どの大学の卒業生が北海道大学の職員になっているか
駒澤大学と公立千歳科学技術大学が公表している進路資料に、就職先として国立大学法人北海道大学の名前があります。[11] [12]
| 大学・学部 | 掲載されている資料 | 対象年度 |
|---|---|---|
| 駒澤大学 文学部 国文学科 | 2023年度卒業生(2024卒)の主な就職先の国文学科の欄に「国立大学法人北海道大学」 | 2023年度 |
| 公立千歳科学技術大学 | 主な就職先企業の「教育、学習支援業」の欄に「国立大学法人北海道大学」 | 2021〜2025年度 |
北海道大学は職員の出身大学を公表していない
北海道大学の採用情報のページには、職員の出身大学の一覧はありません。公表されているのは、新卒者等の採用者数です。令和7年度は男性10人・女性16人、令和6年度は男性14人・女性13人、令和5年度は男性12人・女性13人でした。[4]
北海道大学が求める人材像
北海道大学は「事務系職員に求める人材像」として7つの項目を公表しています。(1)コミュニケーション能力、(2)問題解決能力、(3)チームワーク、(4)専門知識とスキル、(5)責任感と倫理観、(6)柔軟性と適応力、(7)持続可能性の意識とグローバル視点です。[3]
それぞれの項目には説明があり、たとえばコミュニケーション能力は学内外の関係者と円滑に意思疎通ができること、問題解決能力は複雑な問題に柔軟に対応し解決策を導き出すことができること、専門知識とスキルは事務業務に必要な専門知識を有し継続的な学習意欲を持つこと、ITスキルやデータ管理能力を活用できることと書かれています。[3]
新卒・既卒の区別をしていない
北海道大学は中途採用比率の公表の中で、令和5〜7年度の中途採用比率を100%とし、その理由を「本学においては、新卒・既卒といった条件を設けず、採用活動を行っております。」と説明しています。[5]
採用の仕組み。北海道地区の統一試験から
北海道大学の事務系・技術系正規職員の採用は、国立大学法人等職員統一採用試験の合格者からの採用が中心です。採用情報のページには、ほかに社会人採用試験と、試験採用以外の個別・随時募集の入口もあります。[1]
第一次試験:北海道地区の統一試験
北海道地区国立大学法人等職員統一採用試験の流れは、事前の会員登録、受験申込(令和8年度は5月8日〜5月22日)、第一次試験(6月28日)、第一次試験合格者発表(7月16日)、合同説明会、第二次試験(各国立大学法人等が個別に実施)、採用内定です。採用時期は概ね翌年の4月1日と書かれています。[6]
第一次試験は教養試験で、札幌市(北海道大学の総合教育棟)で行われます。試験内容は大学卒業程度で、全試験区分とも教養試験のみです(図書区分は第二次試験で図書系専門試験を行います)。令和8年度試験から、受験可能年齢が35歳に引き上げられ、第一次試験の問題配分も変更されました。[7]
第二次試験:北海道大学が行う
第一次試験の合格者は、北海道大学の第二次試験に進みます。令和8年度は、第一次試験合格者向けの説明会が7月21日に開かれ、事務職員の説明会はアスティホール(札幌市中央区)で事前申込不要でした。図書系・施設系・教育研究系の技術職員はそれぞれ別の会場で説明会が行われています。[2]
第一次試験の競争率
北海道地区の統一試験の実施結果によると、令和8年度の事務区分は申込者507人、受験者336人、第一次試験合格者237人で、競争率は1.42でした。令和7年度は申込者577人、受験者395人、合格者300人、競争率1.32です。[8]
職員の仕事
北海道地区の統一試験のページでは、国立大学法人等職員の仕事を3つに分けて紹介しています。事務の仕事は、組織の運営を円滑に進め、教職員・学生のサポートと学術研究や国際交流の推進などに関するサポート業務です。図書の仕事は図書館資料や学術情報に関する教育・研究のサポート、技術の仕事はキャンパス全体のマネジメントや専門知識を活かした技術支援です。[10]
国立大学法人等職員は、平成16年(2004年)4月に法人化し、文部科学省の公務員から各機関に所属する非公務員型の法人職員となったと説明されています。[10]
異動と研修
勤務条件のページによると、事務系職員は幅広く仕事を覚えるために概ね3年ごとに他の部署へ異動します。同じ地区の他の国立大学法人等との人事交流や、若手職員が文部科学省に研修生として一定期間勤務する制度もあります。[9]
