DITの採用大学を、4校の公式資料で確認

大学側の公式資料では、経営・経済系、総合政策系、工学部に加え、短期大学部にも掲載があります。すべて同じ年度の採用大学一覧ではありません。また、短期大学部の実績を4年制大学の実績とまとめず、それぞれの資料の対象を示します。[1] [2] [3] [4]​​‌​​​​‌‌​​‌​‌‌‌​​​​‌‌‌​​‌​‌‌‌‌​​‌‌‌‌​‌​‌​​​‌‌‌​‌​‌​​​​​‌‌‌‌‌​​‌

大学公式資料で確認した掲載
大学・所属対象期間掲載範囲
亜細亜大学 経営学部 経営学科・経済学部 経済学科各欄に過去2年と記載両学科の主な就職先・情報通信業に社名
実践女子大学短期大学部2024年度(2025年3月卒業)短期大学部の主な就職先・主要20社に社名
徳島文理大学 総合政策学部 総合政策学科2022年度卒業生学科の主な就職先一覧に社名
足利大学 工学部2025年度主な就職・進学先の情報通信欄に社名
[1] [2] [3] [4]

亜細亜大学は、ページ内に令和7年度の業種別就職状況もありますが、主な就職先の見出しは過去2年です。本稿ではその期間表記を使い、令和7年度だけの実績としていません。経営学部経営学科と経済学部経済学科の両方に社名があり、同じ経営学部の別学科へ掲載範囲を広げていません。[1]

実践女子の資料は、大学と短期大学部の表を同じページに載せています。DITがあるのは短期大学部の主要20社の欄です。個別学科まで分かる企業別の表ではないため、日本語コミュニケーション学科か英語コミュニケーション学科かを決めつけていません。[2]

徳島文理大学は複数年度の就職先を並べていますが、DITは2022年度卒業生の一覧に掲載されています。ページ上方の2024年度の欄や就職率の基準日へ取り替えないことが必要です。足利大学は2025年度の工学部全体の主な就職先で、特定コースの採用実績とは区別しています。[3] [4]

文系の学部や短大の掲載は、情報系以外からの進路例があるという事実を示します。ただし、どのカンパニーに入り、どの職種を担当したかまでは大学資料から分かりません。大学名で仕事を推測する代わりに、現在のカンパニー別の仕事と応募条件を確かめましょう。[1] [2] [3] [7]

全学部全学科・文理不問と、必須資格の有無

確認した新卒募集要項は、2027年3月に卒業・修了見込みの、2年制以上の専門学校、高専、短大、大学、大学院の学生を対象にしています。採用予定学科は全学部全学科・文理不問です。情報系だけが対象ではありませんが、卒業時期や課程の条件があるため、学歴を一切問わないという意味には広げられません。[5]

FAQには、文系でもシステムエンジニアになれるかという質問に対し、文系で未経験の人にも研修を用意していると説明があります。また、「新入社員の約5割が文系出身者です。」と記載されています。対象年度が書かれていないため、2027年入社予定者の半数が文系と確定した数字ではありません。[6]

入社前に必要な資格や技術は特にないとの説明もあります。そのうえで、情報系を専攻する人には基本情報技術者資格の取得を勧め、未経験者には同試験のテキストなどでIT用語に慣れることを勧めています。取得推奨と応募必須は違います。資格がないから対象外とも、学習する必要がないとも読み替えないでください。[6]

また、会社が大学名による制限を募集要項に書いていないことだけから、選考で学歴を一切見ないとまでは断定できません。提出書類には成績証明書も含まれています。公開情報が示すのは幅広い専攻が応募対象であることと、資格・技術の事前必須条件を設けていないという説明です。[5] [6]

採用サイトには2027卒と2028卒の入口があり、28卒向けの会社説明会などの告知もあります。ただし、今回確認した詳細募集要項の卒業時期は2027年3月です。27卒向けの採用予定人数や給与を、そのまま28卒の確定条件として転用していません。28卒の人は自分の入口から最新案内を確認してください。[9] [5]

