どの大学の卒業生がコー・イノベーション大学の職員になっているのか
他大学が公表している進路資料では、就職先としてコー・イノベーション大学(学校法人CoIU)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
大学と法人が公表している職員の情報[2] [4]
大学と学校法人CoIUは、職員の出身大学や職員紹介を公表していません。公表されているのは、2025年に出た職員の募集の中身と、法人の事業報告書に載った職員数です。[2] [4]
- 2025年の募集で求めた人:大学での総務・財務・教務・学術研究支援いずれかの実務経験がある人、ゼロから新しい仕組みをつくることにワクワクできる人など
- 2025年の募集の条件:総務・財務・教務・学術研究支援は大学での勤務経験者を優遇
- 事務職員の数:専属7名(2026年3月31日時点)。図書館職員は事務職員が兼務
今出ていることと、大学が求めてきた職員
採用のページの今の形[1]
公式サイトのメニューの採用は、2026年9月27日時点でエントリーフォームにつながっています。フォームで入力・添付するのは、次の項目です。[1]
| 項目 | フォームの記載 |
|---|---|
| 名前 | お名前、フリガナ |
| 連絡先 | メールアドレス |
| 履歴書 | 履歴書のアップロード |
| 職務の経歴 | 職務履歴書のアップロード |
| 志望動機 | 志望動機・一言メッセージ(任意) |
フォームには、募集している職種・雇用形態・応募資格は書かれていません。送信後の表示は、担当者から改めて連絡すること、5営業日以内にメールの返信がなければ問い合わせてほしいことを伝える内容です。職務履歴書をアップロードする欄があることから、職歴のある人の応募を前提にした作りになっていますが、新卒が応募できるかどうかはフォームに書かれていません。[1]
2025年に出た職員の募集[3] [2]
公式サイトのお知らせには、2025年4月7日付の「CoIUの立ち上げスタッフ募集!」が残っています。同じ内容は採用情報のページにも載っていて、2025年5月26日更新となっています。どちらも、大学の設置計画が文部科学省の認可申請中だった時期の募集です。[3] [2]
募集したのは「総務・財務・教務・入試広報・学術研究支援スタッフ(職員)」で、大学の仕組みや地域と大学と企業の学びのエコシステムを、ゼロから一緒につくる職員を探していると書かれています。[2]
- 大学での総務・財務・教務・学術研究支援いずれかの実務経験がある方
- ゼロから新しい仕組みをつくることにワクワクできる方
- 教育の未来に興味があり、CoIUの理念に共感できる方
- 学び合い・共創の意識を持っている方
- 変化を楽しみながら柔軟に対応できる方
- プロジェクトマネジメントのスキルを持っている方
採用の仕組み。学校法人CoIUが採用する
コー・イノベーション大学を設置するのは学校法人CoIUです。法人は2025年8月29日に文部科学大臣から寄附行為の認可を受け、同年9月9日の登記で設立されました。前身は2017年3月3日に設立された一般社団法人飛騨高山大学設立基金(2023年3月23日に一般社団法人CoIU設立基金に名称変更)です。[4]
2025年の募集で示された応募の流れ[3] [2]
- 2025年4月7日のお知らせ:履歴書・職務経歴書をメールで送る
- 2025年5月26日更新の採用情報:履歴書・職務経歴書をエントリーフォームから送る
- どちらも:書類選考のうえ、対象になった人にオンラインで面談
採用情報には、入職した人には基本的にそのまま大学の職員になってもらうことを想定していると書かれています。業務内容の変更の範囲は、当法人の業務全般とされています。[2]
法人の事業報告書に書かれた採用[4]
令和7年度事業報告書は、開学に向けた最終準備の一つとして教職員の採用を挙げています。事務職員は、基本計画書で専属19名・その他5名の計24名を計画していましたが、入学者50名でのスタートとなったため、7名体制(2026年3月31日時点)で開学準備を進めたと書かれています。そのうえで「入学者数の段階的拡大に応じて、計画上の員数に向けて段階的に増員する予定である」としています。[4]
