どの大学の卒業生が中央学院大学の職員になっているのか
他大学が公表している進路資料では、就職先として中央学院大学(学校法人中央学院)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
法人が公表していること[2]
中央学院大学の公式サイトには、職員の出身大学や職員インタビューは載っていません。専任事務職員の求人票に書かれている応募資格は次のとおりで、出身大学を問う記述はありません。[2]
- 大学学部卒業、または大学院修士課程を修了(修了見込みの者も含む)していること
- 平成3年4月2日以降に生まれていること(長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、と求人票に理由が書かれています)
年齢の条件は、長く勤めてキャリアを積んでもらうためだと説明されています。既卒の若い人を想定した募集です。[2]
法人が求めている人(創立者の言葉と建学の精神)
採用情報の職員公募欄は、法人の創立者で仏教学者の高楠順次郎が残したと伝えられる言葉を引いています。建学の精神のページでは、その言葉は「誠実に謙虚に生きよ 温かい心で人に接し 奉仕と感謝の心を忘れるな 常に身を慎み 反省と研鑽を忘れるな」と書かれています。[1] [3]
そのうえで、本法人はこの理念の下、広く活躍できる有為な人材の育成を目指しており、この目標に力を合わせてくれる能力・技術を持った人の応募を待っていると書いています。[1]
建学の精神と教育の理念[3]
中央学院大学は、高楠順次郎の教えを受け継ぎ、「公正な社会観と倫理観の涵養」を建学の精神としています。教育の理念は、少数教育を通じて公正な社会観と倫理観を涵養し、人権感覚や共生意識を育み、社会に貢献できる有能な人材を育成することです。[3]
令和7年度の事業報告書の冒頭には、創立者の言葉について、生徒・学生向けより教職員に向けた言葉と理解した方が賢明である、という一文があります。職員にとっても、日々の仕事の指針として示されている言葉だと分かります。[4]
採用の仕組み。学校法人中央学院の通年採用
中央学院大学は私立大学で、職員は学校法人中央学院が独自の選考で採用します。専任事務職員の募集は、大学の採用情報のページの職員公募欄で告知され、求人票と指定の履歴書(エントリーシート)をダウンロードできます。[1]
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 応募 | 指定履歴書(エントリーシート)、成績証明書、卒業証明書を提出 |
| 応募締切 | 各月20日 |
| 一次審査 | 書類選考、適性検査 |
| 二次審査 | 小論文、面接試験(健康診断書は二次審査対象者のみ提出) |
| 選考の進め方 | 原則として月ごとに取りまとめて実施 |
採用年月日は「通年で採用のため、採用日については個別相談のうえ決定」とされ、採用後6か月間は試用期間です(試用期間中の待遇は同じ)。[2]
職員の仕事。大学と2つの高校
求人票の職務内容は、大学の教育研究支援・管理運営(学事、企画政策、入試広報、情報システム、総務財務など)と、高等学校の事務全般です。[2]
| 勤務先 | 所在地 |
|---|---|
| 中央学院大学(法人本部) | 千葉県我孫子市久寺家451 |
| 中央学院大学中央高等学校 | 東京都江東区亀戸7-65-12 |
| 中央学院高等学校 | 千葉県我孫子市都部765 |
大学の事務だけでなく、法人が運営する高等学校の事務に就く可能性もある募集です。勤務時間は、大学が8:30〜18:00の間のシフト勤務で実働7時間、高校が8:30〜17:00の間のシフト勤務で実働7時間です(いずれも休憩1時間を含む)。[2]
事業報告書に書かれた職員の採用と育成[4]
令和7年度の事業報告書は、事務職員の採用・育成及び研修の項で、要員・採用計画に基づいた募集・採用と研修を行うとしています。その年度の実績として、退職者活用の点から2名を嘱託職員として採用したこと、人材育成の点から1名の職員を子会社へ出向させたこと、AIに関する研修を行ったことが書かれています。次の課題には、柔軟性のある採用方法を制度化することが挙がっています。[4]
同じ報告書の財務の項には、職員は新規採用に至らず、結果的に人件費を抑制したとも書かれています。[4]
求人票に書かれている条件(既卒向け)
2026年9月27日時点で掲載されている専任事務職員の求人票(令和8年6月15日付)の条件です。〈既卒〉向けの求人であることに注意して読んでください。[2]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用職種 | 専任事務職員 |