大学名以外で準備できる、カンパニー選びと経験の説明

内定前に、希望するカンパニーを具体的にする

DITはエントリーシートで希望カンパニーを聞き、カンパニーごとに選考を進める仕組みです。面接で希望と適性を総合的に判断し、配属を決めた状態で内定になります。入社後に何をするかが全く決まらないまま選考を終える仕組みではないため、どの仕事に関心があるかを早い段階で整理できます。[6] [7]

会社説明会で仕事を比較し、希望カンパニーの社員や社長との面接へ進むと説明されています。開発をしたいのか、運用や利用者支援をしたいのか、品質を確かめたいのかを、自分の経験と照らし合わせてみましょう。ただし、希望を出せば必ずその配属になるという約束ではなく、適性も判断される点が前提です。[7] [6]

未経験でも、確認・説明・改善した経験を用意する

FAQは、IT技術者には顧客とのコミュニケーションや文章作成の機会が多いと説明しています。プログラミング経験がなくても、人の困りごとを聞き、内容を整理して伝えた場面や、手順を分かりやすくした経験を振り返ることはできます。技術職だから対人経験は無関係と考えないことが大切です。[6]

例えばアルバイトで、同じ質問が繰り返される理由を調べて案内文を直した経験を考えてみてください。誰が何に迷っていたか、どの表現を変え、結果をどう確かめたかを整理します。これは本稿の練習例で、実際の面接課題や模範解答ではありません。自分が経験していない成果を加えず、実際の行動を仕事の役割につなげます。[6] [7]

資格名より、学び方と分からない点への対応を見直す

教育制度は、入社前にプログラミングの基礎やビジネスマナーを学び、入社後も集合研修とOJTへつなぐ構成です。未経験の人が入社後に学ぶ経路が示されています。選考前には、知らないことを調べ、試し、分からない点を質問した経験を振り返ると、自分の学び方を具体的に説明しやすくなります。[8] [6]

基本情報技術者試験のテキストを読む場合も、全部を暗記したと見せることより、どの言葉が分からず、何を調べて理解したかを整理してみてください。これは本稿の準備案です。学習した範囲と未経験の範囲を区別し、使ったことのない技術を実務で扱えるように話さないことが必要です。[6]

OB・OG訪問は二次面接以降の機会として使う

FAQは、希望者へのOB・OG訪問に対応し、実施は二次面接以降としています。応募前から自分の大学の先輩を探せなければ選考に進めないという条件ではありません。二次面接以降に、仕事や職場の理解を深めるための質問を採用担当へ相談できます。[6]

質問を考えるなら、仕事で最初に任されたこと、未経験時に難しかったこと、配属カンパニーの研修や顧客との関わり方などが例になります。これは本稿の提案で、訪問で必ず聞かれる質問や、合否への効果を示すものではありません。訪問の実施時期と手続きは届いた案内を優先してください。[6]

7つのカンパニーで、仕事内容と地域を比較する

カンパニーはDITの中で、事業や地域ごとに分かれる社内組織です。カンパニーという言葉を、すべて別法人の子会社という意味で使っていません。仕事の領域や勤務地を選ぶときの単位として、会社が紹介する七つを整理します。各枠の最新の受付状況は、応募時の案内で確認してください。[7]

カンパニーの主な領域
カンパニー主な仕事拠点・勤務地の説明
BS:ビジネスソリューション金融・基幹業務などの業務システム開発東京を中心
eB:eビジネスサービスWeb技術、ECサイトや業務システムの構築東京を中心
SB:サポートビジネス導入支援、インフラ、運用・サポート等東京を中心
ES:エンベデッドソリューション車載・IoTなどの組込みソフト開発川崎を中心。中部・北関東等の記載あり
QE:クオリティエンジニアリング通信・車載・医療等のテスト・検証川崎または大阪など
NN:西日本業務・組込み・モバイル・Web等の開発大阪を中心。名古屋等の記載あり
EM:愛媛四国の地域密着ITと全国規模の開発愛媛を中心。高松の記載あり
[7]

