大学と高専の公式資料に載る就職実績を確認する

公式資料で確認したFFRIセキュリティの就職先掲載
学校・所属対象公表されている範囲
筑波大学 情報科学類2022年度(令和4年度)学群就職先例にFFRIセキュリティ。個社人数なし
松江工業高等専門学校 情報工学科2023年度県外の就職先に株式会社FFRIセキュリティ。個社人数なし
[1] [2]

筑波大学の資料名には2024とありますが、冒頭に令和4年度の進路状況と書かれています。就職先の実績は2022年度であり、資料名を理由に2024年度の結果へ置き換えていません。三ページ目の情報科学類の欄に社名があることを確認しています。[1]‌​‌​‌​​​​‌‌​​‌‌​‌​​​‌‌‌‌​​‌​‌‌‌‌‌​‌​‌​‌‌‌‌‌‌‌‌​‌​​‌​‌​​​​‌‌‌​​​​

松江高専のページは、上部に複数年の進路データがあり、その後に年度別の就職先一覧があります。FFRIセキュリティは2023年度の県外の欄に掲載されています。上部の五年間の集計と混ぜず、個別の年度の見出しに沿って整理しています。[2]

松江高専は大学ではないため、大学の採用実績と同じ学校種として数えていません。現在の募集は高専なども対象に含めていますが、それと過去の就職先の公表は別の情報です。高専の一覧に名前が載っていることから、大学の特定の学部にも実績があるとは広げていません。[2] [4]

どちらの資料にも会社別の採用人数はないため、名前が一回載っていることを一名の採用とは数えていません。また、担当した業務や配属拠点も大学・高専の一覧だけでは分かりません。研究職、製品開発、社内ITなど、どの職種に進んだかを推測で付け足さないようにしています。[1] [2]

この一覧は確認できた就職先を示したもので、同社が採用した学校の全てではありません。掲載のない学校からは難しい、特定の学校なら有利という結論は出せません。過去の実績を確認した後は、希望する募集の対象と必須条件を読んで、自分の経験から何を説明できるかを整理しましょう。

研究開発への関心と、今求められる基礎を分ける

採用メッセージでは「サイバーセキュリティ対策の研究開発に特化した企業」と説明しています。世の中にまだ解決策のない攻撃を研究し、対策を生み出して提供することを事業の中心に置いています。既存の道具を使えるだけでなく、原理や仕組みを調べることへの関心を考える材料になります。[6]

28卒エンジニア職の必須条件は、プログラミングが好きで、少なくとも一つの言語で継続的な実装経験と基礎的な言語仕様の理解があることです。一方、セキュリティの事前知識は不要とし、入社後の研修で学ぶと案内しています。専門の授業を受けていないことだけで応募を諦める必要はありませんが、開発経験も要らないという意味ではありません。[4]

学部・学科不問という募集表記は、特定の専攻に限定していないという条件です。それだけで大学名が選考に影響しないと断定したり、必ず通過できると考えたりはできません。実際に選考ではプログラミングテストがあり、通過後に成績に関する資料も提出する流れです。[4]

研究室や学校名だけを伝えるのではなく、自分が何を不思議に思い、どう調べ、何を作ったかを整理してみましょう。思った通りに動かなかったときの切り分けや、仕様を読んで理解を修正した経験も材料になります。難しいテーマに触れたことより、自分で行った判断と学びを説明できるかを確かめます。

企業が求める関心には、サイバーセキュリティ、低い階層の技術、物事の原理や仕組み、技術力を基盤とするキャリアが挙げられています。すべてを詳しく知っているように見せる必要はありません。今の理解と、これから学びたいことを分け、自分が調べ続けられるテーマを探してみてください。[4]

仕組みを調べて改善する力を、4つの形で準備する

以下は公開されている仕事内容や研修例を踏まえた準備の提案です。会社が指定する試験課題ではありません。自分が所有する環境や、練習のために用意された環境で、経験を整理することから始められます。

1.動くコードに、仕様と検証の説明を付ける[4] [7]

公式の研修紹介では、実装したら手元で検証し、講師のレビューを受け、修正して承認されるまでが課題になっています。動いたという感想だけでなく、他の人が読んで確かめられる形にする仕事の進め方を学べます。これは2025年度の研修実例で、将来の全員に同じ課題を約束するものではありません。[7]

自分の作品なら、入力、期待する結果、実際の結果を整理します。空の入力、値の境界、途中で処理に失敗した場合など、正常に動く例以外も確かめます。どの条件まで試したかを残すと、単に作りましたという説明より、実装の責任範囲が伝わります。

