新卒採用(令和9年4月入社 総合職)の募集要項について確認日:2026-09-27 / 日本赤十字社愛知県支部の採用ページ。採用案内の概要、総合職の職員の活躍の場、応募資格、選考方法、募集要項へのリンク
  4. 日本赤十字豊田看護大学 教職員募集確認日:2026-09-27 / お知らせの教職員募集の一覧(教員公募と日本赤十字社愛知県支部新規職員採用試験のお知らせ)
  5. 日本赤十字豊田看護大学 沿革確認日:2026-09-27 / 1941年の日本赤十字社愛知支部病院救護看護婦養成所から、2004年の開学、大学院の設置までの沿革

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