どの大学の卒業生が、ビジネス・ブレークスルー大学の職員になっているのか

企業の記事と同じように、まず「どこの卒業生が、ここで働いているのか」から見ていきます。‌​​‌​​‌‌​‌‌‌‌‌‌​​‌​‌‌‌‌​‌​​​‌​‌​‌‌‌​​​​‌‌​‌‌‌​​‌​​​‌​​​​‌​​​​‌​​

他大学の進路資料では確認できなかった

他大学が公表している進路資料では、就職先としてビジネス・ブレークスルー大学(株式会社Aoba-BBT)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。

大学は職員の出身大学を公表していない[1] [3]

ビジネス・ブレークスルー大学の公式サイトと情報公開のページには、採用した職員の出身大学や、職員の紹介・インタビューは載っていません。どの大学の卒業生が職員になっているかを、大学の側の資料で確かめることはできませんでした。[1] [3]

そのかわり、大学の運営の仕組みと、職員の育成(SD)で重視していることは公表されています。これは後の節で見ます。[1] [4]

公式サイトが書いていること。株式会社による大学

ビジネス・ブレークスルー大学の「運営組織」のページは、最初に「ビジネス・ブレークスルー大学は、東京都千代田区「キャリア教育推進特区」認定の株式会社による大学です。」と書いています。[1]

千代田区が申請した「キャリア教育推進特区」が2003年10月24日に認定され、区内で株式会社による学校の設置ができるようになりました。そこで株式会社Aoba-BBT(旧:株式会社ビジネス・ブレークスルー)が専門職大学院の設置認可を受け、2005年4月1日に開学しました。その後、2010年4月に経営学部を設置し、大学名をビジネス・ブレークスルー大学にしたと書かれています。[1]

ビジネス・ブレークスルー大学の概要(運営組織のページより)
項目内容
学部・学科経営学部 グローバル経営学科、デジタルビジネスデザイン学科
専門職大学院経営学研究科 経営管理専攻
設置主体株式会社Aoba-BBT(旧:株式会社ビジネス・ブレークスルー)
所在地麹町校舎・六番町校舎(東京都千代田区)
[1]

職員の採用について、大学の公式サイトには何も書かれていません。大学のトップページのメニューにも、設置主体の株式会社Aoba-BBTの公式サイトにも、2026年9月27日時点で採用情報のページへの入口は見当たりませんでした。[5] [2]

採用の仕組み。株式会社が設置する大学の職員

多くの私立大学では、学校法人が職員を採用します。ビジネス・ブレークスルー大学では、大学を設置しているのが株式会社Aoba-BBTなので、学校法人は出てきません。[1]

大学の職員が株式会社Aoba-BBTの社員として採用されるのか、どのような選考で採用されるのかは、大学と会社の公式サイトには書かれていません。求人サイトなどの情報もこの記事では使っていないので、推測で書くことはしません。[1] [2]

SDの強化項目から見えること[4]

大学の「FD・SD」のページは、学生に均一なサポートを持続的に提供できるよう、スタッフディベロップメント(SD)に取り組んでいると書き、強化項目を一般領域と教育機関領域に分けて挙げています。[4]

SDの強化項目(FD・SDのページより)
領域項目
一般領域学生満足度を高めるための認識合わせ
一般領域コンプライアンス上の知識の習得
一般領域グローバルリーダー教育に携わる者として最低限の英語力の強化
一般領域社内管理規定・マニュアルの整備と浸透、社内管理システムの整備
教育機関領域インストラクショナル・デザイン等の「教える」ことに関する知識、経験の修得
教育機関領域教育機関を管理運営する事務方としての実務知識
教育機関領域学校教育法等の法令等の基礎知識
教育機関領域MBA教育の基礎知識
[4]

一般領域に「社内管理規定・マニュアルの整備と浸透、社内管理システムの整備」とあり、会社の組織としての管理の仕組みがSDの対象になっています。教育機関領域には「教育機関を管理運営する事務方としての実務知識」や学校教育法などの法令の知識が挙がっていて、会社の中で大学の事務を担う人に、学校の運営の知識が求められていることが分かります。[4]

職員の仕事。大学事務局と委員会

職員の仕事を紹介するページは公開されていないので、大学の情報公開から、大学の運営の組織を見ます。[3]

情報公開には、学長・副学長のほかに事務総長の役職があり、大学事務局には事務局長代行と教務部長が置かれていると書かれています。大学事務局の中の部署の構成は、情報公開には書かれていません。[3]

主な委員会[3]

  • 教授会
  • 大学協議会
  • 自己点検・評価委員会
  • 学生支援委員会
  • カリキュラム委員会
  • ハラスメント防止委員会
  • FD委員会
  • SD委員会
  • 紀要委員会
  • 倫理審査委員会
  • 研究不正行為等調査委員会
  • 安全保障輸出管理委員会
[3]

SD委員会が置かれていることから、職員の育成が大学の組織として位置づけられていることが分かります。大学にはキャリアセンター、総合研究所、ビジネスインキュベーションセンターもあります。[3]

