どの大学の卒業生が、福岡女学院大学・福岡女学院看護大学の職員になっているのか

企業の記事と同じように、まず「どこの卒業生が、ここで働いているのか」から見ていきます。‌‌‌‌‌​‌‌​‌‌‌​​‌​‌​​‌​​‌‌​​​‌‌​​​‌‌​‌‌‌​‌‌‌​​‌​​​‌​​‌​​‌‌‌‌​‌‌​‌​

他大学の進路資料では確認できなかった

他大学が公表している進路資料では、就職先として福岡女学院大学・福岡女学院看護大学(学校法人福岡女学院)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。

学院は職員の出身大学を公表していない[1] [6] [7]

法人と2つの大学の採用情報ページには、採用した職員の出身大学や、職員の紹介・インタビューは載っていません。どの大学の卒業生が職員になっているかは、確かめた範囲では分かりませんでした。[1] [6] [7]

公開されているのは、職員の人数の出し方です。学院のファクトブックは「事務局全体_専任職員数_所属別」などの項目で、専任職員数を本部、大学・短大、看護大学、中高に分けてグラフで公開しています。[9]

学院が公式サイトで書いていること(引用)

キリスト教に基づく女子教育[11]

創立者と建学の精神のページによると、福岡女学院は1885年に米国の宣教師によって「英和女学校」として創設されました。女子に対する教育が顧みられていなかった時代に、キリスト教の伝道と女子教育の普及を目指して生まれた学校です。学院は創立以来一貫して「キリスト教に基づく女子教育」を守り、約70,000名の卒業生を送り出してきたと書いています。[11]

目標には「園児、生徒、学生、保護者や地域社会に選ばれる学院づくり」を掲げています。[11]

幼稚園から大学院までの学校のつながり[15]

理事長あいさつは、学院を、キリスト教精神を基盤として幼稚園、中学校、高等学校、大学、看護大学、大学院までを持つ総合的な女子教育機関と紹介しています。看護大学は「ヒューマンケアリング」という教育目標のもとで多くの卒業生が看護師として働いていると書き、学院の中での高校から大学・看護大学への進学など、学院ならではの学校連携を進めているとしています。[15]

事務職員の応募資格に書かれた姿勢[2] [3]

2026年7月1日採用の専任事務職員の募集は、応募資格の4つ目に「キリスト教を理解し協力でき、教育に関心が高いこと。」を挙げていました。3つ目には、業務内容に活かせる得意分野(語学、情報処理、財務会計等)があることが望ましいと書かれ、教育、総務、企画、営業、広報の経験も活かせるとしていました。[2] [3]

年齢の条件もあり、その理由を「若年層の長期キャリア形成を図るため」と書いています。長く働いて育つ職員を採りたい、という考えが読み取れます。[2] [3]

採用の仕組み。法人の「福岡女学院事務局」が学院全体でまとめて採用

福岡女学院大学と福岡女学院看護大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。設置者の学校法人福岡女学院が職員を採用します。[1]

事務職員の窓口は法人の採用情報[1] [6] [7]

法人の採用情報ページは、福岡女学院大学・大学院・短期大学部、福岡女学院看護大学、中学・高等学校、幼稚園、福岡女学院事務局に分かれています。2つの大学の欄に載っているのは教員の公募で、事務職員は「福岡女学院事務局」の欄にまとめられています。[1]

福岡女学院大学の採用情報ページは、教員の公募を並べたうえで、事務職員採用情報として、福岡女学院専任事務職員の採用状況は法人の採用情報で確かめるよう案内しています。福岡女学院看護大学の採用情報ページは、教育助手などの教員の公募だけで、事務職員の欄はありません。[6] [7]

2026年9月28日時点で、法人の採用情報ページの「福岡女学院事務局」の欄には、事務局業務概要と研修体系の案内だけが載り、募集は載っていません。確かめた範囲には、法人とは別のグループの採用サイトもありませんでした。[1]

2023年4月1日採用の新卒採用のページ[13]

