どの大学の卒業生が中国学園大学の職員になっているか
他大学が公表している進路資料では、就職先として中国学園大学(学校法人中国学園)の事務職員と読める行を確認できませんでした。職員の出身大学は公表されていません。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。[1]
事務組織図に書かれている職員の働き方
事務組織図には、部署ごとに専任、嘱託、派遣、パートといった区分で人数が書かれています。凡例では、教員からの任用者、事務職員等からの兼務者、上級者の事務取扱者を記号で区別しています。[3]
学園の理念と運営方針
令和7年度事業報告書によると、中国学園は教学の理念として「自律創世」を掲げています。学生の精神的・道徳的・文化的・心理的・身体的な発達を促し、成人として自律し、自分の人生を自ら創ることで社会の発展に寄与できる人材を育てることを目指しています。[2]
同じ事業報告書の運営基本方針では、中国学園は岡山地域の中核的な高等教育機関として、これまでに3万人を超える人材を社会に送り出してきたとしています。一方で、少子化や大学進学時の人口流出超過の影響で入学者数の減少が進み、現状の学園をこれまで通り存続させることは非常に厳しい状況にあるとも書いています。[2]
そのため、迅速な意思決定と臨機応変な対応を含む改革を進め、学園改革による将来像を含む積極的な広報で学園の認知度とブランドイメージを高め、受験者と入学者の大幅な増加を目指すとしています。教職員一人ひとりには、持てる英知を教育力の向上に注ぐ決意を求めています。[2]
採用の仕組み。いまは事務職員の募集が出ていない
中国学園大学・中国短期大学の教職員募集のページは、中国学園大学、中国短期大学、大学事務局、各種様式ダウンロードの欄に分かれています。2026年9月28日時点で、大学と短大の欄には教員の公募が載っていますが、大学事務局の欄は現在募集は行っていないと書かれています。[1]
ページには履歴書の様式(様式第1~4号)のPDFとWordがありますが、事務職員の募集要項や過去の募集の記録は残っていません。[1]
職員が働く部署と仕事
事務組織図(令和8年5月1日現在)では、事務は法人事務局と大学事務局に分かれています。[3]
- 法人事務局 事務部:総務企画課、経理課
- 法人事務局 学園広報部:学園広報課
- 法人事務局 教学・アドミッション部:教学・アドミッション課(教務担当、入試担当)
- 大学事務局 学生支援部:学生支援課(学生支援担当、就職支援担当)
- 大学事務局 図書館:図書課
- そのほか:自己点検・評価室、学科事務、保健室、学生相談室、学生寮
学園広報の仕事
令和7年度事業報告書によると、令和7年1月1日に設置された学園広報戦略室が、学園のブランド価値向上と学生募集強化を目的に広報活動を進めました。ブランディングの強化、WebサイトやSNSでの発信、入試広報課と連携した学生募集広報、公式Webサイトのリニューアルなどに取り組んだと書かれています。[2]
学生確保では、入試広報課を中心に学生広報スタッフ(CGスマイル)の育成と活動の活性化を図り、マーケティングオートメーションのシステムを期中から導入しました。事業報告書は、導入から半年しかたっておらず効果が出ていないのも事実だとも書いています。[2]
就職支援と学生支援の仕事
就職支援では、各学部・学科の教員と就職支援センターの職員の連携を強めています。学生が就職支援センターの職員を知り、センターの利用を促すための相談会も開き、インターンシップ先や公務員試験、履歴書の自己PRなどの相談を受けました。[2]
学生支援では、定時制・通信制高校の出身者、高卒認定試験の合格者、外国人留学生の入学者が年々増え、奨学金を希望する学生も増えつつあり、日常業務が複雑化・増大化していると書かれています。より効率よく事務作業を行えるよう工夫し、他の部署と情報を共有して連携を深める必要があるとしています。[2]
勤務条件の手がかり