職員の仕事。開学したばかりの大学を支える
2025年の募集では、業務内容の例として次の仕事が挙がっています。[2]
- 開学準備に関わる各種手続き・企画・調整
- 学生・教員を支える制度設計や運営
- 財務・予算管理、経理業務
- 人事・労務、総務業務
- カリキュラム運営や教育プロジェクトのサポート
- 学術研究支援業務
- ボンディングシップの受け入れ地域・企業など、学内外のステークホルダーとの連携
- 学生募集や広報活動に関するイベントの企画運営
事業報告書に出てくる組織と仕事[4]
令和7年度事業報告書によると、法人は法人事務局と大学事務局の組織を整え、当初の想定人数は確保できなかったものの、開学後の業務運営に必要な人員配置と業務分掌を確定しました。就業規則・給与規程・経理規程・学則・ハラスメント防止規程などの規程も整えたと書かれています。[4]
大学の特色の地域共創教育を進めるため、地域社会との連携・調整や、フィールドワーク・プロジェクト型授業の運営を支える地域コーディネーターも配置しています。学則では、学長・教員のほかに事務職員・技術職員その他の職員を置くと定めています。[4] [6]
働く場所[9] [4]
大学本部は岐阜県飛騨市古川町金森町にあります。1年次は飛騨市が学びの拠点で、古民家やホテルなどを改装した建物をまちなかキャンパスとして使います。一号館は旧料理旅館を改装した建物で、1階にメインの事務室があると紹介されています。[9] [4]
事業報告書は、地域や社会人向けの活動拠点としてサテライトキャンパスを整備したことも書いています。サテライトキャンパスは正規の授業の場所ではなく、地域連携活動や社会人向け公開講座などが中心です。[4]
応募できる条件と待遇
新卒の応募資格・待遇は、2026年9月27日時点の公式サイトでは確かめられません。採用のページはエントリーフォームで、新卒向けの募集要項は掲載されていません。[1]
参考:2025年の職員募集の条件(新卒向けではない)[2]
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 勤務地 | 岐阜県飛騨市(本部) |
| 雇用形態 | 正職員(契約期間の定めなし、業務内容により応相談) |
| 給与の例 | 30歳・飛騨市勤務の場合で月給25.3万円以上と飛騨在住手当月4万円(みなし残業代10時間分1.7万円以上を含み、超過分は全額支給) |
| 賞与 | あり |
| 勤務時間 | 9:00~18:00(休憩12:00~13:00)、時間外労働は月平均10時間 |
| 休日 | 土日、祝日(年末年始を含む)。業務や組織行事で休日に対応した場合は振替休日 |
| 試用期間 | 3か月 |
| 保険 | 雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険 |
募集の時期。いまの段階
2026年9月27日時点で、コー・イノベーション大学の公式サイトに新卒の事務職員の募集は出ていません。採用のページは、応募書類を送るエントリーフォームです。[1]
公式サイトで確かめられる職員の募集は、2025年4月7日に告知され、2025年5月26日に採用情報として更新された開学準備スタッフの募集です。この募集をいまも受け付けているかは、ページに書かれていません。[3] [2]
法人の事業報告書は、事務職員を入学者数の拡大に応じて段階的に増やす予定だとしていますが、時期は書いていません。新卒向けの募集の時期は、公式に書かれていないので、この記事では推測しません。[4]
公開されている数字
- 事務職員:基本計画書の計画24名(専属19名・その他5名)に対し、専属7名(2026年3月31日時点)
- 基幹教員:計画25名に対し、開学時21名(教授8名、准教授10名、講師1名、助教2名)
- 基幹教員以外の教員:計画35名(完成年度の予定)に対し、開学時24名
- 入学者:50名(入学定員120名、入学定員充足率約41.7%)
