どの大学の卒業生が江戸川大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として江戸川大学(学校法人江戸川学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。‌‌‌‌‌​‌​​​‌‌‌​​‌‌​‌‌‌‌​​‌‌​‌‌‌‌‌​​​‌‌​​‌‌‌​​‌​​‌​‌‌​‌​​​‌‌​‌​‌‌​

法人が公表していること[2]

公式サイトに残る2023年卒向けの採用ページには新卒で入った職員の声が載っていますが、入職が2021年4月(2022年度より前)のため、出身大学の表には入れていません。[2]

同じ要項には、専任事務職員の新卒採用者数が2022年度2名、2021年度1名、2020年度0名と書かれています。職員全体の出身大学の内訳は公表されていません。[2]

この職員は、学生時代のボランティア活動やアルバイトで人の成長を支えることに喜びを感じ、大学3年生のときに参加した他大学主催のインターンシップをきっかけに大学職員に関心を持ったと書いています。入職の決め手には、生まれ育った流山に高等教育で恩返ししたいという思いや、キャンパスと職員の温かい雰囲気を挙げています。[2]

要項が書く求める人材と教育理念

2023年卒向けの要項は、求める人材として次の3つを挙げていました。[2]

  • 江戸川学園と江戸川大学の教育理念を理解し、目的達成のため積極的に仕事に取り組むことができる方
  • 日々多くの学生や教員とのコミュニケーションがあるため、対人コミュニケーション能力が高い方
  • パソコン(Word、Excel、PowerPoint、ビジネスメールなど)が支障なく使える方
[2]

要項は、江戸川大学の教育理念を「人間としての優しさに満ち、普遍的な教養と時代が求める専門性により社会貢献できる人材の育成(人間陶冶)」と紹介しています。[2]

先輩職員が語る仕事で大切にしていること[2]

先輩職員は、教務的な判断を下すときは明確な根拠を調べることを大切にしていると書いています。間違った案内で学生が本来履修できた科目を履修できず資格を取れなかったなど、学生の人生に影響しかねないからです。大学の魅力には、教職員と学生の距離が近いこと、学生が職員の顔と名前を覚えていることを挙げています。[2]

採用の仕組み。新卒採用と中途採用

江戸川大学は私立大学で、職員は学校法人江戸川学園が採用します。教職員の募集のページは、専任教員・非常勤教員(JREC-IN Portalで公募)と、専任事務職員(正規職員)、非常勤職員(専門職・月給制)の欄に分かれています。2026年9月27日時点で、職員の3つの欄はいずれも「現在、募集はありません。」です。[1]

2023年卒向け新卒採用の選考(2022年掲載の要項)[2]

2023年卒向け新卒採用の流れ(要項より)
段階内容
説明会2022年6月7日・13日(参加は必須ではない)
一次選考エントリーシート(履歴書・自己紹介書)、提出期限2022年6月15日
二次選考SPI検査(テストセンター方式の予定)と提出書類
三次選考1次面接
四次選考最終面接
内々定8月上旬
[2]

一次選考を通過した人は、成績証明書、卒業見込み証明書、健康診断書を提出していました。[2]

第4次中長期計画の方針[3]

第4次江戸川大学中長期計画(2025年4月〜2030年3月)は、専任事務職員について、引き続き従来の新卒職員採用だけでなく、学校運営の多様化に対処するため、ゼネラリストの要素に加えて各部門の専門スキルを持つ中途採用者も採用すると書いています。年齢構成の偏りが大きいことから、採用で是正を進めているとも書いています。[3]

職員の仕事。配属先とジョブローテーション

2023年卒向けの要項は、募集職種を大学事務局と学園法人事務局の正規職員(事務総合職)とし、配属部署で業務が分かれ、数年おきにジョブローテーションで部署を異動する予定だと書いていました。学園内での異動もあり得るとされています。[2]

主な配属予定先(2023年卒向け要項より)
部署主な業務
企画総務課総務事務、各種申請、研究支援など
入学課入試事務、オープンキャンパス、高校訪問など
広報課Webサイト管理、パンフレット制作、マスコミ対応など
学術情報課学内情報システム管理、図書館管理など
教務課履修・成績管理など
学生課学生支援、奨学金、留学生など
就職課就職活動支援など
国際室海外留学支援など
法人事務局学園全体の総務事務、経理など
[2]

先輩職員の主な仕事は、教務事務(授業や成績の問い合わせ対応、証明書の発行など)、教職課程関連の事務(教員免許の申請や教職課程の変更届の作成など)、FD/SDのサポート業務です。年度末に文部科学省に出す教職課程の変更届を、4か月ほどかけて80ページの文書にまとめたことが嬉しかったと書いています。[2]

