どの大学の卒業生が、実践女子大学の職員になっているのか

企業の記事と同じように、まず「どこの卒業生が、ここで働いているのか」から見ていきます。​​​‌​​‌​​​‌​‌‌​​​​​​‌​‌​‌‌​‌‌‌‌‌​‌‌​​‌‌‌​​‌‌‌‌​‌‌‌​​‌​​​​​​​‌‌‌‌

他大学の進路資料では確認できなかった

他大学が公表している進路資料では、就職先として実践女子大学(学校法人実践女子学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。

実践女子学園は職員の出身大学を公表していない[1]

学校法人実践女子学園の採用情報のページには、採用した職員の出身大学や、職員の紹介・インタビューは載っていません。どの大学の卒業生が職員になっているかを、学園の側の資料で確かめることはできませんでした。[1]

公開されているのは、職員の人数と男女の構成です。2024年5月1日時点の教職員データでは、大学・短期大学部・中学校高等学校の職員は130人で、そのうち専任の職員は85人でした(ここでの「職員」には専任職員・契約職員・助手が含まれ、教員は含まれません)。[6]

採用ページがいま書いていること(引用)

学校法人実践女子学園の採用情報のページは、「教員募集(大学・短期大学部)」「教員募集(中学校高等学校)」「職員募集(中学校高等学校)」「助手募集」「職員募集」の欄に分かれています。[1]

採用情報ページの各欄の表示(2026年9月27日時点)
欄表示
教員募集(大学・短期大学部)人間社会学部ビジネス社会学科の教員(任期あり)の募集要項
教員募集(中学校高等学校)数学科・理科の非常勤講師の募集要項
職員募集(中学校高等学校)「現在、募集しておりません。」
助手募集大学の人間社会学部・生活文化学科・管理栄養学科・図書館学課程の助手の募集要項
職員募集応募書類(履歴書)だけで、個別の募集は載っていない
[1]

大学の事務職員にあたる「職員募集」の欄には、履歴書の様式が置かれているだけで、募集の案内は載っていませんでした。助手は教育・研究を補助する職で、事務職員とは別の募集です。[1]

学園が掲げる建学の精神[8]

求める人物像を書いたページは公開されていないので、学園が掲げる理念を見ます。学園のページによると、実践女子学園は、近代女子教育の先駆者である下田歌子の「女性が社会を変える、世界を変える」という建学の精神のもと、1899(明治32)年に創立されました。中学から大学院までの一貫した教育組織を持つ女子教育機関で、これまでに17万人の卒業生を送り出してきたと書かれています。[8]

理事長のメッセージでは、教育の柱に「社会連携」や「グローバル化」を掲げ、さらなる充実を図ると書かれています。創立者の信念と行動は、学園の「実践」という校名に表されている、とも説明されています。[8]

職員は授業を担当しませんが、女子教育の学園を運営する立場です。志望動機を考えるとき、学園が何を大切にしているかを知る手がかりになります。[8]

採用の仕組み。学校法人実践女子学園の独自採用

実践女子大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。学校法人実践女子学園が、自分で職員を採用します。[1]

職員の募集は、採用情報のページとあわせて、大学サイトの「お知らせ」でも告知されています。お知らせに載った職員の募集には、学園全体の専任事務職員の募集と、大学の学生総合支援センターの契約職員の募集がありました。[2] [3] [5]

お知らせで告知された専任事務職員の募集(公式サイトに残っているもの)
告知日応募の締切応募の方法
2023年6月13日2023年7月3日(月)17:00 応募書類必着マイナビ転職のWEBエントリー(締切は7月2日)
2023年11月17日2023年12月15日(金)13:00 応募書類必着マイナビ転職のWEBエントリー(締切は12月14日)
2026年6月1日随時(定員に達し次第、受付を終了)マイナビ転職URLの応募フォーム
[4] [3] [2]

3回とも、応募の入口はマイナビ転職でした。マイナビ転職は転職(中途採用)の求人サイトで、お知らせには新卒を対象にした募集とは書かれていません。新卒で専任事務職員に応募できるかどうかは、公式サイトでは確かめられませんでした。[2] [3] [4]

選考の段階や試験の内容は、お知らせには書かれていません。推測で書くことはしません。[2]

職員の仕事。中学校から大学院までの学園

職員の仕事を紹介するページは公開されていないので、学園の構成から見ます。実践女子学園には、実践女子大学・実践女子大学短期大学部・大学院と、実践女子学園中学校高等学校があります。[8] [7]

実践女子大学のキャンパスと学部
キャンパス学部
日野キャンパス(東京都日野市)食科学部、環境デザイン学部、生活科学部
渋谷キャンパス(東京都渋谷区)文学部、人間社会学部、国際学部、短期大学部(募集停止)
[7] [1]

大学院には文学研究科・人間社会研究科・生活科学研究科があります。短期大学部は学生の募集を停止しています。職員の仕事の対象は大学だけでなく、中学校・高等学校を含む学園全体です。[7] [8]

契約職員の募集で見える仕事[5]

2026年2月24日のお知らせは「大学 学生相談室 事務(契約職員)」の募集で、応募締切は随時受付、採用者が決まり次第掲載を取り下げると書かれていました。学生総合支援センターの学生総合サポート部に置かれた、学生相談室の事務の仕事です。[5]

応募できる条件と待遇

公開されている情報から分かることを並べます。条件として確定した情報ではないので、募集が出たら必ず募集要項で確かめてください。[1] [2] [6]

