どの大学の卒業生が群馬県立女子大学の職員になっているか
他大学が公表している進路資料では、就職先として群馬県立女子大学(群馬県公立大学法人)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、公立大学法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。[1]
群馬県立女子大学が公表していること
事務職員採用情報のページにも大学概要にも、職員の出身大学や職員紹介は載っていません。令和8年度大学概要が公表しているのは、事務局の係ごとの職員数です。[1] [5]
- 事務局長1人、次長1人
- 総務企画係4人、会計図書係5人、教務係5人
- 入試広報係4人、学生係4人、連携推進係4人
- 事務職員の合計28人(男性10人、女性18人)。令和8年4月1日現在
群馬県公立大学法人が職員について書いていること
事務職員採用情報のページは、試験の目的を次のように書いています。「群馬県公立大学法人では、大学運営のプロフェッショナルとして県立大学の未来を担う人材を確保・育成するため、民間企業等での職務経験を有する方を対象とした事務職員採用試験を以下のとおり実施します。」[1]
法人の第二期中期目標(令和6年4月1日から令和12年3月31日まで)は、人事の適正化に関する目標として「優秀な教職員を確保、育成するため、柔軟な人事制度の検討・導入を進める」とともに研修制度の充実を図るとしています。教職員の意欲向上や業務の質的向上のため、業績や活動が適正に評価される制度を整えるとも書かれています。[7]
同じ中期目標の効率的・合理的な業務執行に関する目標では、事務処理方法の改善や分掌業務の見直しを続け、DXを推進しながら業務の効率化と合理化を進め、事務職員の能力向上のための取組を積極的に進めるとしています。[7]
大学の目的
群馬県立女子大学の目的は、「広く知識を授け、深く専門の学芸を教授研究するとともに、地域社会における文化の進展に寄与し、更に国際化社会に対応し得る広い教養と豊かな情操を備えた人材を育成することを目的とする。」です。[8]
大学設置の経緯について大学は、当時の群馬県では女子の進学者の大部分が県外に進学しており、県民の間に地元に女子大学を設置してほしいという要望が高まっていたと説明しています。こうした要望に応えて、1980年(昭和55年)4月に開学しました。[8]
採用の仕組み。法人の試験は職務経験者が対象
群馬県立女子大学の事務職員は、大学ではなく群馬県公立大学法人が採用します。法人は群馬県が設立団体で、平成30年4月1日に設立され、群馬県立女子大学と群馬県立県民健康科学大学の2つを運営しています。大学のサイトの「教員公募・職員採用試験」から事務職員採用試験のページに進むと、法人の事務職員採用情報のページへつながっています。[6] [4]
令和7年度の試験案内には、採用後は「群馬県立女子大学又は群馬県立県民健康科学大学へ配属されます。」と書かれています。実施要項では、群馬県立女子大学は玉村町、群馬県立県民健康科学大学は前橋市にあると記載されています。[1] [2]
試験は3段階です。第1次試験は、試験申込書の内容による書類選考と、SPI3(Webテスティング、検査時間65分)の適性検査です。第2次試験と第3次試験はどちらも面接試験で、内容は「主として人物、性向及び職務に対する適応性等に係る面接試験」とされています。[2]
申込は、法人のホームページの申込フォームに入力して送ると試験申込書が送られてきて、それを記入し写真を貼って簡易書留で郵送する流れです。[2]
新卒の人が知っておくこと
令和7年度の試験の受験資格は、昭和39年4月2日以降に生まれ、令和7年6月30日時点において大学又は民間企業等で3年以上の職務経験を有する人です。実施要項は注意事項として「大学等に在学中のアルバイトは職務経験に通算することはできません。」と書いています。[2]
職員の仕事
実施要項は、事務職の主な職務内容を「総務、会計、教務、研究支援、学生支援等の業務に従事します。」と書いています。[2]