うまくいかない箇所を修正したときは、最初の想定と、調査で分かった仕様の違いを書き出してみましょう。ライブラリの使い方を勘違いしていた、入力形式の条件を見落としていたなど、小さな発見でも構いません。何を読んで原因を絞り、変更後にどう確認したかを順に説明します。

他の人にコードを見てもらえる場合は、分かりにくい名前や処理の重複も指摘してもらえます。全ての指摘を無条件に受け入れるのではなく、目的や制約を確認し、直した理由を整理します。共同制作なら、自分の実装と既存の機能、他の人の担当を分けて示してください。

2.観察した事実と、原因の仮説を分けて調べる[4]

同社の仕事には、セキュリティの検査、新しい脅威の調査、仕様のレビュー、対策方法の検討などがあります。結果を一つ見ただけで結論を出さず、どの条件で起きたことなのかを確かめる姿勢を、自分の学習や開発でも練習できます。[4]

例えば、自分のプログラムで処理が遅くなったなら、入力の量、実行環境、変更した部分などを記録します。一度に全てを書き換えるのではなく、条件を一つずつ変えて比較します。遅くなったという観察と、通信が原因ではないかという仮説を分けると、次に何を測る必要があるかを考えやすくなります。

調査の結果、最初の仮説が違っていた場合も、失敗として隠す必要はありません。どの結果によって候補を除外し、次の原因を考えたかをまとめます。まだ再現できない問題なら、解決したと書くのではなく、分かっている条件と未確認の条件を残します。

セキュリティを学ぶ際も、実在する他人のサービスに無断で検査をする必要はありません。学習用の課題や、自分で用意した環境で観察と記録の練習をします。技術を試した範囲と、確認できたことを正確に説明することが、成果を大きく見せることより大切です。

応募で資料を示すなら、環境、手順、結果、考察を分けると読みやすくなります。結果に関係しない長いログを全て貼るのではなく、判断に必要な部分を選びます。元の記録を残し、どこからその結論を出したかを自分で説明できるようにしておきましょう。

3.守りたいものと、利用する人の条件を整理する[4] [5]

セキュリティサービスの仕事は、顧客が抱える課題を解決するものです。また、27卒社内ITインフラ担当では、社内の安全性と社員の利便性を両立する仕事が示されています。技術を強くすれば終わりではなく、誰が何のために使う仕組みかを考える視点が必要になります。[4] [5]

身近な例として、学生団体の共有ファイルの管理を振り返れます。誰が編集し、誰が閲覧するのか、担当者が交代したらどう引き継ぐのか、誤って消したらどう戻すのかを整理します。実際のアカウントを勝手に変更せず、現在の担当者と相談するための案としてまとめても練習になります。

安全性だけを考えて全ての操作を制限すれば、活動に必要な仕事が進まなくなることがあります。反対に、誰でも編集できる状態では誤操作の影響が大きくなる場合があります。使う人の役割と必要な操作を分け、なぜその権限が必要かを説明してみましょう。

案を作ったら、運用を続ける人の負担も確かめます。入退会のたびに誰が更新するか、変更をどこへ記録するか、困ったときに誰へ連絡するかをそろえます。ルールを作ったことだけでなく、相手が理解して使える状態をどう目指したかを振り返る材料になります。

社内IT志望なら、問い合わせを受けたときの説明経験も活用できます。相手が詳しくないからと決め付けず、どの作業で止まったかを聞き、できることと確認が必要なことを分けて伝えた経験を探します。機器への関心と、人の業務を支える姿勢をつなげて説明できます。

4.分からないことを相談し、学びを他の人へ渡す[7] [8]

研修の紹介では、同期と相談しながら難しい課題に取り組んだ様子も書かれています。自分で調べる力と、必要なときに助けを求める力は両方を考えられます。質問することを避けて長時間止まるより、何を試し、どこで分からなくなったかを整理すると相談が進めやすくなります。[7]

練習では、質問する前に目的、現在の結果、期待する結果、試した方法を短くまとめます。自分で確かめた範囲が伝われば、相手も確認する場所を選びやすくなります。答えを受け取ったらそのまま写すだけでなく、なぜその方法で解決するかを自分の言葉で説明し直してみてください。

学んだことを短いメモにして残すと、似た課題に取り組む人へ渡せます。前提となる環境や、当てはまらない条件も添えると、別の人が誤って使いにくくなります。公表してよい内容かを確かめたうえで、自分の試行錯誤と公式資料の説明を分けて書きましょう。

同社は技術者同士が学ぶ場や資格取得の支援なども紹介しています。制度があることだけを志望理由にするのではなく、どんなテーマを学び、それを仕事や周囲への共有にどうつなげたいかを考えてみます。現在続けている学習の具体例があると、入社後の学び方も説明しやすくなります。[8]

