どの大学の卒業生が福山市立大学の職員になっているか
他大学が公表している進路資料では、就職先として福山市立大学(公立大学法人福山市立大学)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、公立大学法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。[1]
法人が公表している職員の人数
令和7年度の事業報告書は、2025年5月1日現在の職員(事務系・技術系)の人数を部署ごとに公表しています。[5]
- 事務局長:一般職員1
- 経営企画課:一般職員12、嘱託職員3
- 総務課:一般職員8、嘱託職員5
- 学務課:一般職員13、嘱託職員4
- 附属図書館:一般職員2、嘱託職員5
- キャリアデザインセンター:嘱託職員3。心とからだのサポートセンター:嘱託職員1
- 合計:一般職員36、嘱託職員21、計57
事業報告書は、一般職員のうち福山市からの派遣職員が32人、常勤の平均年齢が40.8歳と注記しています。[5]
法人が職員について書いていること
第一期中期計画は、業務運営の高度化として、職員の職務能力開発のため業務経験に応じた研修制度を確立すること【30】と、質の高いサービスを提供できる事務組織を確立すること【32】を掲げています。2025年6月の事前評価の業務実績報告書は、この2つの項目の取組を年度ごとに書いています。[6]
- 令和3年度:法人化に伴う新しい制度に対応するため、会計、法制執務、情報セキュリティなどの内部研修会を重点的に実施した。他大学法人の視察や福山市との協議を行い、プロパー職員の採用など事務局職員の配置のあり方を検討した
- 令和4年度:業務経験や職位に応じた研修計画を策定した。特定業務の専門職特化を行うこととし、非常勤嘱託職員の採用選考を法人化後初めて実施した
- 令和5年度:研修計画に基づく内部研修と、公立大学協会や福山市が主催する研修会への参加。プロパー職員の採用方針を策定した
- 令和6年度:プロパー職員の採用開始を踏まえ、事務局職員確保・育成基本方針を策定した。プロパー職員の採用選考を初めて実施し、2025年度(令和7年度)に採用する予定者を決定した
令和7・8年度の実施予定として、報告書は、派遣職員とプロパー職員が共に活躍できる組織文化を醸成しつつ、法人の規模や専門性に即した人材育成に取り組むこと、プロパー職員の採用活動を継続することを挙げています。[6]
大学の目標
事業報告書によると、福山市立大学は、グローバル社会に的確に対応でき、地域が直面する諸課題の解決に貢献できる人材を育成するため、2011年に開学しました。「地域に根差した、市民から信頼される大学」として成果を挙げてきたと書き、持続可能な地域社会の発展に寄与する人材の育成を目標にしています。[5]
採用の仕組み。法人の事務局職員採用試験と、市からの派遣
福山市立大学は、2021年(令和3年)4月1日に設置形態を福山市の直営から公立大学法人へ移行しました。設立団体は福山市です。[5]
事務局の職員には、福山市から派遣された職員と、法人が採用した職員がいます。2025年5月1日現在の一般職員36人のうち32人が福山市からの派遣職員でした。[5]
法人が職員を採る試験
法人は、2024年度(令和6年度)にプロパー職員の採用選考を初めて実施しました。ニュース一覧には、2024年7月23日に「法人職員(事務職)を募集します!」のお知らせが出ています。[6] [3]
令和7年度の事業報告書は、人材確保の観点から事務局職員採用試験を実施し、2026年4月採用者として3人を決定したと書いています。[5]
市の職員として大学で働く道
派遣職員は福山市の職員です。法人の資料には、市の職員のうち誰を大学に派遣するかの決め方は書かれていません。業務実績報告書は、プロパー職員の採用や外部人材の活用など、事務局の体制について福山市との協議を続けるとしています。[5] [6]
職員の仕事。経営企画課・総務課・学務課・附属図書館
事務局の組織及び担当事務のページによると、事務局には経営企画課、総務課、学務課、附属図書館事務室があります。経営企画課の担当事務には、次のようなものが並んでいます。[7]
- 理事会、経営審議会及び理事長選考会議に関すること
