どの大学の卒業生が田園調布学園大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として田園調布学園大学(学校法人調布学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。​‌‌‌‌‌​​​‌​​‌‌‌​​​‌​​‌‌​‌‌‌‌​‌‌‌‌​​​​​‌​‌‌‌‌‌​‌‌‌​‌‌‌‌​‌​​​‌​‌​​

法人が公表していること[3] [4]

田園調布学園大学の公式サイトには、職員の出身大学や職員インタビューは載っていません。公式サイトに残る専任事務職員の募集要項に書かれていた応募資格は次のとおりで、出身大学を問う記述はありません。[3]

  • 四年制大学卒業以上の学歴か、同等の能力を持つこと
  • 3年以上の社会人経験(業種を問わない)を持つこと
[3]

法人の事業報告書から分かるのは、職員の人数です。大学の職員は2025年5月1日現在で専任29人・非常勤15人です。[4]

法人の建学の精神「捨我精進」

学校法人調布学園の令和7年度事業報告書によると、建学の精神は「捨我精進」です。1926年(大正15年)に設立母体の調布女学校を創立した初代校長が、我を捨ててそれに適応する精進を実行すれば運命に打ち勝つことができるという信念を「捨我精進」として提唱し、建学の精神に据えたことに由来します。[4]

報告書は、「捨我精進」を、自己本位の我情・我欲・我見を慎み抑えて、当面の目標に向かって精根の限り努力するという意味だと説明しています。自己中心ではなく常に相手のことを考えて行動することを教育の基本方針として掲げ、この精神が今も学園のすべての学校の教育の原点になっていると書いています。[4]

事業報告書の沿革によると、学園は1926年(大正15年)7月に調布女学校と調布幼稚園の設置認可を受けて始まり、1947年に調布中学校、1948年に調布高等学校を設けています。いまは田園調布学園大学と大学院、田園調布学園中等部・高等部、調布幼稚園、田園調布学園大学みらいこども園を設置し、2026年度に学園創立100周年を迎えます。[4]

報告書は、大学が建学の精神「捨我精進」を教育理念の基盤とし、社会に貢献する人材を育てるとも書いています。福祉・子ども・心理の学部を持つ大学で、相手の立場に立って努力するという精神は、職員の仕事にもそのまま当てはまります。[4]

採用の仕組み。学校法人調布学園の専任事務職員

田園調布学園大学は私立大学で、職員は学校法人調布学園が採用します。公式サイトのトップページには「採用ご担当者様」というリンクがあり、たどった先のお知らせは2026年9月27日時点で「現在ご覧いただける情報がございません。」です。[1] [2]

公式サイトに残る専任事務職員の要項[3]

学校法人調布学園(田園調布学園大学)事務職員募集要項の選考(2020年掲載)
段階時期(予定)
応募締切2020年10月31日(郵送のみ)
第一次選考書類選考(11月上旬)
第二次選考第一次面接(11月中旬)
第三次選考第二次面接(11月下旬)
採用予定日2021年1月1日(入職日は相談、採用日から1年は試用期間)
[3]

提出書類は、履歴書、職務経歴書、自己PR書、最終学歴の成績証明書でした。3年以上の社会人経験を条件にした募集で、卒業見込みの人が4月から働く新卒の募集ではありません。[3]

職員の仕事と研修

2020年の要項は、業務内容を大学事務局内の各種業務と書いていました。勤務地は田園調布学園大学(神奈川県川崎市麻生区東百合丘3-4-1)です。[3]

学園の事務職員の情報交換会[4]

令和7年度事業報告書は、法人と各部門の連携・協力体制を保つ取り組みとして、恒例の学園各校事務職員による情報交換会を2025年8月8日に開き、学園各校から16名が参加したと書いています。テーマは、2026年度に控える学園創立100周年に向けた諸事業の計画と進捗の共有でした。[4]

SD研修[4]

大学のSD研修は2025年7月24日に、私立学校法の改正による寄附行為の変更とガバナンス体制の強化をテーマに行われました。講師は法人本部の事務局長らです。研修会に参加できなかった教職員には録画の視聴の機会を設け、結果として参加対象者の全員が研修に参加できたと報告されています。[4]