| 募集人数 | 1名 |
| 応募資格 | 大学学部卒業または大学院修士課程を修了(修了見込みの者も含む)し、かつ平成3年4月2日以降生まれ |
| 採用年月日 | 通年採用。採用日は個別相談のうえ決定 |
| 試用期間 | 採用後6か月(待遇は同一) |
| 休日・休暇 | 日曜・祝日(土曜は業務がない限り休暇扱い)、創立記念日、年末年始、夏季・冬季休暇、年次有給休暇(初年度10日) |
| 本俸 | 初任給は経験年数を考慮し確定 |
| 諸手当 | 通勤手当、住宅手当、家族手当など |
| 賞与・昇給 | 賞与あり(7月・12月)、昇給年1回 |
| 社会保険等 | 日本私立学校振興・共済事業団(健康保険・年金)、雇用保険、労災保険 |
| 定年 | 65歳 |
初任給は金額が書かれておらず、経験年数を考えて決めるとされています。[2]
募集の時期。通年採用で毎月20日締切
いま出ている専任事務職員の募集は通年採用で、応募締切は各月20日、選考は原則として月ごとにまとめて行われます。求人票の日付は2026年6月15日です。[2]
学部の卒業見込みの人を対象にした新卒の募集は、2026年9月27日時点で出ていません。次の募集時期は推測で書きません。採用情報のページの職員公募欄を定期的に確かめてください。[1]
公開されている数字。大学の専任職員68人
数字は、学校法人中央学院と中央学院大学が公表しているものだけを並べます。[4] [2] [5]
| 学校区分 | 専任教員 | 非常勤教員 | 専任職員 |
|---|---|---|---|
| 中央学院大学 | 79 | 120 | 68 |
| 中央学院大学中央高等学校 | 24 | 13 | 3 |
| 中央学院高等学校 | 56 | 29 | 5 |
求人票には、法人の専任教職員数として職員85名、教員157名と書かれています。[2]
| 学部 | 入学定員 | 収容定員 | 在籍学生数 | 収容定員充足率 |
|---|---|---|---|---|
| 商学部 | 360 | 1,440 | 1,458 | 1.01 |
| 法学部 | 260 | 1,040 | 883 | 0.85 |
| 現代教養学部 | 100 | 400 | 253 | 0.63 |
大学院は商学研究科(修士課程)で、在籍学生数は20人です。[5]
30日でやること。既卒での応募を含めて考える
ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例です。[1]
- 1〜3日目:採用情報の職員公募欄をブックマークし、募集の中身が変わっていないか定期的に確かめる
- 4〜10日目:創立者の言葉と建学の精神を読み、自分の経験で当てはまる場面を書き出す
- 11〜17日目:求人票の職務内容(学事・企画政策・入試広報・情報システム・総務財務・高校事務)から、関心のある仕事を2つ選ぶ
- 18〜24日目:既卒向けの募集であることを踏まえ、卒業後にどんな経験を積んでから応募するかを考える(大学院修士課程の修了見込みなら応募資格に含まれる)
- 25〜30日目:二次審査に小論文があることを踏まえ、大学職員をテーマに800字程度の文章を書いてみる
志望動機も、公式に書かれている事実から組み立てます。創立者の言葉を教職員への指針として示していること、大学と2つの高校を持つ法人であること、少数教育で公正な社会観と倫理観を育てることを掲げていること。これらに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[1] [4] [3]
採用の条件・日程・待遇は年度や募集ごとに変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 中央学院大学 採用情報確認日:2026-09-27 / 職員公募欄(令和8年度中途採用者の専任事務職員の募集、創立者の言葉)、教員公募の状況(2026年9月27日確認)
- 学校法人中央学院 令和8年度 求人票〈既卒〉確認日:2026-09-27 / 令和8年6月15日付:法人の概要と教職員数、採用職種・職務内容、募集人数、応募資格、採用年月日、勤務地、勤務時間、休日、待遇、選考、応募方法
- 中央学院大学 建学の精神・教育の理念確認日:2026-09-27 / 建学の精神、教育の理念
- 学校法人中央学院 令和7年度 事業報告書確認日:2026-09-27 / 教職員の本務・兼務別の人数(2025年5月1日現在)、事務職員の採用・育成及び研修、職員の新規採用
- 中央学院大学 入学定員・収容定員・在籍学生数・収容定員充足率確認日:2026-09-27 / 2026年5月1日現在の学部・大学院の在籍学生数