国際関係学部は2025年度、希望者121人のうち120人が就職

中部大学が2026年5月集計として公表した2025年度の国際関係学部・国際学科の就職状況は、就職希望者121人、就職者120人、就職率99.2%です。[1]

公式の就職状況
項目公表値
就職希望者121人
就職者120人
就職率99.2%
[1]

就職率の分母は就職希望者です。卒業生全員に対する割合や、海外に関わる仕事へ就いた割合ではありません。実績を確認した後は、どんな職種で働きたいかと、その募集条件を調べることが必要です。[1]

「国際関係学部なら航空や旅行しかないのか」と迷う人も、公式の掲載先を見ると、メーカー、金融、情報関連などを含めて候補を検討できます。学部名だけから業界を一つに決めないようにしましょう。

航空・観光、メーカー、金融などの仕事を比較する

主な就職先には、JALスカイ、スカイマーク、ANA新千歳空港、JR東海、ジェイアール東海ホテルズ、星野リゾート、トヨタ自動車、豊田自動織機、スズキ、富士ソフト、りそな銀行などが掲載されています。[1]

官公庁では市役所や警察などの例があり、進学先には国内外の大学院が掲載されています。ただし、大学院進学の例を企業への採用実績に含めないよう、区分を分けて確認しましょう。[1]

一覧だけでは各企業の採用人数、職種、勤務地は分かりません。航空関連でも航空会社本体と空港業務を担う法人は異なり、メーカーでも海外業務に配属されたとは限りません。現在の募集職種から調べます。[1]

候補を比べる質問
関心確認すること
航空・空港雇用する法人、担当業務、勤務地、勤務形態
観光・ホテル接客・営業等の職種、配属、研修
メーカー製品、顧客、募集職種、海外との関わり
金融・情報提供するサービス、担当、必要な学習
進学・公務員出願・受験条件、分野、期限

「外国語を使えるか」だけでなく、何のために誰とやり取りする仕事かを考えましょう。業務の内容と語学の使い方をセットで理解すると、会社ごとの違いを見つけやすくなります。

語学と地域研究を、情報を確かめる経験として伝える

国際関係学部は、政治・経済・社会・文化などを総合的に学び、英語・中国語や地域言語を学ぶことを説明しています。少人数ゼミ、ハイブリッド・プロジェクト、地域研究なども紹介されています。[2]

自己PRでは「国際的な視野がある」と結論だけを述べず、どのテーマで、どんな資料を読み、考えがどう変わったかを整理します。外国語を読んだ経験なら、分からない表現や背景をどう調べたかも材料になります。

学びを振り返る観点
経験具体化すること
地域研究一つの出来事を複数の立場から調べた過程
語学理解しにくい表現を確認した方法
共同プロジェクト関心の違うメンバーと目標を決めた過程
フィールドワーク聞き取った内容と自分の解釈を分けたこと
発表相手に合わせて説明を変えたこと

大学が紹介する活動を全員の経験として扱わず、自分が実際に参加したものを選びます。海外留学がなくても、授業の調査や共同課題から、情報収集・整理・説明の工夫を振り返れます。

語学試験のスコアは試験名と受験時期を正確に記載し、業務でできることは実際の経験から説明します。点数だけで交渉や専門的な業務までできると広げないことが大切です。

「海外に行きたい」を志望理由へ具体化する

海外に関心があることは進路の出発点になりますが、勤務地の希望だけでは、その企業で何をしたいかが伝わりにくくなります。扱う商品やサービス、顧客、募集職種を調べたうえで、なぜ関心を持ったのかを整理しましょう。

  • 関心を持った国・地域やテーマは何か
  • どの授業・経験から関心が深まったか
  • 応募先のどの事業と関わるか
  • 募集職種ではどんな仕事を担当するか
  • 足りない知識を入社前後にどう学びたいか

海外事業がある企業でも、入社直後の海外赴任や希望地域への配属が保証されるとは限りません。説明会では、新卒の配属、語学を使う業務、異動の仕組みを確認します。

反対に、国内で働きながら海外の顧客や多様な背景を持つ人と関わる仕事も検討できます。海外勤務という条件を絶対にしたいのか、国際的なテーマや交流に関心があるのかを分けると、候補を比較しやすくなります。

国際関係の学びから社会課題に関心を持った場合も、企業がその課題をすべて解決できると断定せず、公開されている事業と、自分が担当する仕事の範囲を調べましょう。

異なる説明を比較した経験の架空例

「地域の課題を調べる授業で、私は資料の整理を担当しました。同じ出来事でも資料によって説明が異なったため、発表前に発行時期と対象を確認しました。主張を一つにまとめるだけでなく、共通する点と意見が分かれる点を分けて説明しました。」

これは構成を示す架空例で、中部大学の実際の授業や内定事例ではありません。自分が調べたテーマ、担当、確認した資料、結果に置き換えてください。

  • どこに説明の違いを見つけたか
  • 発行時期や対象の何を確認したか
  • チームの中で自分が担った部分はどこか
  • 説明を変えて伝わりやすくなった点は何か
  • 調べた範囲だけでは分からないことは何か

自分に都合のよい結論だけを選ぶのではなく、違いの理由を調べて整理した過程が、仕事への取り組み方を伝える材料になります。実施していない調査や成果を加えず、面接で詳しく説明できる範囲を選びましょう。

共同活動の経験なら、他の学生の意見や地域の人の個人情報を詳しく示す必要はありません。自分の確認方法や提案を中心に話します。

C-NETの求人と先輩体験記で、次の準備を決める

中部大学は2年次秋からの就職ガイダンスや、個別相談・履歴書添削・模擬面接などを案内しています。C-NETでは大学に届く求人票や先輩の活動体験記の検索・閲覧、行事申込などができます。[3] [4]

先輩の体験記は、応募先の理解や準備を考える材料になります。ただし、選考方式や条件は年度により異なる場合があるため、現在の募集要項を基準に確かめましょう。

相談前に用意するもの
項目内容
求人法人・職種・条件・締切
希望業務・勤務地・語学への関心
経験調査や共同課題で工夫したこと
相談事項選択肢、書類、面接で迷う点

大学名への不安だけを調べ続けるより、応募できる仕事と準備する内容を見える形にしていきましょう。逆転就活塾の無料相談でも、航空・観光以外への候補の広げ方や、語学・地域研究の経験を自己PRへ整理する準備を相談できます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 中部大学|就職実績確認日:2026-09-09 / 2025年度・2026年5月集計の国際関係学部実績
  2. 中部大学|国際関係学部確認日:2026-09-09 / 言語・地域研究、少人数ゼミ、プロジェクト
  3. 中部大学|キャリア教育支援体制確認日:2026-09-09 / ガイダンス・個別支援
  4. 中部大学|C-NET確認日:2026-09-09 / 大学求人・先輩の活動体験記・行事申込