大学の事務職員は、福祉・子ども・心理の4学部と大学院の教務・学生支援などを担い、学園全体の行事や連携にも関わることになります。[4]

2020年の要項に書かれていた条件(経験者向け)

2026年9月27日時点で募集は出ていないため、ここでは公式サイトに残る専任事務職員の募集要項(2021年1月採用)の条件を載せます。3年以上の社会人経験を条件にした募集で、次の募集で同じ条件になるとは限りません。[3]

専任事務職員の条件(2020年掲載の募集要項より)
項目内容
職種・人数専任事務職員 若干名
業務内容大学事務局内の各種業務
勤務時間平日8:30〜17:15(休憩45分)。遅番などのシフト勤務や土曜勤務日(8:30〜12:30)あり、所定時間外労働あり
休日日曜日、国民の祝日、年末年始ほか
有給休暇初年度10日
雇用期間期間の定めなし、定年65歳
給与月給226,780円(四年制大学新卒者)以上、昇給年1回。期末手当、通勤手当、住宅手当、扶養手当など
[3]

経験者向けの募集でも、給与の基準として四年制大学新卒者の月給が示されていたのは、この要項の特徴です。[3]

募集の時期。いまは出ていない

2020年の募集は、10月末締切、11月に書類選考と2回の面接、翌年1月1日採用という年度途中の日程でした。[3]

2026年9月27日時点では募集は出ていません。毎年決まった時期に募集があるとは公式に書かれておらず、次の募集時期は推測で書きません。公式サイトの「採用ご担当者様」のお知らせを定期的に確かめてください。[2]

公開されている数字。大学の職員は専任29人

数字は、学校法人調布学園の令和7年度事業報告書に載っているものだけを並べます。[4]

学校法人調布学園の職員数(2025年5月1日現在)
区分専任非常勤
人間福祉学部167
子ども未来学部56
子ども教育学部20
人間科学部62
4学部・研究科の計2915
中等部・高等部 計101
法人本部40
学園合計4825
[4]

大学の専任教員は58人・非常勤教員は90人で、大学の教職員は合わせて192人です。学園全体の職員は専任48人・非常勤25人で、そのうち大学に専任29人がいます。[4]

30日でやること。募集が出たときに動けるように

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例です。[1]

  1. 1〜3日目:公式サイトの「採用ご担当者様」のお知らせをブックマークし、職員の募集が出ていないか定期的に確かめる
  2. 4〜10日目:建学の精神「捨我精進」の意味を読み、相手の立場に立って努力した経験を書き出す
  3. 11〜17日目:4学部(福祉・子ども・心理)の構成を押さえ、どの分野の学生を事務で支えたいかを決める
  4. 18〜24日目:過去の募集が社会人経験3年以上を条件にしていたことを踏まえ、卒業後の進み方も含めて考える
  5. 25〜30日目:自己PR書を想定して、A4で1枚の自己紹介文を書いてみる
[1] [4] [3]

志望動機も、公式に書かれている事実から組み立てます。「捨我精進」を建学の精神とし相手の立場に立つことを教育の基本にしていること、福祉・子ども・心理の学部を持つこと、学園創立100周年に向けて各校の事務職員が連携していること。これらに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[4]

採用の条件・日程・待遇は年度や募集ごとに変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 田園調布学園大学 公式サイト確認日:2026-09-27 / トップページの「採用ご担当者様」のリンク(2026年9月27日確認)
  2. 田園調布学園大学 NEWS(採用ご担当者様)確認日:2026-09-27 / 「現在ご覧いただける情報がございません。」の表示(2026年9月27日確認)
  3. 学校法人調布学園(田園調布学園大学)事務職員募集要項確認日:2026-09-27 / 2020年掲載:職種・人数、採用予定日、業務内容、応募資格、勤務地、勤務時間、休日、有給休暇、雇用期間、給与、提出書類、応募締切、選考日程
  4. 学校法人調布学園 令和7年度事業報告確認日:2026-09-27 / 建学の精神、設置する学校、教職員の本務・兼務別の人数(2025年5月1日現在)、事務職員情報交換会、SD研修