公開されている情報から分かること
項目内容
専任事務職員の直近の募集2026年6月1日告知。募集期間は随時、募集人数は若干名、応募はマイナビ転職の応募フォーム
採用情報ページの「職員募集」欄応募書類(履歴書)だけで、個別の募集は載っていない(2026年9月27日時点)
中学校高等学校の職員募集「現在、募集しておりません。」
専任の職員数85人(2024年5月1日時点)
勤務地になりうるキャンパス日野キャンパス(東京都日野市)、渋谷キャンパス(東京都渋谷区)
[2] [1] [6] [7]

働き方について学園が公表していること[6]

教職員データのページでは、期間の定めのない事務職員の平均勤続年数は、男性18.2年、女性12.9年と公表されています。同じページには、出産・子育て、介護支援制度ガイドブックや、ハラスメント防止の取り組みへの案内も並んでいます。[6]

募集の時期。新卒の募集日程は公表されていない

2026年9月27日時点で、実践女子学園の公式サイトに、事務職員の新卒募集の日程は載っていません。次の募集がいつ出るかは、この記事では推測で書きません。[1]

公式サイトに残っている専任事務職員の募集は、2023年6月13日、2023年11月17日、2026年6月1日の3回の告知です。2023年の2回は応募締切の日付があり、2026年6月1日の募集は随時・定員に達し次第終了という形でした。いずれも応募はマイナビ転職からで、新卒向けの日程ではありません。[4] [3] [2]

募集を見逃さないためには、学園の採用情報のページと、大学サイトのお知らせを定期的に確かめることが、公式に確かめられる方法です。[1] [2]

公開されている数字。職員130人、うち専任85人

数字は、学校法人実践女子学園が公式サイトで公表しているものだけを並べます。[6] [7]

職員の人数(教職員データ・2024年5月1日時点)
区分男性女性合計
職員 全体4585130
職員 全体(専任のみ)394685
管理職(部長、次長、課長)191029
管理職以外(専任職員)203656
[6]

職員の数の対象は、大学・短期大学部・中学校高等学校の専任職員・契約職員・助手で、教員は含まれていません。教員を含む教職員全体(専任教員、専任職員、契約職員、助手)は400人で、女性の比率は61.3%でした。[6]

実践女子大学の在籍者数(2026年5月1日現在)
区分人数
文学部 国文学科527
文学部 英文学科508
文学部 美学美術史学科457
大学(学部)合計4,769
[7]

学部の在籍者は合計4,769人で、文学部の3学科のほか、人間社会学部、国際学部、食科学部、環境デザイン学部、生活科学部の学科があります。短期大学部の在籍者は2人でした。[7]

公開されていないものもはっきりさせておきます。新卒の採用人数、応募者数、選考の倍率、初任給、採用した職員の出身大学ごとの人数は、実践女子学園の公式サイトには見当たりませんでした。[1] [6]

30日でやること。新卒の募集が見えない大学への備え方

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[1]

  1. 1〜3日目:学校法人実践女子学園の採用情報のページを開き、「職員募集」の欄に募集が出ていないかを確かめる。以後も定期的に見る
  2. 4〜7日目:大学サイトのお知らせで、職員の募集の告知が出ていないかを確かめる。専任事務職員か、契約職員かを必ず見分ける
  3. 8〜14日目:建学の精神「女性が社会を変える、世界を変える」と、教育の柱の「社会連携」「グローバル化」を読み、自分の経験と重なるものを書き出す
  4. 15〜21日目:日野と渋谷の2キャンパス、6学部と中学校高等学校がある学園の構成を、自分の言葉で説明できるようにする
  5. 22〜30日目:実践女子学園の新卒募集が見えない間も、ほかの大学の職員採用を並行して調べる
[1] [2] [7] [8]

実践女子学園の専任事務職員の募集は、公式サイトに残っている限り、転職向けの求人サイトから応募する形でした。新卒で大学職員を目指すなら、実践女子学園だけを待つのではなく、ほかの大学の新卒募集と並べて準備しておくことが現実的です。[2] [3] [4]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 実践女子大学 採用情報確認日:2026-09-27 / 教員募集(大学・短期大学部)、教員募集(中学校高等学校)、職員募集(中学校高等学校)の「現在、募集しておりません。」、助手募集、職員募集(応募書類の履歴書のみ)
  2. 実践女子学園 専任事務職員募集について(2026年6月1日)確認日:2026-09-27 / 専任事務職員の募集期間(随時・定員に達し次第終了)、募集人数(若干名)、マイナビ転職URLの応募フォームからの応募
  3. 実践女子学園 専任事務職員募集について(2023年11月17日)確認日:2026-09-27 / 専任事務職員の応募締切(2023年12月15日)とマイナビ転職のWEBエントリー締切
  4. 実践女子学園 専任事務職員募集について(2023年6月13日)確認日:2026-09-27 / 専任事務職員の応募締切(2023年7月3日)とマイナビ転職のWEBエントリー締切
  5. 学生総合支援センター 学生総合サポート部 学生相談室 契約職員募集について(2026年2月24日)確認日:2026-09-27 / 大学 学生相談室 事務(契約職員)の募集、応募締切(随時受付)
  6. 実践女子学園 教職員データ確認日:2026-09-27 / 2024年5月1日時点の全教職員男女比率、職員の女性比率(全体・専任のみ・管理職・管理職以外)、事務職員の平均勤続年数、出産・子育て、介護支援制度ガイドブックとハラスメント防止の取り組みへの案内
  7. 実践女子大学 学生・生徒の在籍状況、収容定員充足率確認日:2026-09-27 / 2026年5月1日現在の学部・学科別在籍者数と合計、短期大学部の在籍者数、キャンパスごとの学部
  8. 学校法人実践女子学園確認日:2026-09-27 / 建学の精神、1899(明治32)年の創立、中学から大学院までの一貫した教育組織、17万人の卒業生、理事長メッセージ(教育の柱)、創立者 下田歌子