どの大学の卒業生が、グロービス経営大学院大学の職員になっているのか

企業の記事と同じように、まず「どこの卒業生が、ここで働いているのか」から見ていきます。​​​​‌‌‌​‌‌​​​‌‌​​‌‌‌​​‌​​‌​​‌‌‌‌‌‌‌​‌​‌‌‌‌‌‌‌​​​​‌‌‌‌‌​‌‌​‌‌​​‌‌

他大学の進路資料では確認できなかった

他大学が公表している進路資料では、就職先としてグロービス経営大学院大学(学校法人グロービス経営大学院)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。

職員の出身大学は公表されていない[2] [3]

株式会社グロービスの採用サイトには、ビジネススクール部門の社員紹介のページがありますが、出身大学ごとの人数は公表されていません。採用サイトのFAQは「グロービスでは多くのメンバーが異業種からの転職です。」と書いていて、新卒で入った人よりも、ほかの会社から転職してきた人が多い組織です。[2] [3]

採用ページが求める人物について書いていること(引用)

株式会社グロービスの採用サイトは、採用で大切にしている価値観として「「VALUEの共有」と「異質の効用」」を挙げています。[3]

同じページは、「グロービスのメンバーは、ほぼ全員がキャリア採用。」と書き、バックグラウンドも年代も国籍も様々な組織だと説明しています。多様なメンバーが同じ方向を向くための道しるべがグロービス・ウェイで、採用では、これらの価値観に共感・共鳴できるかが大事な要素の一つだとしています。[3]

ビジネススクール部門が目指すこと[2]

ビジネススクール部門のページは、部門のミッションを「社会にダイナミズムを起こす「創造と変革の志士」を輩出する」としています。部門の特徴として、スタッフ一人ひとりが、プロフェッショナル意識を持ち、学び成長する受講生に負けないスピードで成長しようとしている、と書かれています。[2]

大学院の教育理念[1]

大学院概要のページによると、グロービスは、日本及び世界のリーダーたる「創造と変革の志士」を輩出する経営大学院として存在し、理論と実践を融合した能力開発の場、生涯にわたる人的ネットワーク構築の場、自らの志と生き方(キャリア)を見つける場の3つの場を提供する、と教育理念に掲げています。[1]

採用の仕組み。設置者は学校法人、運営は株式会社グロービス

グロービス経営大学院大学の設置者は、学校法人グロービス経営大学院です。大学院概要のページには、設立年月日が「2006年4月(2008年4月より学校法人)」と書かれています。法人の設立年度は2007年12月です。[1]

一方、大学院の企画・運営には株式会社グロービスが関わっています。株式会社グロービスの採用サイトによると、同社のビジネススクール部門は、経営大学院の企画・運営を担い、「主にグロービス経営大学院大学(以下、グロービス経営大学院)を運営」する部門です。ほかの部門とも密接に連携して、グロービス経営大学院を運営していると書かれています。[2]

研究員/教員は株式会社グロービスで採用して出向[4]

株式会社グロービスの求人ページにある「《東京》グロービス経営大学院 研究員/教員」の求人は、雇用形態が正社員で、「学校法人グロービス経営大学院に所属し、ご活躍いただきます。」と書かれています。配属先組織構成の欄には、この職の社員は学校法人グロービス経営大学院に入社日から出向すると書かれています。応募資格は、ビジネス経験7年程度以上です。[4]

選考の流れ(キャリア採用)[3]

採用サイトのFAQによると、基本的な選考のプロセスは「応募→書類選考→面接(標準3ー4回)→オファー」です。エントリー時に履歴書・職務経歴書を出し、選考の途中でエッセイの提出を求められることがあります。面接はオンラインが基本です。[3]

FAQは、障がい者採用などの詳細も「募集職種」のページで確かめるよう案内しています。新卒向けの選考の流れは、公式サイトでは見当たりませんでした。[3]

職員の仕事。ビジネススクール部門の仕事

ビジネススクール部門のページによると、部門は日本語MBAチームと英語MBAチームに分かれています。学びの場の提供だけでなく、人的ネットワークを築けるよう、イベントや日本最大のMBAコミュニティの運営なども行っていると書かれています。[2]

部門のページには、「ナノ単科」制度の例も紹介されています。デジタル・プラットフォーム部門と協力して2022年に始めたもので、動画とAIを組み合わせて学び、単科の1/3の授業料で1/3の単位(0.5単位)を取得できる仕組みです。大学院の運営が、会社のほかの事業と組み合わさっていることが分かります。[2]

社員紹介の欄には、ビジネススクール部門の社員の職種として「営業・企画運営・サポート」「営業企画」が並んでいます。大学の事務と聞いて思い浮かべる仕事だけでなく、受講生を集める営業や企画の仕事も含まれています。[2]

キャンパス[1]