- 学部・学科:共創学部 地域共創学科(学位は学士(共創))
- 入学定員120名、収容定員480名(完成年度は2029年度)
- 開設授業科目:161科目、卒業要件124単位
- 開学:2026年4月1日(設置認可は2025年8月29日)
学生50名の大学を、専属7名の事務職員で支えて開学した規模です。建学の精神は「ともに文明を問い、未来を共創する」で、基幹学問は経済学・経営学とされています。[4] [5]
30日でやること。募集が出たときに慌てないために
ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。
- 1〜3日目:公式サイトのお知らせと採用のページをブックマークする
- 4〜7日目:大学の想いのページで建学の精神と共創の考え方を読み、自分の言葉でまとめる
- 8〜14日目:情報公開の事業報告書で、開学までの流れ、職員数、増員の計画を確かめる
- 15〜21日目:2025年の募集の業務内容の例を読み、自分が力を出せそうな仕事を1つ決める
- 22〜30日目:履歴書と志望動機を用意し、人に読んでもらって、大学の考え方と自分の経験がつながっているかを確かめて直す
志望動機は、大学が自分で書いていることから組み立てます。たとえば、建学の精神、理論・対話・実践を行き来する学び、飛騨のまちなかキャンパス、少人数の職員で新しい大学の仕組みをつくる段階にあること。そこに、自分がどんな場面で学生や地域を支えたいかを重ねれば、根拠のある志望動機になります。[10] [9] [4]
新しい大学なので、採用の条件・日程・待遇はこれから変わる可能性があります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- コー・イノベーション大学 エントリーフォーム(採用)確認日:2026-09-27 / 2026年9月27日時点の採用のページ。入力項目(お名前、フリガナ、メールアドレス、履歴書のアップロード、職務履歴書のアップロード、志望動機・一言メッセージ(任意))と送信後の表示
- コー・イノベーション大学 採用情報 CoIUの立ち上げスタッフ募集!(2025年5月26日更新)確認日:2026-09-27 / 募集ポジション、求める人、業務内容の例、募集の背景、勤務地、雇用形態・待遇、応募方法(エントリーフォーム、書類選考のうえオンライン面談)
- コー・イノベーション大学 お知らせ CoIUの立ち上げスタッフ募集!(2025年4月7日)確認日:2026-09-27 / 告知の日付と、メールで履歴書・職務経歴書を送る応募方法。募集内容は採用情報と同じ
- 学校法人CoIU 令和7年度 事業報告書確認日:2026-09-27 / 法人の沿革(前身、寄附行為認可、設立)、設置する学校、建学の精神、教職員の概要(計画と開学時の実員、事務職員専属7名と段階的増員の予定)、入学者数、地域コーディネーターの配置、法人事務局・大学事務局と規程の整備、キャンパスとサテライトキャンパス
- コー・イノベーション大学 文部科学省の認可を受け2026年4月の開学が決定しました(2025年8月29日)確認日:2026-09-27 / 大学の概要(学部・学科、学位、基幹学問、入学定員・収容定員、所在地、開学時期)
- コー・イノベーション大学 教育研究上の目的及び基本組織確認日:2026-09-27 / 学則に定める教職組織(事務職員・技術職員その他の職員を置く)と基本組織
- コー・イノベーション大学 教員組織、教員の数確認日:2026-09-27 / 開学時の専任教員数(教授8名、准教授10名、講師1名、助教2名)
- コー・イノベーション大学 入学者の受入れに関する方針及び入学者数・収容定員・在学生数確認日:2026-09-27 / 入学定員・収容定員、令和8年度の入学者数・在学生数
- コー・イノベーション大学 CoIUのキャンパス確認日:2026-09-27 / まちなかキャンパスの考え方と一号館(1階にメインの事務室)などの建物
- コー・イノベーション大学 CoIUの想い確認日:2026-09-27 / 建学の精神、共創の定義、大学概要