- 役員の人事、給与、服務及び福利厚生に関すること
- 職員の人事、給与に関すること
- 中期計画、年度計画及び業務実績評価に関すること
- 運営費交付金に関すること
- 予算、決算及び財務諸表に関すること
総務課と学務課、附属図書館事務室の担当事務は、次のとおりです。[7]
- 総務課:教育研究審議会、職員の服務及び福利厚生、予算の執行、物品購入、外部資金、財産と施設設備の管理、式典、文書、規程、附属図書館の運営、地域連携センター、国際交流センターなど
- 学務課:教授会、学部と大学院の教務、学生納付金、学生の支援、入学者選抜、免許状と資格の申請、学籍の管理と証明書の発行、キャリアデザインセンター、教育支援センター、心とからだのサポートセンターなど
- 附属図書館事務室:読書指導、図書の選択・分類・整理保管、閲覧と貸出など
事業報告書の職員数の表には、キャリアデザインセンターと心とからだのサポートセンターにも嘱託職員が配置されています。[5]
事務局の最近の取組
令和7年度の事業報告書によると、職員体制については、事務局職員確保・育成基本方針に基づいて公立大学協会等の外部研修と会計研修や法務研修等の内部研修を体系的に実施し、研修成果を共有する報告会も行いました。業務プロセスの改善では、電子決裁システムの運用状況の調査、Web会議ツールのWebexからTeamsへの移行方針の決定、オンライン寄附受付(F-REGI)の開始などを進めたと書かれています。[5]
応募できる条件と待遇
職員の募集が出ていないため、応募資格、初任給、勤務時間などの条件は、いまの公式ページでは確かめられません。ここでは、法人が公表している働き方の数字を紹介します。[1] [8]
- 男性職員の育児休業取得率:現状値33.3%(2024年度)、目標値50.0%以上(毎年度)
- 1日単位の年次休暇の取得日数:現状値 年6.9日(2025年)、目標値 年7.0日以上(毎年)
- 職員の月平均時間外勤務時間数:現状値20.4時間(2024年度)、目標値20.0時間未満(毎年度)
一般事業主行動計画(2026年4月1日から2031年3月31日までの5年間)は、時間外勤務を行う場合でも、1年を通じて午後7時30分に業務を終了することをめざすとしています。[8]
女性の活躍に関する情報公表によると、2025年4月1日現在の常勤職員(教員と一般職員)は女性33人、男性57人の計90人で、女性比率は36.7%です。非常勤職員(嘱託職員と臨時職員)は女性22人、男性9人の計31人です。[9]
臨時職員の登録
法人は、臨時職員(事務補助業務等)の登録を随時受け付けています。必要が生じた場合に登録者の中から業務の条件に合う人を選考・雇用する制度で、登録後すぐに雇用されるとは限らないとしています。アルバイトやパートを考えている人向けの制度で、新卒の正規職員の募集ではありません。[2]
募集の時期
職員の募集についてのページは、2026年9月28日時点で「現在、募集は行っておりません。」と表示しています。[1]
- 2024年7月23日:お知らせ「法人職員(事務職)を募集します!」
- 2026年2月6日:お知らせ「非常勤嘱託職員を募集しています!(2月19日(木)必着)」
令和7年度の事業報告書によると、令和7年度にも事務局職員採用試験が行われ、2026年4月採用者が決まっています。業務実績報告書は、令和7・8年度もプロパー職員の採用活動を継続するとしています。[5] [6]
公開されている数字
事業報告書によると、2025年5月1日現在の学部の学生数は1,080人です。教育学部は419人(総定員400人)、都市経営学部は661人(総定員600人)です。大学院の学生数は8人です。[5]
同じ時点の教員は59人で、教育学部27人、都市経営学部27人、新学部設置準備室1人、教育支援センター4人です。[5]
職員は一般職員36人と嘱託職員21人の計57人で、一般職員のうち福山市からの派遣職員は32人です。[5]
30日でやること
ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば採用されるという意味ではありません。
- 1〜3日目:職員の募集についてのページとニュース一覧をブックマークし、新しい募集が出ていないか確かめる