オンラインで学ぶ大学の事務[1] [2]

株式会社Aoba-BBTの会社概要では、事業内容の最初に「オンライン大学の運営」を挙げています。学生の多くは遠隔で学ぶため、学習の支援や学生対応もオンラインが中心になります。会社は大学のほかに、法人・個人向けのマネジメント教育やインターナショナルスクールの運営も行っています。[2]

校舎は東京都千代田区の麹町校舎と六番町校舎です。職員がどの校舎で、どのような働き方をするのかは、公式サイトには書かれていません。[1]

応募できる条件と待遇

公開されている情報から分かることを並べます。条件として確定した情報ではありません。[1] [2] [4]

公開されている情報から分かること
項目内容
設置主体株式会社Aoba-BBT(旧:株式会社ビジネス・ブレークスルー)
会社の設立1998年4月8日
会社の上場証券コード 2464。2023年に東京証券取引所 スタンダード市場へ移行
会社の従業員数667名(2023年3月31日現在)
職員の育成SDの強化項目として、一般領域と教育機関領域の項目を公表
所在地東京都千代田区(麹町校舎・六番町校舎)
[1] [2] [4]

会社の従業員数667名は、大学だけでなく、インターナショナルスクールや企業研修などの事業を含む会社全体の人数です。大学の職員が何人いるかは、公式サイトでは確かめられません。[2]

募集の時期。公式サイトでは確かめられない

2026年9月27日時点で、ビジネス・ブレークスルー大学と株式会社Aoba-BBTの公式サイトには、職員の募集の案内が出ていません。次の募集がいつ出るかは、この記事では推測で書きません。[5] [2]

公式サイトには、過去の新卒職員の募集要項や、いつ募集を行ったかの記録も見当たりませんでした。例年の時期を公式の資料で確かめることはできません。[5]

大学の職員として働きたい場合は、ビジネス・ブレークスルー大学の公式サイトと、設置主体の株式会社Aoba-BBTの公式サイトの両方を定期的に確かめることが、公式に確かめられる方法です。[5] [2]

公開されている数字。学部の在籍学生189人

数字は、ビジネス・ブレークスルー大学の情報公開と、株式会社Aoba-BBTの会社概要が公表しているものだけを並べます。[3] [2]

在籍学生数(令和8(2026)年5月1日現在)
学科入学定員収容定員在籍学生数
グローバル経営学科40190135
デジタルビジネスデザイン学科2011054
学部 計60300189
[3]
教員数(令和8(2026)年5月1日現在)
区分男女計
学部21324
大学院19625
[3]

会社概要によると、2024年8月末時点で、ビジネス・ブレークスルー大学経営学部の卒業生は804名、ビジネス・ブレークスルー大学院(MBA)の修了生は1,744名です。[2]

30日でやること。株式会社立の大学として調べる

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[1]

  1. 1〜3日目:ビジネス・ブレークスルー大学と株式会社Aoba-BBTの公式サイトを開き、職員や社員の募集が出ていないかを確かめる。以後も定期的に見る
  2. 4〜7日目:運営組織のページを読み、株式会社が大学を設置している仕組みと、学校法人の大学との違いを自分の言葉でまとめる
  3. 8〜14日目:FD・SDのページのSDの強化項目を読み、オンライン大学の事務で求められる知識(法令、学生対応、英語など)を書き出す
  4. 15〜21日目:会社概要で、大学以外の事業(企業研修、インターナショナルスクール)を調べ、会社全体の中で大学の仕事がどう位置づくかを考える
  5. 22〜30日目:ビジネス・ブレークスルー大学と並行して、ほかの大学の職員採用も調べる。募集が出ていない大学だけを待たない
[1] [2] [4] [5]

株式会社が設置する大学では、大学の職員として働くことが、会社の一員として働くことにつながる可能性があります。公式サイトで確かめられることは限られますが、運営の仕組みとSDで重視されていることを先に理解しておくことが、募集が出たときの準備になります。[1] [4]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. ビジネス・ブレークスルー大学 運営組織確認日:2026-09-27 / 株式会社による大学であること、キャリア教育推進特区と開学の経緯、名称・学部学科・専門職大学院・設置主体・所在地
  2. 株式会社Aoba-BBT Aoba-BBTを知る(会社概要)確認日:2026-09-27 / 大学の情報公開のページからリンク(「会社概要」)。設立、上場、従業員数(2023年3月31日現在)、事業内容、アルムナイの数(2024年8月末時点)。採用情報のページへのリンクは見当たらない
  3. ビジネス・ブレークスルー大学 情報公開確認日:2026-09-27 / 主な委員会組織、役職と大学事務局、教員数と在籍学生数(令和8(2026)年5月1日現在)
  4. ビジネス・ブレークスルー大学 FD・SD確認日:2026-09-27 / 情報公開のページからリンク。SD(スタッフディベロップメント)の取り組みと強化項目
  5. ビジネス・ブレークスルー大学 トップページ確認日:2026-09-27 / サイトのメニュー(職員の採用情報のページへの入口なし)