グロービス経営大学院のキャンパス(大学院概要より)
キャンパス所在地
東京校東京都千代田区二番町
大阪校大阪府大阪市淀川区宮原
名古屋校愛知県名古屋市中村区名駅
福岡校福岡県福岡市博多区博多駅中央街
[1]

開講時間は、日本語のMBAプログラムと英語のパートタイム&オンラインMBAプログラムが平日夜間・土日、フルタイムMBAプログラム(英語)が平日昼間です。社会人の受講生が多いため、夜間と土日に授業がある大学院です。[1]

応募できる条件と待遇

参考として、株式会社グロービスの「《東京》グロービス経営大学院 研究員/教員」の求人に書かれている条件を並べます。経験者向けの研究員/教員の求人の条件なので、新卒の職員の条件として使わないでください。[4]

《東京》グロービス経営大学院 研究員/教員の求人(参考)
項目内容
雇用形態正社員(学校法人グロービス経営大学院に入社日より出向)
応募資格ビジネス経験7年程度以上ほか
給与非公開(経験・能力を考慮し、規定に従い相談の上決定)
勤務地東京都千代田区二番町【東京オフィス】
就業時間フレックスタイム制
休日週休二日制。有給休暇は4月1日に年間20日付与
選考書類選考のあと、面接を複数回
[4]

募集の時期。新卒の募集日程は公表されていない

2026年9月27日時点で、公式サイトに、グロービス経営大学院大学の職員の新卒募集の日程は載っていません。次の募集がいつ出るかは、この記事では推測で書きません。[3]

株式会社グロービスの採用は、募集職種のページに出ているポジションに応募するキャリア採用が中心です。大学院の運営に関わる仕事の求人が出ているかは、同社の採用サイトの募集職種のページで確かめられます。[3]

公開されている数字

数字は、学校法人グロービス経営大学院と株式会社グロービスが公式に公開しているものだけを並べます。[1] [4]

大学院と法人の概要(大学院概要より)
項目内容
設置者学校法人グロービス経営大学院
設立年月日2006年4月(2008年4月より学校法人)
法人の設立年度2007年12月
キャンパス東京校、大阪校、名古屋校、福岡校
[1]

株式会社グロービスの求人ページには、グロービス経営大学院が「12,000名を超える在校生および卒業生」一人ひとりのキャリアの実現を支援している、と書かれています。[4]

公開されていないものもはっきりさせておきます。大学院の職員の人数、新卒の採用人数、応募者数、選考の倍率、初任給、職員の出身大学ごとの人数は、公式サイトには見当たりませんでした。[1] [3]

30日でやること。キャリア採用中心の組織への備え方

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[3]

  1. 1〜3日目:株式会社グロービスの採用サイトで、ビジネススクール部門のページと募集職種のページを読む
  2. 4〜7日目:大学院の教育理念(創造と変革の志士、3つの場)と、ビジネススクール部門のミッションを読み、自分の経験と重なるものを書き出す
  3. 8〜14日目:設置者が学校法人で、運営に株式会社が関わるという仕組みを理解し、自分が働きたいのが「学校法人」なのか「教育の事業会社」なのかを整理する
  4. 15〜21日目:社会人向けの夜間・土日の大学院で働くことが、自分の生活に合うかを考える
  5. 22〜30日目:グロービスの新卒募集が見えない間も、ほかの大学の職員採用を並行して調べる
[3] [1] [2]

株式会社グロービスは、メンバーのほぼ全員がキャリア採用だと書いています。新卒で大学職員を目指すなら、グロービスは社会人経験を積んだあとの選択肢として考え、新卒ではほかの大学の新卒募集と並べて準備しておくことが現実的です。[3]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. グロービス経営大学院 大学院概要確認日:2026-09-27 / 設置者、所在地(4校)、設立年月日、開講時間、教育理念、学校法人概要(法人名・設立年度)
  2. グロービス採用サイト ビジネススクール部門確認日:2026-09-27 / 株式会社グロービスの採用サイト。ビジネススクール部門の役割(グロービス経営大学院大学の運営)、中長期的な姿、部門の特徴、部門間連携(ナノ単科)、社員紹介の職種
  3. グロービス採用サイト FAQ確認日:2026-09-27 / 株式会社グロービスの採用サイト。採用で大切にしている価値観、キャリア採用、異業種からの転職、選考プロセス、提出物、面接の形式(ページ本文に大学の名前は無い)
  4. 株式会社グロービス 《東京》グロービス経営大学院 研究員/教員確認日:2026-09-27 / 株式会社グロービスの採用サイト(募集職種のページ)からリンクされた、同社専用の採用管理サービスのページ(HRMOS)。業務内容(学校法人グロービス経営大学院に所属)、応募資格、雇用形態、給与、勤務地、就業時間、休日、配属先組織構成(出向)、選考フロー、在校生および卒業生の数(ページ本文に大学の名前は無い)