法人のサイトマップに載っているページに、事務局専任事務職員(新卒採用)の募集ページが残っています。採用予定日は2023年4月1日、応募資格は、クリスチャン又はキリスト教を理解し協力できる方で教育に関心が高い方と、2023年3月に大学(大学院を含む)を卒業予定(修了予定)の方でした。応募は、就職情報サイトからのエントリーと、学院の応募フォームへの履歴書兼エントリーシートの提出の2つで、最終選考の際に成績証明書と卒業(見込)証明書を出す形でした。[13]

このページの受付開始日などは日付が入っていない表示のままで、選考の日程や給与は書かれていません。新卒の募集がこのあと毎年出ているかどうかは、確かめた範囲では分かりません。[13]

2026年7月1日採用の選考(既卒採用)[3]

2026年7月1日採用 専任事務職員の選考(募集要項より・新卒ではない)
段階内容日程
第1次選考書類選考2026年4月24日(金)までに結果を通知
第2次選考面接試験(対面のみ)2026年5月2日(土)
最終選考面接試験(対面のみ)2026年5月11日の週
[3]

応募は、学院の応募フォームから履歴書兼エントリーシート(学院所定様式)と職務経歴書を送る形でした。要項には、転職情報サイトからのエントリーの期間も書かれていました。募集職種は、ICT担当職と総合職のどちらかを選ぶ形でした。[3] [2]

職員の仕事。1つの事務局に本部・大学・看護大学の部署

職員の仕事は、法人の採用情報ページからリンクされた「事務局業務概要」に部署ごとに書かれています。本部、大学、看護大学、中学校・高等学校、幼稚園の部署が、1つの事務局の中に並んでいます。[4] [1]

福岡女学院事務局の部署(事務局業務概要より)
区分部署
本部総合企画室、監査室、学院キリスト教センター事務室、IR推進室、総務課、人事課、経理課、施設課
大学学長室、入試広報課、教務課、学生課、キャリアセンター事務室、図書館、メディア情報課、地域・国際交流センター
看護大学看護総務課、看護学務課
中学校・高等学校、幼稚園中高事務室、幼稚園事務室
[4]

大学の部署では、入試広報課が入学試験と学生募集、教務課が教育課程や成績管理、学生課が奨学金や課外活動、心理・健康管理、キャリアセンター事務室が進路・就職支援とキャリア教育を受け持ちます。看護大学では、看護総務課が文書・行事・会計・施設管理や教職員の人事、看護学務課が学生係・教務係・入試広報係の3つの係で学生生活と修学を受け持ちます。[4]

本部の人事課は、学院全体の教職員の給与や人事労務を担当し、採用、研修、勤怠管理などを行っていると書かれています。事務職員の採用も、この本部が受け持っています。[4]

2つのキャンパス[3] [10]

2026年7月1日採用の要項によると、勤務場所は、曰佐校地(福岡市南区。大学・高校、中学・幼稚園・法人本部)と、古賀校地(古賀市。看護大学)です。福岡女学院のあゆみによると、看護大学は2008年に古賀市に開学しました。福岡女学院大学は1990年に小郡市で開学し、2002年に曰佐キャンパスへ統合されています。[3] [10]

要項には、勤務する学校によって勤務時間帯が異なる場合があると書かれていました。入職後にどちらのキャンパス、どの部署に配属されるかは、要項には書かれていません。[3]

応募できる条件と待遇。公式に残る要項から

2026年7月1日採用 専任事務職員の条件(募集要項より・既卒採用)
項目内容
募集職種専任事務職員(ICT担当職、総合職)
採用人数若干名
応募資格既に短期大学、4年制大学又は大学院を卒業(修了)した人(ICT担当職は専門学校卒も可)。年齢の条件あり。キリスト教を理解し協力でき、教育に関心が高いこと
給与の参考30歳モデル(月給)284,400円(諸手当含む)
期末手当2025年度実績 4.00か月(年により変動する場合あり)
試用期間6か月
勤務時間原則 午前8時30分から午後5時30分
休日土・日・祝日ほか学院の規程が定める休日
社会保険私学共済(健康保険・年金)、労災保険・雇用保険
勤務場所曰佐校地(福岡市南区)、古賀校地(古賀市)
[3]

応募資格の1つ目は「既に短期大学、4年制大学又は大学院を卒業(修了)した方。」で、在学中の人は対象ではありませんでした。要項の見出しにも既卒採用と書かれています。給与の欄も新卒の初任給ではなく、30歳モデルの月給で示されています。[2] [3]