応募年度・職種・採用法人を間違えないようにする

確認時点の公式求人ページには、FFRIセキュリティの27卒エンジニア職、27卒社内ITインフラ担当、28卒エンジニア職の入口があります。FFRIセキュリティワークスの新卒募集も並んでいますが、別の法人です。応募するページの会社名まで確認してください。[3]

この記事で詳しく確認した二つの募集
募集主な役割必要な経験・関心
28卒 エンジニア職セキュリティサービス、自社製品開発、新技術研究など一つ以上の言語での継続的実装と基礎的な仕様理解。事前のセキュリティ知識は不要
27卒 社内ITインフラ担当社内のクラウド・ネットワーク・サーバー・PCの運用、システム導入、問い合わせ対応などITへの関心があり、PCやサーバーなどの機器に触れることが好きであること
[4] [5]

28卒エンジニア職は、大学、大学院、高専、短大、専門学校、高校を卒業見込みの人と、卒業後三年以内の人を対象にしています。学部・学科は問いません。卒業予定の時期や既卒としての扱いが分かりにくい場合は、現在の募集ページを確認し、応募先へ確かめましょう。[4]

東京拠点では、セキュリティサービス・コンサルティング、自社製品開発、新技術の研究が配属候補です。横須賀拠点は、セキュリティサービス・コンサルティングが候補とされています。勤務地の希望だけでなく、そこで担当する可能性がある仕事を理解して選ぶことが大切です。[4]

拠点は希望を最大限考慮しつつ、選考評価や適性も踏まえて総合的に決めるという説明です。希望を書けば必ずその拠点になるとはしていません。また、28卒エンジニア職は選考評価や本人の適性・希望により、FFRIセキュリティワークスでの採用となる可能性も明記しています。内定時には実際の採用法人と条件を確かめてください。[4]

27卒社内ITの必須条件は、28卒エンジニア職のものと異なります。クラウドやサーバー、ネットワークの知識、IT系の資格は歓迎条件として示されています。社内ITの募集を見てエンジニア全体も開発経験不要だと考えたり、逆に全職種が同じプログラミング条件だと考えたりしないようにしましょう。[5] [4]

技術職と社内ITで異なる選考を確認する

  • 28卒エンジニア職:書類選考、WEBのプログラミングテスト、面接一〜二回、内定。途中でWEBの性格検査を受ける。
  • 27卒社内ITインフラ担当:書類選考、一次面接はWEB、最終面接は対面、内定。最終面接前にWEBの性格検査を受ける。
[4] [5]

28卒エンジニア職はエントリー時に履歴書を提出し、プログラミングテストを通過した人に成績証明書などを求めています。学業への取り組みも評価項目とする説明があり、学校のポータルの成績一覧をPDFで出力した資料でもよいとしています。大学院卒業見込みの人は、学部と大学院の両方の成績資料が必要です。[4]

27卒社内ITでは、書類選考を通過した人に成績に関する資料と事前アンケートを求めています。提出する時点が技術職と違うので、別の募集の流れをそのまま使わないようにします。いずれも選考フローが変わる可能性が示されているため、応募後に届く案内も確認してください。[5] [4]

学業について聞かれる準備では、成績の数字だけでなく、得意だった内容や苦手な課題への取り組みを振り返れます。研究や実習で何を自分で調べたか、提出までにどんな修正をしたかを具体化します。理由を尋ねられたときに説明できるようにし、資料にない成果を加えて見せないことが大切です。

プログラミングテストの問題そのものは、この募集情報からは分かりません。自分の使う言語の基本的な仕様や、書いた処理がどの条件で動くかを確認する練習はできます。通過のための裏技を探すより、実装の判断を説明できる状態を作りましょう。[4]

初任給の内訳と拠点ごとの勤務条件を確かめる

28卒エンジニア職の公式給与
区分月額内訳
通常採用500,000円基本給370,535円+固定時間外手当129,465円(40時間分)
博士採用520,000円基本給385,433円+固定時間外手当134,567円(40時間分)
[4]

固定時間外手当は残業の有無にかかわらず支給し、40時間を超える分は追加で支給する説明です。月額全てが基本給という意味でも、必ず毎月40時間残業するという意味でもありません。給与を比較するときは、金額と内訳、対象となる職種と年度をそろえましょう。[4]

28卒エンジニア職には、実務レベルの技術や知識を持つ人の初任給を技術ランクに連動させる制度もあります。適用は選考での技術テストや面接の評価によって決まるため、新卒全員への保証ではありません。通常採用の条件と、評価により適用される制度を分けて読んでください。[4]