研修は、採用直後の初任職員研修(3日間程度)をはじめ、中堅職員研修、係長研修などの階層別研修と、事務職員外国語研修、会計事務研修、学生指導職員研修などの専門実務研修があります。北海道大学が公表する研修の内容としては、初任・新任職員研修、中堅職員研修、会計事務研修、初任・新任職員英語研修、放送大学利用研修などが挙げられています。[9] [4]
応募できる条件と待遇
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 初任給 | 月給 約220,000円〜約240,000円(学歴・職歴等に応じて異なる。初任給等は機関毎に定めている) |
| 諸手当 | 通勤手当、住居手当、扶養手当、時間外勤務手当 など |
| 期末・勤勉手当 | 年2回支給 |
| 勤務時間 | 原則として1日7時間45分(1週38時間45分) |
| 休日 | 土曜日・日曜日・国民の祝日に関する法律に規定する休日・年末年始 |
| 休暇 | 年次休暇(年間最大40日まで取得可能)、病気休暇、特別休暇(夏季休暇、産前産後休暇、忌引休暇、結婚休暇等)、育児休業、介護休業 など |
| 福利厚生 | 文部科学省共済組合への加入、厚生年金、人間ドック・健康診断、宿舎、体育施設 など |
受験できる年齢
統一試験は令和8年度試験から受験可能年齢を35歳に引き上げています。北海道大学自身も新卒・既卒の条件を設けずに採用していると書いているので、卒業してすぐに就職しなかった人や、一度別の仕事に就いた人にも入口があります。[7] [5]
女性の登用
若者雇用促進法に基づく情報提供によると、令和8年4月1日現在で役員に占める女性の割合は30.0%、管理職に占める女性の割合は21.0%です。[4]
募集の時期
令和8年度(2027年4月採用が中心)の統一試験は、受験申込が2026年5月8日〜5月22日、第一次試験が6月28日、合格者発表が7月16日で、北海道大学の第一次試験合格者向け説明会は7月21日でした。この年度の試験はすでに終わっています。[6] [2]
統一試験のページには、令和9年度試験に向けた国立大学法人等グループ会員登録を2026年8月20日から始めたと告知されています。北海道大学で業務内容説明会を10月13日と10月15日に開催するとの告知も出ています。[10]
公開されている数字
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 新卒者等の採用者数(北海道大学) | 令和7年度 男性10人・女性16人/令和6年度 男性14人・女性13人/令和5年度 男性12人・女性13人 |
| 中途採用比率(北海道大学) | 令和5〜7年度とも100%(新卒・既卒の条件を設けない採用のため) |
| 女性の割合(北海道大学・R8.4.1現在) | 役員30.0%/管理職21.0% |
| 第一次試験 事務区分(北海道地区・令和8年度) | 申込者507人/受験者336人/合格者237人/競争率1.42 |
| 第一次試験 事務区分(北海道地区・令和7年度) | 申込者577人/受験者395人/合格者300人/競争率1.32 |
30日でやること
ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。
- 1〜3日目:北海道地区国立大学法人等職員統一採用試験のページで、令和9年度試験の会員登録を済ませる
- 4〜8日目:第一次試験の例題を開き、教養試験(大学卒業程度)の出題形式を確かめる
- 9〜14日目:苦手な分野を1つ決め、公務員試験向けの教養試験の問題集で毎日少しずつ解く
- 15〜18日目:北海道大学の「事務系職員に求める人材像」7項目のうち、自分の経験で説明できるものを2つ選んで書き出す
- 19〜22日目:北海道大学で開催される業務内容説明会の日程を確かめ、参加する
- 23〜26日目:事務・図書・技術のうち、どの区分で受けるかを決める
- 27〜30日目:第二次試験の面接を想定し、北海道大学の職員を志望する理由を1分で話せる形に整える
