どの大学の卒業生が青森大学の職員になっているか

他大学が公表している進路資料では、就職先として青森大学(学校法人青森山田学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。[1]‌‌​‌​‌‌​​​​‌‌‌​​​​‌‌‌​​​​​‌‌​​​‌​‌​​​‌​‌​‌‌‌‌​‌​​​​​​​‌​‌​‌‌​‌​​

青森大学自身が公表している2026年3月卒業生の就職先(ソフトウェア情報学部)には、「教育、学習支援業」の欄に高校や中学校と並んで学校法人青森山田学園の名前があります。ただし学園は青森山田高等学校、青森山田中学校、幼稚園も設置していて、一覧には職種も書かれていないため、大学の職員になった人かどうかは分かりません。この記事では数えていません。[14] [8]

青森大学が公表していること

青森大学の公式サイトには、職員の出身大学や職員紹介は載っていません。職員について公開されているのは、情報公開2026の「教職員数」です。2026年5月1日現在の職員数は次のとおりです(令和8年度学校基本調査に基づき、法人職員兼務等を除く)。[1] [3]

  • 本務者の事務系:男性28人、女性18人
  • 本務者のその他:男性3人、女性1人
  • 本務者の計:50人(男性31人、女性19人)
  • 兼務者:12人
  • 教員数(学長・副学長を含む):87人
[3]

学園の令和7年度事業報告書も、令和7年5月1日現在の青森大学の教職員を載せていて、職員は専任45名、任期付・非常勤14名、教員は専任82名、任期付・非常勤57名です。集計の基準や時点が情報公開の数字とは違います。[5]

青森大学が大切にしていること

建学の精神は、学問の府にふさわしい教育研究と人材養成により、文化の発展及び人類の福祉に貢献するとともに、地域社会の向上に資する大学として、地域社会に貢献し、地域社会とともにいきることです。[9]

基本理念には、青森の豊かな自然と文化の中で人間性と確かな教養を培い、社会に役立つ基礎学力、技術及び専門知識を身に付けさせる実践的な教育を行うこと、教員と学生の親密なコミュニケーションを通じて個々の学生の能力を十分に引き出す親身な指導を行うこと、大学の知的財産を活用して地域に貢献し、地域から愛される大学を目指すことの3つが挙げられています。[9]

中期的計画が教職員に求めていること

青森大学の中期的計画(令和7年度~11年度、令和7年10月22日)は、本学を支える全教職員が本学の目指す理想像を共有し、その達成に向けて組織的かつ効果的に業務を展開できるよう、中期的計画が「道しるべ」の役割も担うと書いています。[7]

同じ計画は、本学のブランド構築の根幹は学生の成功体験であり、教職員の業務・成果は学生の成功によって評価されるという考え方を周知徹底するとしています。学生が自らの目的を見据えて生涯にわたって学び続ける姿勢を身につけ、その達成を支援することが教職員にとって最も重要な仕事で、この視点をFD・SD等を通じて全教職員に浸透させていくと書かれています。[7]

計画によると、日本高等教育評価機構の評価で優れた点とされたものの一つが、教員と職員が協働する教職協働の体制により、綿密なコミュニケーションのもとで学修支援の実行力が高まっていることでした。[7]

採用の仕組み。公式に職員募集のページが無い

青森大学の公式サイトには、2026年9月27日時点で職員の採用ページや募集要項が見当たりません。大学サイトの「教員公募」の分類に載っているお知らせは「ソフトウェア情報学部 教員公募」1件で、内容は「ソフトウェア情報学部では、現在教員の公募は行っておりません。」です。[1] [2]

学園が公表している採用の方針

中期的計画によると、文部科学省による集中経営指導法人の指定が第2サイクルに入ったことを受け、学校法人青森山田学園全体の経営改善計画が令和7年度から令和11年度を対象に策定されました。青森大学はこれに合わせて第4次中期的計画を新たに策定したと書いています。[7]

学園の令和7年度事業報告書は、青森大学の事業計画の一つに「業務の効率化による新規採用者の抑制と効果的な人員配置」を掲げ、業務の効率化により新規採用者数を必要最小限に留めるとしています。実施結果として、新規採用者の抑制に努め、令和8年度は教職員を含め8名の採用に留めたと書かれています。今後の課題としては、各部局の年間業務を明確化し、IR機能とAIの利活用を強化することなどで、新規採用者の抑制に努めたいとしています。[5]

法人全体では、人事的施策による人件費削減の項目で、前年度の退職者34名に対して新規採用を25名に抑えたと書いています。人事考課は令和7年度は見直しの時期として中止し、令和8年度から本格的に再開する予定です。外部研修については、情報収集と積極的な派遣に努めたとは言えないとし、今後は外部研修の案内の周知方法とより積極的な派遣を進めるとしています。[5]

