どの大学の卒業生が、東京通信大学の職員になっているのか

企業の記事と同じように、まず「どこの卒業生が、ここで働いているのか」から見ていきます。‌‌​‌‌‌​‌​‌‌‌​‌​‌‌‌​​​‌‌‌​​​​​​​​​‌​‌‌‌​‌‌​‌‌​​‌‌‌‌‌​‌‌‌​‌‌​‌​​‌‌

他大学の進路資料では確認できなかった

他大学が公表している進路資料では、就職先として東京通信大学(学校法人日本教育財団)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。

大学は職員の出身大学を公表していない[1] [4]

東京通信大学の採用のページと自己点検評価書には、採用した職員の出身大学や職員紹介は載っていません。どの大学の卒業生が職員になっているかは確かめられませんでした。[1] [4]

採用のページがいま書いていることと、建学の理念(引用)

東京通信大学の「教職員採用情報」のページは、2018年4月開学のeラーニングで学ぶ新しい大学として、人材育成に情熱と熱意を持つ人を募集すると書き、次の5つの職種を並べています。[1]

「教職員採用情報」の募集職種(2026年9月27日時点)
募集職種募集期日
人間福祉学部 助手(社会科学分野)1名2026年9月30日(水)必着
人間福祉学部 業務助手 1名2026年9月30日(水)必着
人間福祉学部 専任准教授あるいは専任講師(社会福祉分野)1名2026年11月30日(月)必着
人間福祉学部 専任准教授あるいは専任講師(障害者福祉 他)1名2026年11月30日(月)必着
情報マネジメント学部 専任助教・講師・准教授(経営学分野)1名2026年11月30日(月)必着
[1]

ページは、採用者が決まり次第募集は終了すると書いています。事務職員の募集は、この一覧にありません。法人の学校法人日本教育財団のサイトの採用ページも「教員採用情報」で、職員の採用についての案内はありません。[1] [3]

建学の理念[5]

大学紹介のページは、建学の理念として、学校法人日本教育財団の理念は「創造力」と「豊かな人間性」を教育の根幹とした「人間教育」であると書いています。そのうえで、学術的な知見を備え、問題発見・解決の力を持つ人材を育てる環境を、広く社会に開かれた形で提供するために、通信制大学として東京通信大学を2018年4月に建学したと説明しています。[5]

採用の仕組み。事務職員の募集方法は公開されていない

東京通信大学は私立の通信制大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。設置者は学校法人日本教育財団です。[5]

大学と法人の公式サイトには事務職員の採用情報がなく、事務職員をどう募集して選んでいるかは確かめられません。推測で書くことはしません。[1] [3]

いま出ている「業務助手」の募集[2]

採用のページで事務の仕事に近いのは、人間福祉学部の業務助手の募集です。募集要項は、演習・実習業務を中心とした業務助手を公募すると書いています。[2]

人間福祉学部 業務助手の募集要項
項目内容
担当業務教育活動の補助(授業運営支援、学生支援など)。社会福祉士及び精神保健福祉士養成課程に関わる業務支援・学生支援が主な業務
募集人員1名
応募資格学位を有する方(Excelの中級程度の操作スキルがあることが望ましい)
勤務地東京都新宿区西新宿1-7-3
給与年俸制(本法人の規定に基づき、経験等を勘案して決定)
任用時期2026年12月頃(任期3年間、任期満了後の再任あり)
選考方法書類選考後に面接選考
[2]

職員の仕事。オンライン大学ならではの体制

公式サイトには、事務職員の仕事を紹介する文章や職員インタビューは載っていません。仕事の中身は、自己点検評価書と組織図に書かれている範囲で確かめられます。[4] [6]

学生の窓口「キャンパス・サポートセンター」[4]

自己点検評価書によると、学生生活全般はキャンパス・サポートセンターが支えています。対応時間は日曜・祝祭日を除く10:00~20:00で、正規の職員数は4人です。学生ポータルの問合せフォーム、メール、電話のどれでも問い合わせを受けています。[4]

センターの仕事は、入学時の本人確認、履修上の手続き、入学・卒業式などの大学行事の案内、授業料納付、奨学金や休・退学、各種証明書の発行、成績の問い合わせなどです。学生からの相談は受付時間や内容を記録して番号をつけ、回答漏れのないよう管理していると書かれています。[4]

職員の評価とSD[4]

職員の評価は、定量評価と定性評価を組み合わせた目標管理制度です。毎年4月にその年度の目標や業務上の課題を面談で共有し、6月に前年度の業務実績の評価を面談でフィードバックします。[4]

SD委員会は、統轄責任者、入学担当責任者、就職担当責任者、総務経理担当責任者、官公庁担当責任者、システム担当責任者、研究支援担当責任者などで構成されています。事務職員・技術職員の能力向上、業務改善・部署間連携の強化、教職協働の体制強化を進めるとしています。[4]

組織図[6]

組織図には、2つの学部のほかに、全学学生支援機構、メディア教育支援センター、アドミッション・センター、キャリア・サポートセンター、学生支援センター、管理部が描かれています。授業を動画で配信する大学なので、メディア教育支援センターがあることが特徴です。[6]

