どの大学の卒業生が、こども教育宝仙大学の職員になっているのか
企業の記事と同じように、まず「どこの卒業生が、ここで働いているのか」から見ていきます。
他大学の進路資料では確認できなかった
他大学が公表している進路資料では、就職先としてこども教育宝仙大学(学校法人宝仙学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
宝仙学園は職員の出身大学を公表していない[1]
学校法人宝仙学園の採用情報のページには、採用した職員の出身大学や、職員の紹介・インタビューは載っていません。どの大学の卒業生が職員になっているかを、学園の側の資料で確かめることはできませんでした。[1]
公開されているのは、職員の人数です。令和7年度の事業報告書によると、令和7年5月1日現在、大学の職員は本務17人・兼務4人でした。[3]
採用ページがいま書いていることと、学園の建学の精神(引用)
学校法人宝仙学園の採用情報のページは、「宝仙学園 採用情報」の見出しの下に「現在、採用情報はございません。」とだけ表示しています。求める人物像や応募資格は書かれていません。[1]
建学の精神「人を造る」[4]
求める人物像を書いたページはないので、学園が掲げる建学の精神を見ます。建学の精神のページによると、宝仙学園の創立者は、真言宗豊山派の宝仙寺の住職で、学園は「寺院は教育の源泉」という考えのもとに創立されました。[4]
創立者がめざした教育は「人を造る」教育で、「宗教的信念を根底においた人格教育の達成」を目標に定めたと書かれています。創立者は「人を造る」教育として「宇宙人格」を標榜し、その想いが宝仙学園の建学の精神として受け継がれている、と説明されています。[4]
大学が掲げていること[3]
事業報告書によると、こども教育宝仙大学は、大学としての Mission、Vision、Value にもとづき、Vision として、実践教育を徹底し、優れた保育者を育てることなどを掲げています。これを具体化するため、「こども教育 HOSEN WAY」プロジェクトを企画し、全教職員で取り組んでいると書かれています。職員も、このプロジェクトに加わる一員です。[3]
採用の仕組み。学校法人宝仙学園の独自採用
こども教育宝仙大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。学校法人宝仙学園が、自分で職員を採用します。[1] [3]
2026年9月27日時点で、学校法人宝仙学園の採用情報のページには募集が出ていません。大学の公式サイトの情報公開のページにも、職員の採用情報は載っていません。選考の段階や試験の内容、応募資格は、公式サイトで確かめられませんでした。推測で書くことはしません。[1] [2]
職員の研修[3]
事業報告書には、大学ではFD及びSD研修の強化に継続して取り組んだこと、学園では本務教職員全員を対象に、コンプライアンスや危機管理に関するオンライン研修を続けていることが書かれています。SDは、職員の能力を高めるための研修です。[3]
職員の仕事。保育者養成の単科大学と、幼稚園から高校までの学園
職員の仕事を紹介するページは公開されていないので、学園の構成から見ます。事業報告書によると、学校法人宝仙学園は次の学校を設置しています(令和7年5月1日現在)。[3]
| 学校 | 開校年月 | 学部・学科等 |
|---|---|---|
| こども教育宝仙大学 | 平成21年4月 | こども教育学部幼児教育学科 |
| 宝仙学園高等学校 | 昭和3年4月 | 全日制(普通科) |
| 宝仙学園中学校 | 昭和22年4月 | |
| 宝仙学園小学校 | 昭和28年4月 | |
| 宝仙学園幼稚園 | 昭和2年4月 |
大学の前身は、昭和10年(1935)に開設された仏教系の保育者養成校で、建学の精神のページには、それが現在のこども教育宝仙大学だと書かれています。[4]
大学の事業から見える仕事[3]
事業報告書には、大学の令和7年度の取り組みとして、3コース制の運用の開始、オーストラリアとニュージーランドへの保育留学、実習園の担当者が集まる「実習担当者会」や「保育を語ろう!実習発表会&就職説明会」の開催、学生募集の活動、中野区との連携事業などが並んでいます。[3]
保育職への就職の支援、実習園との連携、留学の準備、学生募集など、保育者養成の大学ならではの仕事を、少人数の職員で支えています。[3]
応募できる条件と待遇
公開されている情報から分かることを並べます。条件として確定した情報ではないので、募集が出たら必ず募集要項で確かめてください。[1] [3]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用情報 | 「現在、採用情報はございません。」(2026年9月27日時点) |