働き方について公表していること[12] [14]

学院の次世代育成支援対策推進法にもとづく行動計画(2025年4月1日から2030年3月31日まで)は、目標の1つを「事務職員の年間平均残業時間を120時間以内とする」としています。そのために毎月の残業状況をまとめて管理職へ知らせ、ノー残業デーを徹底するとしています。[14]

学院の女性活躍推進法にもとづく行動計画(2026年4月1日から2031年3月31日まで)は、管理職に占める女性比率30%以上の維持と、教職員の年次有給休暇の年間平均取得率40%以上を目標にしています。前の計画(2021年度から)では、職員募集活動(採用説明会等)で女性が活躍できる職場であることを積極的に広報するとしていました。[12]

研修の体系[5]

法人の採用情報ページからリンクされた福岡女学院事務局職員研修の体系は、研修を8つに分けています。書記から参事までの資格別研修、私大連などの外部団体研修、全体研修、役職別研修、新任職員研修やメンター研修などの目的別研修、国内研修、国外研修、資格取得などの経費の一部を補助する自己啓発研修です。[5]

募集の時期

2026年9月28日時点で、学院の事務職員の新卒募集の日程は、確かめた範囲には載っていません。[1]

公式に残る新卒の募集は2023年4月1日採用で、2023年3月に卒業予定の人を対象にしていました。[13]

公式に残る2026年7月1日採用の既卒採用は、2026年3月10日から4月19日まで応募を受け付け、5月に面接を行う日程でした。年度の途中に入職する既卒の募集で、4月に入職する新卒の日程ではありません。[2] [3]

次の募集がいつ出るかは、この記事では推測で書きません。法人の採用情報ページの「福岡女学院事務局」の欄を定期的に確かめることが、公式に確かめられる方法です。[1]

公開されている数字。福岡女学院大学1,966人、福岡女学院看護大学413人

数字は、学校法人福岡女学院が公式サイトで公表しているものだけを並べます。学生数は、法人の情報公開の「学生・生徒・園児数」から取っています。[8]

学生数(学校法人福岡女学院 在籍者数一覧・2026年5月1日現在)
大学・学部収容定員現員数
福岡女学院大学 人文学部838656
福岡女学院大学 人間関係学部836731
福岡女学院大学 国際キャリア学部610579
福岡女学院大学 大学合計2,2841,966
福岡女学院大学 大学院人文科学研究科4033
福岡女学院看護大学 看護学部看護学科400413
福岡女学院看護大学 大学院看護学研究科66
[8]

学院全体の在籍者は3,190人です。福岡女学院大学短期大学部は2025年度以降の学生募集を停止しています。[8]

職員の人数は、ファクトブックがグラフで公開していますが、数値が文字で書かれた資料は確かめた範囲にはありませんでした。新卒の採用人数、応募者数、選考の倍率、新卒の初任給、採用した職員の出身大学ごとの人数も、確かめた範囲には見当たりませんでした。[9] [1]

30日でやること。学院全体の事務局を目指す準備

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。

  1. 1〜3日目:学校法人福岡女学院の採用情報ページを開き、「福岡女学院事務局」の欄に募集が出ていないかを確かめる。以後も定期的に見る
  2. 4〜7日目:創立者と建学の精神のページを読み、キリスト教に基づく女子教育の学院で働くことを、自分の言葉で説明できるようにする
  3. 8〜14日目:事務局業務概要から、本部・大学・看護大学の部署のうち関わりたいものを2つ選び、理由を書く
  4. 15〜21日目:研修体系を読み、入職後にどう育ちたいかを書き出す
  5. 22〜30日目:新卒の募集が見えない間も、ほかの大学の職員採用を並行して調べる
[1] [4] [5] [11]