開発職は、顧客の要件から設計・実装・テストなどを担います。サポート職は、導入後の障害対応や利用者支援、技術的な問題解決に関わります。インフラ職はサーバーやネットワーク、クラウド基盤を扱います。同じITエンジニアでも、何を作り、誰を支えるかは違います。[7]

テストエンジニアは、ソフトウェアの品質を確かめるため、テストの設計・実行・評価を行う仕事です。単に使ってみる仕事と捉えず、どの条件を確認し、どの結果を記録するかまで考える役割です。細かい違いを見つけたり、手順を再現できるように説明したりする経験と接点を探せます。[7]

FAQでは、カンパニー間の人事異動は原則ないとしつつ、本人の希望、キャリアプランや技術力を考慮して対応すると説明しています。入社後に自由に全カンパニーを回れる前提で選ばず、まず希望先の仕事を理解することが必要です。同時に、カンパニーをまたぐプロジェクトや交流の機会はあるとされています。[6]

拠点所在地と実際に働く場所も同じとは限りません。事業所のほか顧客先常駐があり、在宅勤務の割合もカンパニーやプロジェクトで違います。原則転勤なしという説明にも業務上必要な場合の例外があります。自分の通勤や生活の希望と照らし合わせ、具体的な働き方を面接で確かめましょう。[6]

27卒の書類・選考・給与を確認する

27卒要項の提出書類は、写真付き履歴書、成績証明書、卒業見込証明書です。一次面接前までに履歴書と成績証明書を提出するとの説明があります。選考方法はエントリーシート、適性検査、面接3回です。資格不要という説明を、書類や学業の確認がないという意味に広げないでください。[5]

確認した公式募集要項は2027年3月の卒業見込みを条件とし、既卒者を対象とする範囲はこのページだけでは確認できません。別の求人媒体や過年度の記事の条件を混ぜず、卒業済みの方は新卒窓口で適用される条件を確かめる必要があります。[5]

初任給として示される基本給
学歴・課程通常の記載愛媛勤務
大学院卒月260,000円月250,000円
大学・専門4年制・高専専攻科卒月250,000円月240,000円
専門3年制卒月237,000円月227,000円
短大・高専・専門2年制卒月230,000円月220,000円
[5]

この金額は要項が基本給として示しているものです。時間外手当は全額支給と説明されています。住宅手当は世帯主などの条件があり、全員に一律で加算する金額ではありません。他社の固定残業代を含む月給と比較するときは、総額だけでなく内訳を揃える必要があります。[5]

賞与は通常年2回ですが、初年度は12月の1回のみとされています。さらに2年目以降はeB、SB、QE、EMが年俸制へ移行し、賞与相当や諸手当を含む年俸になるとの説明です。初年度の月給と賞与回数を、そのまま全カンパニーの翌年以降へ延ばして年収を計算しないでください。[5]

勤務時間は9時から17時45分で、コアタイム10時から15時のフレックスタイム制があります。年間休日は128日前後、完全週休2日制などを案内しています。最終面接で遠方から東京本社へ行く場合は交通費を支給するとFAQにあり、具体的な扱いは最終面接の案内で示されます。[5] [6]

採用予定数・平均値・研修の対象を読み分ける

27卒の採用予定人数は100名です。これは会社の予定であり、現在残っている採用枠や各カンパニーの人数ではありません。文系出身者が約5割というFAQの数字と掛け合わせて、文系枠が50人確保されていると計算することもできません。両数字の対象時期と意味は異なります。[5] [6]

残業の月平均は19.6時間、有給消化率は74.6%で、いずれも2024年度実績と募集要項に書かれています。これは個人の残業上限や必ず取得できる割合ではありません。配属先の仕事や繁忙期を知りたいときは、会社全体の平均だけで判断せず、カンパニーごとの具体的な働き方を確かめてください。[5] [6]

新卒向けの教育制度は、入社前の自宅課題や集合研修から始まり、入社後4〜5月の集合研修、その後のOJTへつながります。プログラミングの基本だけでなく、メールや文章、報告・連絡・相談なども扱う説明です。未経験から成長するための仕組みがある一方、研修に参加すれば何もしなくても身につくという意味ではありません。[8]