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、北海道大学の採用情報と北海道地区国立大学法人等職員統一採用試験のページ、各大学の公式資料で確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に、必ず最新の要項を確認してください。自分の経験をどう話に組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 北海道大学 採用情報確認日:2026-09-27 / 事務系・技術系正規職員の採用の入口(国立大学法人等職員統一採用試験合格者からの採用、社会人採用試験)、事務系職員に求める人材像、若者雇用促進法に基づく情報提供、中途採用比率の公表
- 北海道大学 国立大学法人等職員統一採用試験合格者からの採用確認日:2026-09-27 / 第一次試験合格者向け説明会(令和8年7月21日、事務職員はアスティホール・事前申込不要)、図書系・施設系・教育研究系の説明会、北海道大学オンライン業務説明会(令和8年5月18日・終了)、問い合わせ先(総務企画部人事課人事総括担当)
- 北海道大学 事務系職員に求める人材像確認日:2026-09-27 / (1)コミュニケーション能力(2)問題解決能力(3)チームワーク(4)専門知識とスキル(5)責任感と倫理観(6)柔軟性と適応力(7)持続可能性の意識とグローバル視点。大学のサイトに置かれた資料で、本文に名前は無い
- 北海道大学 若者雇用促進法に基づく情報提供確認日:2026-09-27 / 直近3事業年度の新卒者等の採用者数(令和7年度 男性10人・女性16人、令和6年度 男性14人・女性13人、令和5年度 男性12人・女性13人)、研修制度(初任・新任職員研修、中堅職員研修、会計事務研修、初任・新任職員英語研修、放送大学利用研修 等)、役員と管理職に占める女性の割合(R8.4.1現在)。北海道大学のサイトに置かれた資料で、本文に名前は無い
- 北海道大学 中途採用比率の公表確認日:2026-09-27 / 正規雇用労働者の中途採用比率(令和5〜7年度とも100%)と「本学においては、新卒・既卒といった条件を設けず、採用活動を行っております。」の注記
- 北海道地区国立大学法人等職員統一採用試験 採用までの流れ確認日:2026-09-27 / 令和8年度の日程(受験申込5/8〜5/22、第一次試験6/28、第一次試験合格者発表7/16)、合同説明会、第二次試験は各国立大学法人等が個別に実施、採用時期は概ね翌年の4月1日
- 北海道地区国立大学法人等職員統一採用試験 第一次試験について確認日:2026-09-27 / R8年度試験から受験可能年齢を35歳に引き上げ、第一次試験は教養試験を札幌市(北海道大学)で実施、試験内容は大学卒業程度、会場は総合教育棟、全試験区分とも教養試験のみ(図書区分は第二次試験で図書系専門試験)
- 北海道地区国立大学法人等職員統一採用試験 過去3年間の試験実施状況確認日:2026-09-27 / 採用希望地区が北海道地区の申込者数・実施結果。令和8年度第一次試験の事務区分は申込者507人・受験者336人・合格者237人・競争率1.42、令和7年度は申込者577人・受験者395人・合格者300人・競争率1.32
- 北海道地区国立大学法人等職員統一採用試験 勤務条件と福利厚生・キャリアプラン確認日:2026-09-27 / 初任給(月給 約220,000円〜約240,000円、学歴・職歴等に応じて異なり機関毎に定める)、諸手当、期末・勤勉手当(年2回)、勤務時間(原則1日7時間45分)、休日、休暇制度(年次休暇 年間最大40日)、福利厚生、事務系職員は概ね3年ごとに他の部署へ異動、人事交流、文部科学省での研修、職員研修
- 北海道地区国立大学法人等職員統一採用試験 トップ確認日:2026-09-27 / 国立大学法人等職員とは(平成16年に法人化し非公務員型の法人職員)、事務・図書・技術の仕事、令和9年度試験に向けた会員登録の開始(2026年8月20日)、北海道大学で開催する業務内容説明会(10/13・10/15)の告知
- 駒澤大学 2023年度卒業生(2024卒)主な就職先確認日:2026-09-10 / 文学部 国文学科の主な就職先に「国立大学法人北海道大学」
- 公立千歳科学技術大学 進路・就職確認日:2026-09-10 / 主な就職先企業 ※2021〜2025年度実績の「教育、学習支援業」の欄に「国立大学法人北海道大学」。同じページの大学院進学先の欄にある「北海道大学大学院」は進学なので表に入れていない