福岡女学院大学と福岡女学院看護大学の事務職員は、学院全体の事務局の職員として採用され、配属先は大学とは限りません。直近の募集は既卒採用で、新卒の募集が毎年出るかも分からないので、新卒で大学職員を目指すなら、ほかの大学の新卒募集と並べて準備しておくことが現実的です。[3] [4]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学校法人福岡女学院 採用情報確認日:2026-09-28 / 学校ごとの採用情報の一覧(大学・看護大学・中高・幼稚園・福岡女学院事務局)と、事務局業務概要・研修体系へのリンク(JS描画のためブラウザで本文を確認)。確かめた範囲(2026-09-28):福岡女学院大学のサイト https://www.fukujo.ac.jp/university/ のフッター(学校法人福岡女学院へのリンク)、福岡女学院看護大学のサイト https://ns.fukujo.ac.jp/ のフッター(法人へのリンク)、法人のサイト https://www0.fukujo.ac.jp/ のヘッダー(採用情報)。法人とは別のグループの採用サイトへのリンクは無い
  2. 学校法人福岡女学院 事務職員採用情報 専任事務職員(2026年7月1日採用)確認日:2026-09-28 / 2026年7月1日採用(2026年3月10日〜4月30日に法人の採用情報ページから案内)の既卒採用のページ。いまは採用ページに表示されず、法人のXMLサイトマップ https://www0.fukujo.ac.jp/sitemap-pt-page-2025-12.xml に掲載。応募資格、採用予定日、応募方法、応募書類(JS描画のためブラウザで本文を確認)
  3. 学校法人福岡女学院 専任事務職員 募集要項(2026年7月1日採用)【既卒採用】確認日:2026-09-28 / 2026年7月1日採用の既卒採用の要項。上のページ(XMLサイトマップ sitemap-pt-page-2025-12.xml に掲載)からリンク。募集職種、採用人数、採用予定日、応募資格、応募書類、応募方法、選考日程、雇用条件(給与の参考、期末手当、勤務時間、休日、社会保険、勤務場所)
  4. 福岡女学院事務局 事務局業務概要確認日:2026-09-28 / 法人の採用情報ページからリンク。本部・大学・看護大学・中高・幼稚園の部署と業務概要
  5. 福岡女学院事務局職員研修 体系確認日:2026-09-28 / 法人の採用情報ページからリンク。資格別・外部団体・全体・役職別・目的別・国内・国外・自己啓発の研修
  6. 福岡女学院大学 採用情報確認日:2026-09-28 / 教員の公募と、事務職員採用情報(法人の採用情報への案内)
  7. 福岡女学院看護大学 採用情報確認日:2026-09-28 / 教員・教育助手の公募だけで、事務職員の欄は無い(ブラウザで本文を確認)(ページ本文に大学の名前は無い)
  8. 学校法人福岡女学院 在籍者数一覧(2026年5月1日現在)確認日:2026-09-28 / 法人の情報公開の「学生・生徒・園児数」からリンク。学校・学部・学科ごとの入学定員、新入生数、収容定員、現員数
  9. 学校法人福岡女学院 福岡女学院ファクトブック確認日:2026-09-28 / ファクトブックの項目一覧(事務局全体・本部・大学短大・看護大学・中高の専任職員数などのグラフ)
  10. 学校法人福岡女学院 福岡女学院のあゆみ確認日:2026-09-28 / 英和女学校の創立から、大学・看護大学の開学、キャンパスの統合まで
  11. 学校法人福岡女学院 創立者と建学の精神確認日:2026-09-28 / 創立の経緯、建学の精神、卒業生の数、学院の目標
  12. 学校法人福岡女学院 女性活躍推進法行動計画確認日:2026-09-28 / 2026年4月からの行動計画の目標と取組、過去の行動計画
  13. 学校法人福岡女学院 専任事務職員採用情報 専任事務職員【新卒採用】確認日:2026-09-28 / 2023年4月1日採用(2023年3月卒業予定者が対象)の新卒採用のページ。法人のXMLサイトマップ https://www0.fukujo.ac.jp/sitemap-pt-page-2021-12.xml に掲載(受付開始日などは日付が入っていない表示)。事務局専任事務職員(新卒採用)の応募資格、採用予定日、応募方法、最終選考の提出書類
  14. 学校法人福岡女学院 次世代育成支援対策行動計画確認日:2026-09-28 / 2025年4月からの行動計画(男性の育児休業、事務職員の年間平均残業時間)と過去の行動計画
  15. 学校法人福岡女学院 理事長・院長あいさつ確認日:2026-09-28 / 学院が設置する学校、各学校の近況、学院内の学校連携