2023年卒向け要項に書かれていた条件

2026年9月27日時点で募集は出ていないため、ここでは公式サイトに残る2023年卒向けの要項(2022年掲載、数字は2021年度実績)の条件を載せます。次の募集で同じ条件になるとは限りません。[2]

2023年卒向け新卒採用の条件(要項より)
項目内容
応募資格2023年3月に4年制大学を卒業、または大学院を修了見込みの方
初任給月給205,900円(基本給199,900円、調整手当6,000円。2021年度実績)
賞与年2回、年間計(基本給+調整手当+役職手当+扶養手当)×4.95か月+査定(2021年度実績)
手当通勤手当(全額)、住宅手当(12,500円、持家・賃貸を問わず一律)
初任地江戸川大学(千葉県流山市駒木474)。学園内での異動もあり得る
勤務時間平日8:50〜17:00、土曜8:50〜14:00(隔週)。部署により時間シフト制
休日日祝日・隔週土曜・年末年始・夏休みなど、年計約120日(有給休暇除く)
有給休暇初年度10日
試用期間6か月
採用予定数若干名
[2]

要項には、新入職員研修会で大学の全体像と業務の基本知識を身につけること、先輩社員によるサポート制度と自己啓発支援制度があることも書かれています。[2]

募集の時期。2023年卒向けは5月掲載・6月締切・8月内々定

2023年卒向けの新卒採用は、2022年5月13日に掲載され、説明会は6月上旬、エントリーシートの締切は6月15日、内々定は8月上旬という日程でした。[2]

ただし、これは過去1回分の日程です。毎年同じ時期に募集があるとは公式に書かれておらず、2026年9月27日時点では専任事務職員の募集は出ていません。次の募集時期は推測で書きません。教職員の募集のページを定期的に確かめてください。[1]

公開されている数字。平均勤続年数17.4年

数字は、2023年卒向けの要項に「募集・採用に関する情報」などとして載っていたものです(2021年度前後の実績)。[2]

専任事務職員に関する数字(2023年卒向け要項より)
項目数字
新卒採用者数2022年度2名、2021年度1名、2020年度0名
離職者数2021年度・2020年度・2019年度とも0名
平均勤続年数17.4年
平均残業時間(月間)17.5時間(2021年実績)
平均有給休暇取得日数(年間)9日(2021年度実績)
役員・管理職の女性比率役員0.0%、管理職0.0%
[2]

離職者が3年続けて0名で、平均勤続年数が17.4年と長いことが分かります。一方で、第4次中長期計画は職員の年齢構成の偏りが大きいと書いています。[2] [3]

30日でやること。次の新卒採用に備える

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例です。[1]

  1. 1〜3日目:教職員の募集のページをブックマークし、専任事務職員の欄が変わっていないか定期的に確かめる
  2. 4〜10日目:2023年卒向けの要項と先輩職員の声を読み、配属先の仕事を自分の言葉でまとめる
  3. 11〜17日目:過去の選考にSPI検査があったことを踏まえ、SPIの問題集で基礎を固める
  4. 18〜24日目:中長期計画・中期計画のページで大学の方向性を押さえ、職員として関わりたい分野を決める
  5. 25〜30日目:人の成長を支えた経験を1つ選び、1分で話せるようにする
[1] [2] [4]

志望動機も、公式に書かれている事実から組み立てます。教育理念「人間陶冶」、教職員と学生の距離が近い小規模大学であること、新卒職員採用を従来の採用方法としていること。これらに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[2] [3]

採用の条件・日程・待遇は年度や募集ごとに変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 江戸川大学 教職員の募集確認日:2026-09-27 / 専任事務職員(正規職員)・非常勤職員の欄「現在、募集はありません。」(2026年9月27日確認)
  2. 江戸川大学【2023新卒採用】正規職員(事務総合職)募集について確認日:2026-09-27 / 2022年5月13日掲載:法人・大学の紹介、求める人材、応募資格、募集職種と配属予定先、採用プロセス、初任給・賞与・手当(2021年度実績)、勤務条件、新卒採用者数・離職者数・平均勤続年数など、先輩職員の声
  3. 江戸川大学 第4次江戸川大学中長期計画(2025年4月1日~2030年3月31日)確認日:2026-09-27 / 教職員の採用(専任事務職員の新卒採用と中途採用、年齢構成)、FD・SD
  4. 江戸川大学 中期計画確認日:2026-09-27 / 中長期計画の掲載ページ