応募できる条件と待遇

公開されている情報から分かることを並べます。条件として確定した情報ではないので、募集が出たら必ず募集要項で確かめてください。[1] [2] [4] [5]

公開されている情報から分かること
項目内容
いまの採用情報教員・助手の公募と、人間福祉学部の業務助手(事務職員の募集は無い)
キャンパス新宿駅前キャンパス(東京都新宿区西新宿)、大阪駅前サテライトキャンパス
学生の窓口の体制キャンパス・サポートセンター(正規の職員数4人、日曜・祝祭日を除く10:00~20:00)
職員の評価定量評価と定性評価を組み合わせた目標管理制度
[1] [4] [5]

募集の時期。事務職員の採用情報が出ていない

2026年9月27日時点で、東京通信大学と学校法人日本教育財団の公式サイトには、事務職員の採用情報がありません。事務職員の募集がいつ出るかは、この記事では推測で書きません。[1] [3]

業務助手の募集は2026年9月30日必着で、採用者が決まり次第終了するとされています。確かめられる方法は、大学の「教職員採用情報」のページを定期的に見ることです。[1] [2]

公開されている数字。学生6,072名に大学職員112名

数字は、東京通信大学と学校法人日本教育財団が公表しているものだけを並べます。[4] [5] [7]

学生数・教員数・職員数(2024年の自己点検評価書より・令和6年5月1日時点)
区分人数
学生数(情報マネジメント学部 正科生)3,427名
学生数(人間福祉学部 正科生)2,426名
専任教員45名
大学職員(指導補助者含む)112名
[4]

大学のサイトの「データで見る東京通信大学」は、正科生の学生数を6,072名(2026年4月1日時点)としています。学生は10代から80代まで、日本全国や海外で学んでいると書かれています。[5]

法人全体では、学校法人日本教育財団の事業報告書が、教職員数を2,111名(教師教官757名、職員288名、講師1,066名、2025年5月1日現在)としています。この中には、専門学校などほかの学校の教職員も含まれます。[7]

公開されていないものもはっきりさせておきます。事務職員だけの人数、新卒の採用人数、応募者数、選考の倍率、初任給、採用した職員の出身大学は、公式サイトには見当たりませんでした。[1] [4]

30日でやること。募集が出たときに動けるようにする

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[1]

  1. 1〜3日目:東京通信大学の「教職員採用情報」のページを開き、事務職員の募集が出ていないかを確かめる。以後も定期的に見る
  2. 4〜7日目:通信制大学の学生(社会人や遠方の人が多い)を、窓口やオンラインでどう支えるかを考える
  3. 8〜14日目:自己点検評価書のキャンパス・サポートセンターの仕事を読み、自分がやりたい仕事を書き出す
  4. 15〜21日目:学位を持っていて教育の補助に関心があるなら、業務助手のような任期つきの職種も選択肢として調べる
  5. 22〜30日目:同じ法人の国際ファッション専門職大学・東京国際工科専門職大学や、ほかの大学の職員採用も並行して調べる
[1] [2] [4]

事務職員の採用情報が出ていない時期は、確かめられる事実が限られます。だからこそ、自己点検評価書のように大学が自分で公表している資料を読み、なぜオンライン大学で働きたいかを先に言葉にしておくことが準備になります。[4]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 東京通信大学 教職員採用情報確認日:2026-09-27 / 教職員採用情報のページ(大学の紹介、募集職種〔助手・業務助手・専任教員〕、公募内容、応募テンプレート、募集期日)
  2. 東京通信大学 人間福祉学部 業務助手 公募 募集要項(2026年)確認日:2026-09-27 / 教職員採用情報のページからリンクされたPDF。募集機関、職種、担当業務、募集人員、応募資格、勤務地、給与、任用時期、募集期間、選考方法
  3. 学校法人日本教育財団 教員採用情報確認日:2026-09-27 / 法人の採用ページ(教員採用情報の呼びかけと、運営校〔専門学校・専門職大学・通信制大学〕の各サイトへの案内)(ページ本文に大学の名前は無い)
  4. 東京通信大学 自己点検評価(2024年)確認日:2026-09-27 / 教育情報の公開のページからリンクされたPDF。学生数・教員数・職員数(令和6年5月1日時点)、SD委員会の役割、キャンパス・サポートセンターの体制と業務、SD委員会の構成と職員評価(目標管理制度)
  5. 東京通信大学とは確認日:2026-09-27 / 大学紹介(2018年4月開学の通信教育課程の4年制大学、学部、建学の理念、キャンパス)
  6. 東京通信大学 組織図確認日:2026-09-27 / 教育情報の公開のページからリンクされたPDF。学部、全学学生支援機構、メディア教育支援センター、アドミッション・センター、キャリア・サポートセンター、学生支援センター、管理部
  7. 学校法人日本教育財団 事業報告書確認日:2026-09-27 / 東京通信大学の教育情報の公開のページからリンクされたPDF。教職員の概要(法人全体の教職員数、2025年5月1日現在)