職員の仕事と組織

令和8年4月1日現在の組織図によると、青森大学の事務組織は、事務局(総務課、会計課、教務課、学生課)、東京キャンパス事務室とむつキャンパス事務室、学生募集戦略局(入試課、キャリア支援課、研究推進・社会連携課、広報室、高大連携推進室)で構成されています。学校法人の法人本部には総務部、財務部、企画調整部が置かれています。[8]

委員会の一覧にはFD・SD委員会があり、東京キャンパス強化タスクフォースや薬学部強化タスクフォース、入学者選抜・継続支援管理委員会なども並んでいます。[8]

事業報告書によると、令和7年度は法人本部と大学事務局が同一の事務室で業務を行い、連携が進みました。DX化による業務の効率化では、Microsoftのteamsを活用したデジタル決裁やオンライン共有がさらに進んだと書かれています。東京キャンパス強化タスクフォースでは、教職協働体制で就職支援の拡充・早期化への対応策などを企画・運営していくとしています。[5]

キャンパスは、青森市幸畑の青森キャンパスのほか、沿革によると2019年に東京キャンパス(総合経営学部)、2022年にむつキャンパス(総合経営学部、社会学部、ソフトウェア情報学部)が開設されました。薬学部は青森キャンパスにあります。[9] [10] [8]

応募できる条件と働き方の計画

2026年9月27日時点で職員の募集が公式サイトに出ていないため、応募資格、初任給、勤務時間、休日などの待遇は確かめられません。[1]

一方で、学校法人青森山田学園は、女性活躍推進法及び次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を公開しています。教職員がその能力を発揮し、仕事と生活の調和を図り働きやすい雇用環境整備を行うための計画で、計画期間は令和8年4月1日~令和12年3月31日の4年間です。[12] [13]

  • 目標1:計画期間における男性の育児休業取得率を30%以上とする(令和9年4月から育児休業取得開始日から7日間を有給とする制度を導入)
  • 目標2:全教職員の時間外・休日労働時間の計画期間内の平均を各月30時間未満とする(管理職研修を年2回、DX化による事務の効率化など)
  • 目標3:教職員のワーク・ライフ・バランスを確保するため、勤務間インターバル制度を導入する(令和9年4月から制度の導入)
  • 目標4:令和9年4月までに、時間外労働を削減するため、ノー残業デーを設定、実施する
[13]

募集の時期

青森大学の事務職員の募集は、2026年9月27日時点で公式サイトに掲載されていません。過去の職員募集の日程も公式サイトには残っていないため、例年いつ募集が出るかは確かめられません。[1]

公開されている数字

情報公開2026(2026年5月1日時点)によると、青森大学の在学者数は1,171人です。学部別では総合経営学部551人、社会学部169人、ソフトウェア情報学部247人、薬学部204人です。2026年度の入学者は261人で、令和8年度より社会学部は募集停止のため入学者はいません。2025年度の卒業者数は254人です。[11]

2026年度の入学定員は、総合経営学部130人、ソフトウェア情報学部90人、薬学部50人です。事業報告書は、社会学部の学生募集停止にともない、令和8年度から入学定員が320名から270名になると書いています。[11] [5]

教職員数(2026年5月1日現在)は、教員が87人(学長1人、副学長4人、総合経営学部20人、社会学部14人、ソフトウェア情報学部19人、薬学部29人)、職員が本務者50人、兼務者12人です。[3]

学園の成り立ち

沿革によると、学園の始まりは1918年に創設者の山田きみが設立した裁縫塾です。1951年に青森山田高等学校、1962年に青森短期大学が開学し、1968年に経営学部経営学科を置いて青森大学が開学しました。1981年に社会学部、2004年にソフトウェア情報学部と薬学部を開設しています。2013年に大学院を廃止し、青森短期大学を閉校しました。2018年に学園は創立100周年、青森大学は開学50周年を迎えています。[10]