事務職員の募集要項が出ていないため、給与や勤務時間などの条件は公式には確かめられません。事務組織図からは、部署ごとに専任のほか嘱託・派遣・パートの人が配置されていることが分かります。[3]
事業報告書の運営基本方針には、安定した入学者確保に基づく財政的裏付けを社会に示し、地域社会からの信用獲得と学生をはじめとするすべてのステークホルダーの満足度を高めることを最優先にした学園運営を行うと書かれています。[2]
選考の流れと時期
中国学園大学の事務職員の選考の流れや時期は、2026年9月28日時点で公式サイトに書かれていません。教職員募集のページに、過去の事務職員募集の記録も残っていません。[1]
数字と年表で見る中国学園
- 1953(昭和28)年:学校法人平田洋裁学園の設立認可
- 1962(昭和37)年:中国女子短期大学を設置
- 2001(平成13)年:学校法人中国短期大学を学校法人中国学園に改称
- 2002(平成14)年:中国学園大学開学(現代生活学部人間栄養学科)
- 2006(平成18)年:大学院現代生活学研究科を開設、子ども学部子ども学科を開設
- 2015(平成27)年:国際教養学部国際教養学科を開設
令和7年度事業報告書によると、中国学園はこれまでに3万人を超える人材を社会に送り出しています。大学院には現代生活学研究科と子ども学研究科が置かれています。[2]
| 学科 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職決定率 |
|---|---|---|---|---|
| 人間栄養学科 | 56 | 55 | 54 | 98.2% |
| 子ども学科 | 73 | 72 | 72 | 100.0% |
| 国際教養学科 | 7 | 7 | 7 | 100.0% |
令和7年度の卒業生の就職内定率(5/1現在)は、大学と短期大学を合わせて97.8%で、内訳は大学99.3%、短期大学96.3%と示されています。[5]
中国学園大学の職員を目指す人がいまやること
- 中国学園大学・中国短期大学の教職員募集のページを定期的に確かめ、大学事務局の欄が更新されたらすぐに要項を読む
- 事務組織図で法人事務局と大学事務局の部署を確かめ、関心のある仕事を具体的に言えるようにする
- 令和7年度事業報告書を読み、学園広報や学生確保、就職支援で職員が取り組んでいることと課題を理解しておく
- 教学の理念「自律創世」を、自分の経験と結びつけて話せるようにする
- 他の大学の職員募集も並行して調べ、大学職員の業界ページで全体の選考時期をつかんでおく
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 中国学園大学・中国短期大学 教職員募集確認日:2026-09-28 / 中国学園大学・中国短期大学の教員公募と、大学事務局の欄(現在募集は行っていません)。大学サイトのヘッダー・フッターと法人(中国学園)のページも確かめたが、別の採用サイトへのリンクは無い(2026-09-28)
- 学校法人中国学園 令和7年度 事業報告書確認日:2026-09-28 / 情報公開からリンク。令和7年度中国学園運営基本方針、教学の理念、沿革、事業の概要(学部・学科、事務局及び機関の重点事業:学園広報、学生確保、就職支援、学生支援など)
- 学校法人中国学園 事務組織図(令和8年5月1日現在)確認日:2026-09-28 / 情報公開からリンク。法人事務局と大学事務局の部・課(事務部、学園広報部、教学・アドミッション部、学生支援部、図書館など)と、専任・嘱託・派遣・パートなどの配置。本文に中国学園大学の名前は無い
- 中国学園大学・中国短期大学 情報公開確認日:2026-09-28 / 事業報告書、財務、組織図、事務組織図、入学者推移、卒業・修了者数・就職者数などの一覧
- 中国学園大学・中国短期大学 令和7年度 卒業・修了者数・就職者数確認日:2026-09-28 / 情報公開からリンク。令和7年度卒業生の就職内定率(5/1現在)と学科別の卒業者数・就職希望者数・就職者数・就職決定率・進学、就職支援センターの学内相談会