27卒社内ITインフラ担当の月額は30万円で、基本給221,556円と40時間分の固定時間外手当78,444円から成ります。超過分は追加支給です。この数字を28卒エンジニア職に使うことも、技術職の50万円を社内ITに使うこともできません。[5]

28卒エンジニア職は10時〜18時30分、休憩60分と案内しています。東京では必要な出社があることを前提にリモート中心の働き方を説明し、横須賀は業務の特性上原則出社としています。リモート制度があるという一文だけで、どの拠点でも自由に在宅勤務できるとは読まないようにしましょう。[4]

休日は土日・祝日を基本とし、夏期休暇や年末年始などの案内があります。28卒募集に載る年間休日129日は2026年度の数字であり、2028年度の確定日数として載せていません。勤務する年度のカレンダーと、入社時に提示される条件を確認してください。[4]

2025年度の研修紹介は四月から七月末までの研修と、その後の年度内OJTの実例です。研修があるから入社前の基礎は不要とも、今後も同じ期間・内容が続くとも言えません。どんな準備をしておくと学びやすいか、配属後の相談や学習の機会はどうなるかを確認する材料にしましょう。[7]

30日で、学んだ技術を説明できる応募準備へ進める

以下は準備の例で、会社が定めた選考日程ではありません。締切が近い場合は必要な工程を前倒しします。

  1. 1〜3日目:卒業年度、応募職種、採用法人を確認する。技術職と社内ITの条件を分けて読む。
  2. 4〜7日目:使っている言語や学習テーマを一つ選び、作ったものと理解している仕様を整理する。
  3. 8〜12日目:自分の環境で小さな実装と検証を行い、正常に動く条件と失敗する条件を記録する。
  4. 13〜18日目:仕様や調査資料を読み直し、改善する。相談した内容や受けた指摘と対応をまとめる。
  5. 19〜24日目:自分の担当、判断の理由、結果、未解決の課題を整理する。成績資料も用意する。
  6. 25〜30日目:最新の募集と提出時期を確かめる。拠点や仕事内容、採用法人について確認したいことを整理して応募する。
[4] [5]

専門知識への不安は、今ある基礎とこれから学ぶことを分けると整理しやすくなります。応募先の選び方や経験の伝え方に迷ったら、逆転就活塾の相談も利用してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 筑波大学|大学案内2024追加資料確認日:2026-09-12 / 2022年度の欄(令和4年度)。PDF3頁、情報科学類の学群就職先例FFRIセキュリティ。人数なし。原本cx1-ffri-tsukuba-3.png照合済み。資料名2024を卒業年度にしない。
  2. 松江工業高等専門学校情報工学科|進路確認日:2026-09-11 / 2023年度の欄。情報工学科、県外就職先にFFRIセキュリティ。個社人数なし。上部の2020〜2024年集計とは分離。2023年度見出しは抽出で202と3と年度に分割。高専であり大学とは別表記。
  3. FFRIセキュリティ|求人情報確認日:2026-09-12 / 2027エンジニア/社内IT、2028エンジニアの公式Jobcan入口をCUAで確認。FFRIセキュリティワークスは別法人。短本文721文字だが本文と全募集リンク表示あり。
  4. FFRIセキュリティ公式募集|2028年新卒エンジニア職確認日:2026-09-12 / 2026年7月31日更新。28卒、継続的実装/言語仕様理解必須、事前セキュリティ知識不要。卒後3年以内可、学科学部不問。通常月50万基本370535+40h129465/博士52万基本385433+40h134567、超過追加。東京と横須賀の配属/勤務差、ワークス採用可能性。
  5. FFRIセキュリティ公式募集|2027年新卒社内ITインフラ担当確認日:2026-09-12 / 2026年5月26日更新。27卒社内ITは別職種、IT関心と機器好き必須。月30万基本221556+40h78444、超過追加、1次WEB/最終対面/事前性格検査、28技術職と混同しない。
  6. FFRIセキュリティ|メッセージ確認日:2026-09-12 / 独自研究開発で未解決のサイバー攻撃へ対策、研究開発特化。短い原文引用を使用。
  7. FFRIエンジニアブログ|2025年度新人研修の振り返り確認日:2026-09-12 / 2026年1月13日公開、2025年度4〜7月4か月研修と年度内OJTの実例。レビュー、調査、要件定義、同期相談、拠点別勤務。2028年度同一研修の保証にはしない。
  8. FFRIセキュリティ|制度・福利厚生確認日:2026-09-12 / 技術学習の支援、TechMeeting、資格費用、時間単位有休等。制度と個別職種の勤務条件は分離。

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