令和8年度大学概要によると、群馬県立女子大学の事務局は総務企画係、会計図書係、教務係、入試広報係、学生係、連携推進係の6つの係で構成されています(令和8年4月1日現在)。[5]
大学概要では、非常勤嘱託の事務職員24人の内訳も公表しています。研究員6人、事務補助2人、教務補助7人、留学支援・研究所1人、保健師1人、管理員3人、学校医2人、カウンセラー1人、キャリア・アドバイザー1人です。[5]
大学は文学部(国文学科・英米文化学科・美学美術史学科・文化情報学科)と国際コミュニケーション学部を持ち、外国語教育研究所、群馬学センター、地域日本語教育センター、キャリア支援センター、附属図書館を置いています。[5]
応募できる条件と待遇
ここでは、直近に公表された令和7年度の試験の条件を書きます。新卒の人が応募できる条件ではなかったことに注意してください。[2]
- 受験資格:昭和39年4月2日以降に生まれ、令和7年6月30日時点で大学又は民間企業等で3年以上の職務経験を有する人
- 採用予定人数:事務職 若干名
- 給料の参考(令和7年4月1日現在):大学卒27歳・職歴5年の場合255,400円、大学卒35歳・職歴13年の場合297,800円。採用以前の職歴等を考慮して決定
- 諸手当:地域手当、扶養手当、住居手当、通勤手当、時間外勤務手当、期末・勤勉手当など
- 勤務時間:1日7時間45分、週38時間45分。原則として午前8時30分から午後5時15分まで。群馬県立女子大学に配属された場合はシフト勤務(午前9時30分から午後6時15分まで)あり
- 休日:原則として土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日まで)で、年間約122日
- 休暇:年次有給休暇は1年度につき20日。夏季休暇、結婚休暇、配偶者出産休暇、男性職員の育児参加のための休暇、看護休暇、リフレッシュ休暇などの特別休暇
- 福利厚生:社会保険(公立学校共済組合)、災害補償(地方公務員災害補償)、雇用保険等
募集の時期
令和7年度の事務職員採用試験の申込受付期間は、令和7年7月9日から8月7日17時30分までで、申込書の郵送期限は8月9日(消印有効)でした。事務職員採用情報のページには「申込受付期間は終了しました」と表示されています。[1]
- 第1次試験:令和7年8月23日から8月31日までの間にWebで受検。結果は9月中旬に郵送で通知
- 第2次試験:10月中旬(土日祝日を除く)、群馬県立女子大学で実施。結果は10月下旬に郵送で通知
- 第3次試験:11月中旬(土日祝日を除く)。結果は11月下旬に郵送で通知
- 採用予定日:令和8年4月1日
実施状況の資料には、令和5年度と令和7年度の試験が載っています。2026年9月27日時点で、令和8年度の事務職員採用試験の案内は公式サイトに出ていません。[3] [1]
公開されている数字
事務職員採用試験実施状況によると、令和5年度の試験は採用予定人数2名程度に申込者113人、第1次試験の受験者97人、合格者27人、第2次試験の受験者25人、合格者10人、第3次試験の受験者10人、合格者2人でした。[3]
令和7年度の試験は採用予定人数若干名に申込者115人、第1次試験の受験者115人、合格者36人です。資料に載っているのは第1次試験の合格者数までです。[3]
令和8年度大学概要(令和8年4月1日現在)によると、教員は専任・常勤57人、非常勤76人、事務職員は専任・常勤28人、非常勤24人で、教職員は合計185人です。学部生は980人(文学部704人、国際コミュニケーション学部276人)、大学院生は27人です。[5]
令和8年度の入学者は245人で、入学定員は210人、志願者は902人でした。[5]
30日でやること
ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。
- 1〜3日目:群馬県公立大学法人の事務職員採用情報のページを確かめ、新しい試験の案内が出ていないか確認する
- 4〜8日目:令和7年度の実施要項を読み、受験資格が職務経験3年以上だったことと、試験の流れを確かめる