カンパニーは概ね200名規模で運営すると会社が説明しています。この規模は組織運営の考え方で、七つすべてが正確に200名いるという集計ではありません。採用予定100名を一つのカンパニーの募集数と捉えたり、200名と掛け合わせて最新の従業員数を計算したりしないようにします。[7] [5]

募集要項には、会社が指定する資格に合格した場合、受験料と奨励金を支給する資格取得奨励制度もあります。応募時に資格が必要という条件と、入社後の学習を支える制度は別です。これから資格の勉強を始める人は、制度の対象となる資格や申請の条件を入社時の案内で確かめましょう。奨励金があるという理由だけで資格を選ばず、希望カンパニーの仕事にどう関係するかを考えると、学ぶ目的を具体化できます。[5]

30日で、希望カンパニーと経験を整理する

以下は本稿の準備案です。実際の出題や、選考通過を保証する手順ではありません。説明会と応募締切の案内に合わせて順序や日数を調整してください。[5] [7]

  1. 1〜3日目:卒業年度・課程を確認する。27卒の要項と28卒の入口を混同せず、自分向けの説明会を調べる。
  2. 4〜7日目:7カンパニーの仕事と地域を比較し、関心のある分野を選ぶ。開発、インフラ、支援、検証の違いを言葉にする。
  3. 8〜12日目:説明会で希望先を具体化する。内定時に配属が決まる仕組みを理解し、働く場所や顧客先常駐も確認する。
  4. 13〜18日目:相手の話を整理した経験、手順を改善した経験、学んで試した経験をまとめる。事実と自分の担当範囲を明確にする。
  5. 19〜24日目:履歴書・成績証明書などを準備する。資格を持っていない場合も、学習したことを正確に説明し、適性検査は実際の案内に沿って準備する。
  6. 25〜30日目:面接で希望と適性を確認する。二次面接以降は必要に応じてOB・OG訪問を相談し、給与制度や入社後の研修を確かめる。
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2026年9月12日時点の公式情報を確認しています。応募前には最新の募集要項とカンパニーごとの受付を確かめてください。大学名への不安が先に立って希望職種を選べない場合は、逆転就活塾の無料相談で経験と仕事内容の接点を整理することもできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 亜細亜大学 就職状況データ確認日:2026-09-09 / 主な就職先過去2年の経営学部経営学科と経済学部経済学科にDIT。令和7業種別と期間を混ぜない
  2. 実践女子大学・短期大学部 2024年度進路データ確認日:2026-09-10 / DITは2024年度短期大学部の主要20社。4年制大学や個別学科へ流用不可
  3. 徳島文理大学 総合政策学部 卒業後の進路確認日:2026-09-09 / 総合政策学科ページ、DITは2022年度一覧末尾、2024/23へ混ぜない
  4. 足利大学 工学部 主な就職先確認日:2026-09-10 / 2025年度主な就職進学先、情報通信欄DIT、個別学科非特定
  5. DIT 新卒採用 募集要項確認日:2026-09-12 / 2027年3月卒/2年以上専門高専短大大学院、全学部全学科。100予定、基本給愛媛別、2年目4カンパニー年俸、3面接
  6. DIT 新卒採用 FAQ確認日:2026-09-12 / 必要資格なし/文系約5割年度未記載/OB訪問2次以降/内定前配属確定/転勤原則なし業務例外
  7. DIT カンパニー採用について確認日:2026-09-12 / 7社内カンパニー地域職種比較。原則異動なしとFAQ併読。全7受付継続と断定不可
  8. DIT 教育制度確認日:2026-09-12 / 入社前10〜2月の自宅課題・集合研修、4〜5月集合後OJT。キャリア区分と分けて使用
  9. DIT 採用サイト確認日:2026-09-12 / 2027卒と2028卒入口、2026/9/9の28説明会案内。具体要項27を28へ転用しない