| 大学の職員 | 本務17人・兼務4人(令和7年5月1日現在) |
| 学園本部の職員 | 本務5人・兼務1人(令和7年5月1日現在) |
| 大学の所在地 | 東京都中野区 |
募集の時期。公表されていない
2026年9月27日時点で、学校法人宝仙学園の採用情報のページは「現在、採用情報はございません。」と表示していて、事務職員の募集の日程は載っていません。次の募集がいつ出るかは、この記事では推測で書きません。[1]
募集を見逃さないためには、学校法人宝仙学園の採用情報のページを定期的に確かめることが、公式に確かめられる方法です。[1]
公開されている数字。大学の本務の職員17人
数字は、学校法人宝仙学園が公式サイトで公表しているものだけを並べます。大学の情報公開のページからリンクされた令和7年度の事業報告書から取っています。[2] [3]
| 区分 | 大学 | 高等学校 | 中学校 | 小学校 | 幼稚園 | 本部 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 教員 本務 | 18 | 43 | 45 | 26 | 16 | 0 | 148 |
| 教員 兼務 | 16 | 27 | 23 | 1 | 3 | 0 | 70 |
| 職員 本務 | 17 | 10 | 3 | 2 | 3 | 5 | 40 |
| 職員 兼務 | 4 | 4 | 2 | 2 | 3 | 1 | 16 |
大学の本務の職員17人は、学園の本務の職員40人のうち4割ほどにあたります。大学の本務の教員は18人で、教員と職員がほぼ同じ人数の小さな大学です。[3]
| 項目 | 人数 |
|---|---|
| 入学定員 | 100 |
| 収容定員 | 400 |
| 現員数(令和7年5月1日現在) | 349 |
| 備考 R8.5.1 | 381 |
事業報告書の本文には、令和7年度の新入学者が120名(編入学2名を含む)で入学定員を充足し、年度末学生数は381名(収容定員400名)になったと書かれています。卒業者76名のうち保育職は70名で、保育職就職率は93.3%でした。[3]
公開されていないものもはっきりさせておきます。新卒の採用人数、応募者数、選考の倍率、初任給、採用した職員の出身大学ごとの人数は、宝仙学園の公式サイトには見当たりませんでした。[1] [3]
30日でやること。募集が見えない大学への備え方
ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[1]
- 1〜3日目:学校法人宝仙学園の採用情報のページを開き、表示が変わっていないかを確かめる。以後も定期的に見る
- 4〜7日目:建学の精神のページを読み、「人を造る」教育と、寺院を教育の源泉とする学園の成り立ちを説明できるようにする
- 8〜14日目:事業報告書の大学の取り組み(保育留学、実習園との連携、学生募集)を読み、自分が支えたい仕事を2つ選ぶ
- 15〜21日目:大学だけでなく、幼稚園から高校までを持つ学園で働くことの意味を考える
- 22〜30日目:こども教育宝仙大学の募集が見えない間も、ほかの大学の職員採用を並行して調べる
こども教育宝仙大学は、本務の職員が17人の小さな大学です。2026年9月27日時点では募集が出ていないので、新卒で大学職員を目指すなら、ほかの大学の新卒募集と並べて準備しておくことが現実的です。[3] [1]
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 学校法人宝仙学園 採用情報確認日:2026-09-27 / 「宝仙学園 採用情報」「現在、採用情報はございません。」の表示(ページ本文に大学の名前は無い)
- こども教育宝仙大学 情報公開確認日:2026-09-27 / 財務状況・監査報告・事業報告などの公開項目(事業報告書へのリンク)
- 学校法人宝仙学園 令和7年度事業報告書確認日:2026-09-27 / こども教育宝仙大学 情報公開ページからリンク。大学の事業概要(Vision、HOSEN WAY、保育留学、免許・資格取得、就職状況、学生募集)、教職員研修、沿革、設置する学校、学生数の状況(令和7年5月1日現在・R8.5.1)、教職員の概要(令和7年5月1日現在)
- 学校法人宝仙学園 建学の精神確認日:2026-09-27 / 宝仙学園の創立、「寺院は教育の源泉」、「人を造る」、「宇宙人格」、保育者養成校の開設(現・こども教育宝仙大学)