30日でやること

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば採用されるという意味ではありません。

  • 1〜3日目:青森大学と学校法人青森山田学園の公式サイトのお知らせを確かめ、職員の募集が出ていないか確認する
  • 4〜8日目:学園の令和7年度事業報告書を読み、新規採用者の抑制と人員配置について学園が何を書いているかをまとめる
  • 9〜13日目:青森大学の中期的計画を読み、「学生の成功」を支える職員の仕事を自分の言葉で説明できるようにする
  • 14〜17日目:組織図で事務局と学生募集戦略局の課を確かめ、自分の経験が役立ちそうな仕事を書き出す
  • 18〜21日目:一般事業主行動計画を読み、学園が教職員の働き方で何を変えようとしているかを確かめる
  • 22〜26日目:青森、東京、むつのどのキャンパスで働くことになっても通えるかを考える
  • 27〜30日目:採用が限られることを前提に、青森県内や東北のほかの大学の職員採用も並行して調べる
[1] [5] [7] [8] [13] [10]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、青森大学のトップページ、教員公募、情報公開2026(教職員数、入学者数・在学者数、中期的計画)、組織図、建学の精神、沿革と、学校法人青森山田学園の令和7年度事業報告書、財務情報、一般事業主行動計画で確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に、必ず最新の公式情報を確認してください。自分の経験をどう話に組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 青森大学 トップページ確認日:2026-09-27 / お知らせ、学部・学科、キャリア支援、学生生活、入試情報への入口と、青森・東京・むつの各キャンパスへのリンク。職員の採用ページへのリンクは無い
  2. 青森大学 教員公募(分類ページ)確認日:2026-09-27 / 「教員公募」の分類に載っているお知らせは「ソフトウェア情報学部 教員公募」1件で、「ソフトウェア情報学部では、現在教員の公募は行っておりません。」と表示
  3. 青森大学 教職員数(情報公開2026)確認日:2026-09-27 / 情報公開2026のページからリンクされたPDF(2026.6.25掲載)。2026年5月1日現在の教員数(学長・副学長・学部別、計87)、兼務者数、職員数(本務者 事務系 男28・女18、その他 男3・女1、計50。兼務者12)。令和8年度学校基本調査に基づき法人職員兼務等を除く
  4. 青森大学 情報公開2026確認日:2026-09-27 / 学部・学科ごとの教育研究上の目的、教職員数、入学者数・在学者数、ガバナンス・コード点検結果、中期的計画、財務情報など31項目の公開
  5. 学校法人青森山田学園 令和7年度事業報告書確認日:2026-09-27 / 学園の財務情報のページからリンクされたPDF。教職員の概要(令和7年5月1日現在:青森大学 教員 専任82・任期付/非常勤57、職員 専任45・任期付/非常勤14)、法人本部の支出削減策(退職者34名に対し新規採用25名、外部研修、人事考課、法人本部と大学事務局の同一事務室)、青森大学の事業計画と実施結果(社会学部の学生募集停止、業務の効率化による新規採用者の抑制、令和8年度は教職員含め8名の採用)
  6. 学校法人青森山田学園 財務情報確認日:2026-09-27 / 平成26年度から令和7年度までの事業報告書、監査報告書、財産目録、計算書類などの掲載
  7. 青森大学の中期的計画(令和7年度~11年度)確認日:2026-09-27 / 情報公開2026のページからリンクされたPDF。令和7年10月22日、青森大学学長。第4次中期的計画の位置づけ(集中経営指導法人の指定と学園の経営改善計画)、日本高等教育評価機構の評価で優れた点とされた教職協働、教職員の仕事についての考え方とFD・SD
  8. 学校法人青森山田学園 組織図・令和8年度青森大学組織構成図確認日:2026-09-27 / 大学案内のページからリンクされたPDF(R8.4.1)。法人本部(総務部・財務部・企画調整部)、青森大学の事務局(総務課・会計課・教務課・学生課)、東京キャンパス事務室・むつキャンパス事務室、学生募集戦略局(入試課・キャリア支援課・研究推進・社会連携課・広報室・高大連携推進室)、FD・SD委員会などの委員会
  9. 青森大学 建学の精神・基本理念・教育研究上の目的確認日:2026-09-27 / 建学の精神、基本理念(3項目)、全学と各学部の教育・研究目的、所在地
  10. 青森大学 沿革確認日:2026-09-27 / 1918年の創設者山田きみの裁縫塾設立から、1968年の青森大学開学、2004年のソフトウェア情報学部・薬学部開設、2019年の東京キャンパス開設、2022年のむつキャンパス開設、2024年の理事長就任まで
  11. 青森大学 入学者数、収容定員、在学者数、卒業者数(情報公開2026)確認日:2026-09-27 / 情報公開2026のページからリンクされたPDF(2026.6.25掲載、2026年5月1日時点)。2026年度の入学者数・入学定員・収容定員・在学者数、2025年度の卒業者数。令和8年度より社会学部は募集停止
  12. 学校法人青森山田学園 一般事業主行動計画確認日:2026-09-27 / 学園の取組みのページ。教職員が能力を発揮し、仕事と生活の調和を図り働きやすい雇用環境整備を行うための一般事業主行動計画(PDF)の掲載
  13. 学校法人青森山田学園 女性活躍推進法及び次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画確認日:2026-09-27 / 一般事業主行動計画のページからリンクされたPDF。計画期間 令和8年4月1日~令和12年3月31日、目標1〜4(男性の育児休業取得率、時間外・休日労働時間、勤務間インターバル制度、ノー残業デー)と対策
  14. 青森大学 2026年3月卒業生就職先(ソフトウェア情報学部)確認日:2026-09-20 / 入れなかった理由。青森大学自身の就職先一覧(2026年5月25日掲載)の「教育、学習支援業」の欄に、青森県立弘前中央高等学校・仙台市立富沢中学校と並んで「学校法人青森山田学園」。法人は高校・中学校・幼稚園も設置し、職種の記載も無いため、節1の表には入れない