- 4〜8日目:事業報告書を読み、事務局の部署ごとの人数と、市からの派遣職員が多い体制を理解する
- 9〜13日目:業務実績報告書の【30】【32】の取組を読み、プロパー職員の採用が始まった経緯をまとめる
- 14〜18日目:事務局の組織及び担当事務のページで、各課の仕事のうち関わりたいものを選ぶ
- 19〜23日目:一般事業主行動計画を読み、働き方の目標値を確かめる
- 24〜27日目:募集が出ていない間に、広島県内のほかの大学の職員採用も並行して調べる
- 28〜30日目:法人化した大学で、市の派遣職員と一緒に仕組みをつくる仕事に関わりたい理由を言葉にしておく
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、福山市立大学の職員の募集について・臨時職員の登録について・ニュース一覧・事務局の組織及び担当事務のページと、公立大学法人福山市立大学の事業報告書、業務実績報告書、一般事業主行動計画、女性の活躍に関する情報公表で確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。募集が出たら、必ず最新の要項を確認してください。自分の経験をどう話に組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 福山市立大学 職員の募集について確認日:2026-09-28 / 教職員公募の中の職員のページ。2026年9月28日時点の表示は「現在、募集は行っておりません。」。同じ欄に教員の募集と臨時職員の登録へのリンク
- 福山市立大学 臨時職員の登録について確認日:2026-09-28 / 公立大学法人福山市立大学の臨時職員(事務補助業務等)の登録を随時受け付けていること、登録後すぐに雇用されるとは限らないこと、登録用紙
- 福山市立大学 ニュース一覧(21ページ目)確認日:2026-09-28 / ニュース一覧の21ページ目(2026年9月28日時点)。2024年7月23日のお知らせ「法人職員(事務職)を募集します!」(リンク先は職員の募集についてのページ)
- 福山市立大学 ニュース一覧(7ページ目)確認日:2026-09-28 / ニュース一覧の7ページ目(2026年9月28日時点)。2026年2月6日のお知らせ「非常勤嘱託職員を募集しています!(2月19日(木)必着)」(リンク先は職員の募集についてのページ)
- 公立大学法人福山市立大学 令和7年度 事業報告書確認日:2026-09-28 / 法人情報の財務情報のページからリンクされたPDF。目標(2021年4月1日に福山市の直営から公立大学法人へ移行)、業務内容、沿革、設立団体(福山市)、在学する学生の数、教職員の状況(2025年5月1日現在:部署ごとの一般職員と嘱託職員、福山市からの派遣職員、平均年齢)、業務の実施状況(事務局職員確保・育成基本方針、事務局職員採用試験)
- 公立大学法人福山市立大学 第一期中期目標期間の事前評価に係る業務実績報告書(2025年6月)確認日:2026-09-28 / 法人情報の中期目標・中期計画・年度計画・業務実績報告書・評価結果のページからリンクされたPDF。中期計画【30】【32】の令和3年度から令和6年度までの業務実績と令和7・8年度の実施予定(研修計画、事務局職員確保・育成基本方針、プロパー職員の採用方針と採用選考、非常勤嘱託職員の採用選考)
- 福山市立大学 事務局の組織及び担当事務確認日:2026-09-28 / 事務局の組織(経営企画課、総務課、学務課、附属図書館事務室)と各課の担当事務
- 公立大学法人福山市立大学 一般事業主行動計画確認日:2026-09-28 / 法人情報のその他公表情報のページからリンクされたPDF。計画期間(2026年4月1日から2031年3月31日)、仕事と家庭の両立支援、年次休暇の取得促進、時間外勤務の縮減の取組と数値目標(現状値つき)
- 公立大学法人福山市立大学 女性の活躍に関する情報公表確認日:2026-09-28 / 法人情報のその他公表情報のページからリンクされたPDF(2026年3月)。労働者に占める女性労働者の割合(2025年4月1日現在:常勤職員・非常勤職員の男女別人数)