- 9〜13日目:法人の第二期中期目標を読み、人事や事務職員の能力向上について書かれていることをまとめる
- 14〜18日目:群馬県立女子大学と群馬県立県民健康科学大学の両方について、学部や場所を調べる
- 19〜24日目:新卒で応募できる募集が出ていない間に、群馬県内のほかの大学の職員採用も並行して調べる
- 25〜27日目:大学職員を目指すうえで、まず別の職場で経験を積む道も含めて、自分の進み方を考える
- 28〜30日目:面接で話す内容として、大学運営に関わりたい理由と自分の経験を整理しておく
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、群馬県公立大学法人の事務職員採用情報、事務職員採用試験実施要項、実施状況、法人の概要、第二期中期目標と、群馬県立女子大学の事務職員採用試験のページ、令和8年度大学概要、大学の目的・沿革のページで確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。募集が出たら、必ず最新の要項を確認してください。自分の経験をどう話に組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 群馬県公立大学法人 事務職員採用情報確認日:2026-09-27 / 令和7年度群馬県公立大学法人事務職員採用試験(正規職員)の案内(申込受付期間は終了しました)。民間企業等での職務経験を有する方が対象、申込受付期間、採用予定人数(若干名)と配属先、受験資格、第1次試験、申込方法、身分。実施要項と実施状況のPDFへのリンク
- 令和7年度 群馬県公立大学法人 事務職員採用試験実施要項確認日:2026-09-27 / 事務職員採用情報のページからリンクされたPDF。採用職種(事務職・若干名・主な職務内容)、受験資格(昭和39年4月2日以降に生まれ、令和7年6月30日時点で大学又は民間企業等で3年以上の職務経験)、試験日程と合否通知、試験の方法(書類選考・SPI3/第2次・第3次 面接試験)、申込手続、採用予定日(令和8年4月1日)、勤務条件(令和7年4月1日現在:身分・給料の参考・諸手当・勤務時間・休日・福利厚生)
- 群馬県公立大学法人 事務職員採用試験実施状況確認日:2026-09-27 / 事務職員採用情報のページからリンクされたPDF。令和5年度(採用予定人数2名程度)と令和7年度(若干名)の申込者数・各試験の受験者数・合格者数
- 群馬県立女子大学 事務職員採用試験(教員公募・職員採用試験)確認日:2026-09-27 / 大学のサイトの「教員公募・職員採用試験」の下にあるページ。「令和7年度事務職員採用試験情報」のリンクで法人の事務職員採用情報のページへつながる
- 群馬県立女子大学 令和8年度大学概要確認日:2026-09-27 / 大学の概要のページからリンクされたPDF。設置目的、沿革、大学組織構成(事務局の6係)、学生・教職員数(令和8年4月1日現在:学部生980、院生27、教員(専任・常勤57・非常勤76)、事務職員(専任・常勤28・非常勤24)、事務局の係別の職員数、非常勤嘱託の内訳)、令和8年度入学者の状況
- 群馬県公立大学法人 法人の概要確認日:2026-09-27 / 法人の名称(群馬県公立大学法人)、所在地(佐波郡玉村町)、設立団体(群馬県)、設立年月日(平成30年4月1日)、運営する大学(群馬県立女子大学・群馬県立県民健康科学大学)
- 群馬県公立大学法人 第二期中期目標確認日:2026-09-27 / 法人の「目標・計画・業務実績」のページからリンクされたPDF(令和6年4月1日〜令和12年3月31日)。前文、業務運営の改善及び効率化に関する目標(組織運営の改善、人事の適正化、効率的・合理的な業務執行)
- 群馬県立女子大学 大学の目的・沿革確認日:2026-09-27 / 大学の目的、大学設置の趣旨(昭和54年の設置認可申請書から抜粋)と経緯、沿革(1980年開学、2005年国際コミュニケーション学部設置、2018年に設置者が群馬県公立大学法人へ ほか)